作成日:2026.07.28
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※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。
容量市場2030年度の全日程が確定 ― 7月30日に要綱公表、8月3日から登録、応札は10月13日から23日まで
OCCTOは第75回容量市場検討会で、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の日程を確定した。7月30日に募集要綱と需要曲線を同日公表し、8月3日から参加登録が始まる。応札受付は10月13日から23日、約定結果の公表は12月頃である。
このページの要点
- 7月30日に募集要綱と需要曲線を同日公表(対象実需給年度2030年度)
- 参加登録は8月3日開始、応札受付は10月13日から10月23日、約定結果の公表は12月頃
- 登録実務が8月頭から動くため、応札予定者は社内スケジュールを即日逆算する必要がある
出典:電力広域的運営推進機関 第75回 容量市場の在り方等に関する検討会 資料3(2026年7月28日)。
出願期間・試験日・合格発表がまとめて発表された状態である。日付は動かないので、あとは受験する側が逆算して間に合わせるしかない。
確定した日程 ― 7月30日の要綱公表から12月頃の約定結果公表まで
ここから約定まで、事業者側が動かせない日付が6つ並ぶ。
図1:2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の確定日程
出典:電力広域的運営推進機関 第75回 容量市場の在り方等に関する検討会 資料3。
OCCTOは第75回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)のスケジュールを確定した。起点は7月30日の募集要綱と需要曲線の同日公表である。
その後は8月3日から参加登録が始まり、9月に期待容量の登録、10月に応札受付が置かれる。約定結果の公表は12月頃とされ、日付までは示されていない。
7月30日に出る2つの資料の読みどころ
募集要綱と需要曲線が同じ日に出る。応札判断の材料が1日でそろう代わりに、読み込みの負荷も1日に集中する。
募集要綱は参加登録から応札までの手続と要件を定める文書で、電源等情報の登録項目や期待容量の算定方法といった実務の細目が入る。需要曲線は調達量と価格の関係を示すもので、応札価格の判断材料になる。
2026-07-30(木)に容量市場メインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)と需要曲線を同日公表する。
— OCCTO 第75回 容量市場の在り方等に関する検討会 資料3公表から最初の登録開始(8月3日)までは実質2営業日しかない。要綱を読んでから登録準備を始めるという順序では間に合わないため、書類の準備は公表前から進めておく必要がある。
応札に向けた逆算 ― 8月頭の登録から10月23日まで
締切が近い順に並べ替えると、最初の関門は8月7日である。
図2:締切が近い順に並べた応札までの逆算 ― 最初の関門は8月7日
出典:電力広域的運営推進機関 第75回 容量市場の在り方等に関する検討会 資料3。
事業者情報の登録は8月3日から8月7日までの5日間で、電源等情報の登録は8月17日まで。この2つは同時に始まるが締切が違う。事業者情報の登録を落とすと後続の手続に進めないため、まずここを確実に通す。
次が9月8日から17日の期待容量登録である。蓄電池の場合、期待容量の算定に必要な仕様や運用条件の整理に時間が掛かる。応札受付までは10月13日まで間があるので、期待容量の確定後に応札価格を決める時間は確保できる配置になっている。
- 7月30日公表の募集要綱と需要曲線を即日取得し、登録項目・期待容量の算定方法・応札の要件を洗い出す。
- 事業者情報登録(8月3日〜8月7日)に必要な書類を7月中に用意し、社内承認を先に取る。
- 電源等情報登録(8月3日〜8月17日)の対象案件を確定し、登録内容の確認担当と締切を割り当てる。
- 期待容量登録(9月8日〜9月17日)に向け、算定の前提となる設備仕様と運用条件を8月中に固める。
- 応札受付(10月13日〜10月23日)の前に応札価格を決議する社内会議の日程を先に確保する。
読者別の緊急度
約定結果の公表時期(12月頃)を把握しておけば足りる。
設備要件の変更ではないが、期待容量の算定で設計側への確認依頼が発生する。
8月3日から登録実務が始まる。7月30日の資料公表を待たず、社内の逆算スケジュールを即日確定させる必要がある。
よくある質問(Q&A)
2026年度メインオークションの募集要綱はいつ公表されますか?
2026年7月30日です。同日に対象実需給年度2030年度の需要曲線も公表されます。
参加登録の受付期間はいつですか?
事業者情報の登録は8月3日から8月7日まで、電源等情報の登録は8月3日から8月17日までです。いずれも8月3日開始で、締切日が異なります。
期待容量の登録はいつですか?
9月8日から9月17日までです。応札受付の前段にあたり、ここで登録した期待容量が応札の前提になります。
応札受付はいつからいつまでですか?
10月13日から10月23日までです。この期間内に応札を完了させる必要があります。
約定結果はいつ公表されますか?
12月頃とされています。日付は確定しておらず、時期のみが示された状態です。
蓄電池事業者は何から着手すべきですか?
7月30日公表の募集要綱と需要曲線を即日入手して読み込むことです。そのうえで8月3日開始の登録に必要な書類、9月の期待容量算定、10月の応札価格決定の社内締切を逆算して置く流れになります。
編集部の見立て(独自分析)
独自分析
- 需要曲線の形状、なかでも目標調達量と上限価格が蓄電池の応札戦略を左右する最大の変数である。7月30日に公表される需要曲線は、2030年度実需給の容量収入の見通しをそのまま決める材料になる。
- 要綱と需要曲線が同日に出ることの実務的な意味は、読み込みの負荷が1日に集中する点にある。応札判断の起点をここに置くなら、公表前に社内の分析体制と確認項目を決めておくのが得策だと考える。
- 事業者情報登録が8月3日から7日までの5日間しかない点は見落としやすい。電源等情報登録は8月17日まであるが、その前段の登録を落とすと後続がすべて止まる。
- 期待容量登録(9月8日から17日)と応札受付(10月13日から23日)の間には3週間ほどの間隔がある。期待容量が確定してから応札価格を決める時間は取れる設計になっている。
※本ブロックは一次資料の事実に基づく編集部の見立てであり、一次資料に記載された決定事項ではありません。
この記事のまとめ
2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の日程が確定した。7月30日に募集要綱と需要曲線を同日公表、事業者情報登録は8月3日から7日、電源等情報登録は8月3日から17日、期待容量登録は9月8日から17日、応札受付は10月13日から23日、約定結果の公表は12月頃である。8月頭から登録実務が始まるため、応札を予定する蓄電池事業者は社内の締切を即日逆算する必要がある。
編集体制
執筆
BESSNEWS編集部
系統用蓄電池の制度・市場・ファイナンスを一次資料に基づいて解説する編集部。審議会資料・約款・公募要領を原文で確認して記事化しています。
監修
BESS NEWS編集長
容量市場の制度設計と応札実務を担当。本記事の日程は第75回容量市場の在り方等に関する検討会・資料3の記載と突き合わせて確認した。
出典(一次情報)
- OCCTO 第75回 容量市場の在り方等に関する検討会
https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou_kentoukai/75.html
本記事は2026年7月28日時点で公表された一次資料に基づきます。以後の改訂・追加公表は反映していません。
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