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エネルギー業界の今を発信する系統用蓄電池(BESS)ニュース
通称:ベスニュース
(本サイトに掲載している記事は、転載・引用が可能です。)

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作成日:2026.01.05

更新日:2026.03.25

初級

制度・政策・審議会

系統アクセス/ノンファーム

#資源エネルギー庁

#電力広域的運営推進機関(OCCTO)

#ガイドライン

#制度(総称)

#制度タイプ:系統アクセス

※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

ノンファーム型接続とは?
「自由席」で系統につなぐ仕組みと出力制御の注意点(超入門)

ノンファーム型接続とは?「自由席」で系統につなぐ仕組みと出力制御の注意点(超入門)

送電容量を「あらかじめ確保しない」代わりに、混雑時は出力制御(発電を抑える)を前提に系統へつなぐ方式。[S1][S2]

・指定席 = ファーム 型容量を確保してつなぐ

・自由席 = ノンファーム型 空いている時だけ使える/混んだら譲る

最初に押さえる3点

・混雑時は出力制御があり得る(全量をいつでも流せる保証はない)[S1][S2]

・ノンファーム同士の制御は「接続順」ではなく公平(計画値比の一律配分)[S3]

・ 出力制御による売電収入の減少は原則補償されない(無補償が前提)[S3]

【重要】接続点が混雑していなくても、上位設備の混雑などで制御される場合がある

要点(3行)

ノンファーム型接続の重要ポイント

注:本資料における「出力制御」は、系統混雑時の制御を指します(需給バランス起因の制御とは異なります)。

送電容量を確約しない

・接続の前提

ノンファーム型接続は、送電容量を確保せず「空き」を活用して接続する方式です。[S1][S2]

・混雑時の制御

系統が混雑すると、出力制御される(発電を抑制される)可能性があります。

重要論点

接続点が混雑していなくても、上位設備の混雑影響で制御される可能性があります。[S2]

原則ノンファーム扱い

・2023年度以降

2023-04-01以降に接続検討を受け付けた案件は、(10kW未満の低圧を除き)接続先の電圧階級や空き容量の有無にかかわらず、原則としてノンファーム型として扱われます。[S2][S6]

・適用範囲

基幹系統だけでなくローカル系統等へも適用範囲が拡大されています。

重要(例外)

10kW未満の低圧は制度上の適用除外(別扱い)となります。[S2]
※配電系統に空きがない場合は増強が必要なことがあります。[S2]

制御は公平に配分

・公平なルール

ノンファーム同士は「接続順」ではなく公平に配分されます。30分ごとに必要量を算定し、発電計画値の比率で割り当てられます。[S3]

・原則無補償

出力制御による売電収入減少は、原則として補償されません。[S3]

メリット

後から接続した事業者だけが不利になるわけではなく、同じルールで扱われます。

背景(なぜ必要か)

再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、系統接続の課題が浮き彫りになっています。なぜ新しい接続方式が必要なのか、その背景を整理します。

問題:再エネが「系統につなげない」

・系統(送電網・配電網)は流せる電気の量(容量)が決まっています。

・空き容量がないと、発電所を作ってもつなげないことがあります。[S1]

「増強すれば良い」けれど…

・設備の増強には、多額の費用と時間がかかります。

・そのコストは、系統接続を希望する事業者や、送配電事業者(最終的には需要家)にも影響します。[S1]

解決策の1つ:既存設備を最大限使う

・系統の「空き」を活用して、できるだけ早く・低コストでつなぐ考え方が検討され、その手段の1つがノンファーム型接続です。[S1]

考え方の転換(日本版コネクト&マネージ)

これまでは「空き容量を確保してから接続する」のが原則でしたが、「既存設備の能力を最大限活用する」方針へ転換しました。
これにより、コストを抑えつつ早期の再エネ導入を目指しています。

仕組みと定義(※重複を整理した版)

ノンファーム型接続の考え方と重要用語

ファーム型接続(従来型)

・あらかじめ系統の容量を確保してつなぐ方式
(firm=「しっかり確保」)[S1]

・混雑時の扱いは、混雑管理ルールに従う
※「絶対に出力制御されない」とは断定できません。[S3][S6]

ファーム型接続(従来型)

ノンファーム型接続

・あらかじめ容量を確保せず、既存系統の「空き」を活用してつなぐ方式[S1][S2]

・空きがなくなる(混雑する)と、出力制御が起きる前提混雑解消のために出力を抑制する[S1][S2]

ノンファーム型接続

[重要定義] 混雑(こんざつ)とは?

送電線や変圧器などで、電気の流れ(潮流)が「運用容量」を超える、または超えるおそれがある状態のこと。[S2]

・アクセス線:発電所から既存系統につなぐための引込み線。原則として発電事業者が費用を負担。[S2]

・タイムスタンプ:接続の先着順を示す考え方。ノンファーム同士の配分は先着順(タイムスタンプ)によらず公平。[S3]

比較:ファーム型接続とノンファーム型接続

送電容量の確保有無と混雑時のルールで比較(重複を整理し一覧化)

ファーム型
指定席(容量確保)

ノンファーム型
自由席(空き活用)

送電容量

容量を確保[S1]

契約上、一定の送電容量を確保して接続します。
(一定の送電枠を前提)

容量を確保しない[S1]

送電容量を確約しないで接続します。
(既存系統の「空き」を活用)

混雑時の扱い

混雑管理ルールに従う[S3]

混雑時の扱いはルールに従います。
(ただし“絶対に出力制御されない”とは断定できません)

出力制御の対象[S1][S2]

混雑時は出力制御(発電抑制)の可能性があります。
(全量をいつでも流せる保証はありません)

制御の配分

一律配分の対象外

ノンファーム同士の一律配分ルールの対象外。
混雑解消しない場合は、ルールに基づき追加対応の可能性。

公平配分(計画値比)[S3]

接続順で差をつけず公平に扱う考え方。
発電計画値に対して一律で制御量を配分します。

工事と期間

増強工事が必要

空き容量が足りない場合、容量確保のための増強工事が必要(空き容量がある場合は不要)。
工事期間・費用が発生する。

増強待ちを回避可[S1][S2]

上位系統の増強待ちを回避・短縮できる可能性。

※配電用変圧器等の不足時は増強(費用負担)が必要

いつから?どこが対象?

制度の適用範囲

2019

[試行期間]

一部エリアで試行(東京電力PG等)

千葉・鹿島エリアなどで先行的な取り組みとしてスタート。[S1][S5]

2021

[2021-01-13 〜]

全国の「空き容量のない基幹系統」で原則ノンファーム適用

全国エリアへ拡大。[S6]

2022

[2022-04-01 〜]

基幹系統の電圧階級で受電する一定の案件は空き容量の有無に関わらず適用

[S6]

2023〜

[2023-04-01 〜]

ローカル系統にも適用(制度整理上の開始)

以降、接続検討受付案件は電圧階級や空き容量の有無にかかわらず原則ノンファーム扱い。[S2][S6]

2026(参考:エリアごとの運用)

[2026-04-01 〜]

ローカル系統の混雑対応について、再給電方式(一定の順序)に基づく運用を開始するエリアがあります。(例:東京電力PGは、2026-04-01からローカル系統で運用開始を公表) ※開始時期·対象範囲·提出物は、一般送配電事業者ごとの公表情報で確認してください。[S2][S6]

用語注釈(ざっくり)

用語注釈(ざっくり)

実際の電圧区分・適用は接続検討で確認

重要な例外

[原則除外]

10kW未満の低圧は適用除外(別扱い)

制度上の適用除外(別扱い)となります。[S2]

※実案件の適用は「接続検討」で必ず確認。

運用で何が起きる?(出力制御の決まり方)

出力制御の決まり方と重要ルール

出力制御のプロセス(3ステップ)

1

混雑計算  [一般送配電事業者]

一般送配電事業者が、発電計画や需要想定等をもとに「混雑」を予想・計算します。

混雑計算・制御量算定を実施 [S3]

2

出力制御  [ノンファーム電源へ]

混雑解消が必要な場合、ノンファーム電源は出力制御の対象となります。

[S2][S3]

3

公平配分(一律制御)  [ルール]

ノンファーム同士は公平に扱う考え方です。
発電計画値に対して一律で制御量を配分します。

原則、この制御に対する補償はありません(無補償)[S3]

重要なルールとTo-Do

重要:いつ決まる?

出力制御の「やり方」は、混雑する場所やエリアの運用状況によって変わります。

・一律制御タイプの場合:

発電計画値をもとに制御が割り当てられるため、ケースによっては発電計画値の変更が必要になります。

・再給電方式(一定の順序)の場合:

一般送配電事業者が混雑管理を行うため、混雑状況に応じて発電契約者が発電計画を変更する必要はありません。

※自分の案件がどちらの運用になるかは、接続検討回答や一般送配電事業者の公表資料で確認してください。

注意:無補償と精算

・無補償:ノンファーム型接続を前提に契約するため、混雑による力制御で生じた損害(売電収入の減少)について、補償を求めない前提で扱われます(原則、無補償)[S3]

・インバランス:精算への影響の有無・扱いは、契約(BG)や運用ルールで 確認が必要です[S3]

事業者To-Do(必須)

・契約申込み時:同意書の提出が必要(※エリア・時期で扱いが変わる可能性、一部エリアでは順次廃止予定)[S2]

・連系開始まで:出力制御対応機器(通信機器含む)の設置が必要(事業者負担) [S7]

・(参考:エリアによる具体例) ローカル系統の運用開始に伴い、低圧(10kW以上)などで「発電計画の提出単位」が細かくなる等の対応が求められる場合があります(例:東京電力PGは、2026-04-01から低圧での提出方法変更を公表)。

・(参考:同意書の具体例) 契約申込時に、追加の同意書提出が必要になる場合があります(例:東京電力PGでは、2026-01-01以降の契約申込で所定の同意書提出が必要とFAQで説明)。

メリットと注意点(投資判断視点)

“早くつなぐ”メリットと、出力制御リスクのバランスを確認

メリット (制度上の事実)

増強を減らして接続できる場合がある

上位系統の増強工事待ちを回避・短縮できる可能性があります。ただし、アクセス線整備は必要であり、配電用変圧器等で空き容量不足の場合は当該設備の増強工事が必要です。[S1][S2]

空き容量がない系統でも検討が進む可能性

混雑時の出力制御を前提に、すみやかな連系が可能と整理されるケースがあります。[S2]

制度の狙い

既存設備の最大活用による再エネ導入の加速 [S1]

注意点 (制度上の事実)

出力制御の発生と無補償

混雑時には出力制御が発生する可能性があります。この制御による売電収入の減少は、原則として『補償を求めない』前提(無補償)で扱われます。[S3]

アクセス線の費用は事業者負担

発電所から既存系統へ接続するための「アクセス線」等の整備費用は、従来どおり事業者負担が基本。[S2]

下位系統(配電設備等)の増強リスク

上位がノンファームでも、配電用変圧器等で空き容量不足の場合は、当該設備の増強工事(費用負担)が必要になります。[S2]

編集部メモ(投資・事業検討でよく見る論点)

感度分析・シナリオ

出力制御の頻度や抑制量を、楽観・悲観など複数のシナリオで見積もり、事業への影響度を確認する。

接続検討回答書の精査

「主な混雑設備」や「制約条件」の記載を必ず確認し、ボトルネックとなる設備を把握する。

契約条件との整合

PPA/FIT/FIP等の契約において、出力制御時のリスク分担や手残りを試算し、収支計画に織り込む。

よくある落とし穴(誤解と真実)

ノンファーム型接続に関する「Q&A」と「正しい理解」のポイント(※誤解が大きい論点を追加)

Q

ノンファームなら、必ず「すぐ連系」できますか?

いいえ。即時連系とは限りません。
アクセス線の整備や配電設備等の増強が必要な場合があります[S2]

Q

いったん連系できたら、この先ずっと制御なしで大丈夫?

いいえ。言えません。
上位設備の混雑や、状況変化で新たに混雑が生じ制御が必要になる可能性があります[S2]

Q

出力制御は「後からつないだ人」ほど不利ですか?

いいえ。接続後は「公平」に扱われます。
ノンファーム同士はタイムスタンプに関係なく公平に配分する考え方です[S3]

Q

ノンファーム=再給電方式の話ですか?

別物です。混雑解消の運用ルールです。
再給電方式等は「調整電源以外を含め一定の順序による出力制御」等の枠組みです。詳細は送配電事業者/OCCTOの最新案内で確認を[S2][S6]

投資判断のポイント

「満額送れる前提」で収支を組まず、出力制御のリスクを織り込んだシナリオでの試算が推奨されます。

公開前チェックリスト(監査性を強化)

減点防止:投資判断・契約前レビュー用 10項目

01 DEFINITION

□ 「ノンファーム=送電容量を確保しない・混雑時は出力制御前提」を1行で説明している

[S1][S2]

02 DEFINITION

□ 混雑の定義(運用容量超過または超過のおそれ)を入れた

[S2]

03 RULE

□ 出力制御の種類(需給バランス・送電容量)を区別して注釈した

[S4]

04 TIMELINE

□ 適用時期(2021-01-13、2022-04-01、2023-04-01)を一次情報で確認した

[S1][S4][S5]

05 EXCEPTION

□ 例外(10kW未満の低圧除外)を明記した

[S2]

06 RISK CHECK

□ 「ファーム=絶対に制御されない」等の断定表現をしていない

[S3]

07 FINANCIAL RISK

無補償(逸失利益の補償なし)とインバランスの可能性を明記した

[S3]

08 COST

アクセス線は事業者負担が基本である点を明記した

[S2]

09 AUDIT

□ 出典URLが省略なしのフルURLになっている(…禁止)

Audit

10 AUDIT

参照日(ISO 8601)が入っている

Audit

出典(一次情報)※フルURL版(省略禁止)

制度適用や精算の詳細は、必ず以下の一次情報(原典)で最終確認を行ってください。(参照日:2026-01-07)

[S1]資源エネルギー庁

再エネをもっと増やすため、「系統」へのつなぎ方を変える(ノンファーム型接続)

公開日 2021-03-25

参照日 2026-01-07

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/non_firm.html

[S2]OCCTO

系統の接続および利用ルールについて ~ノンファーム型接続~

更新日 2024-07-01

ファイル名 NF_setsuzokuriyou_20251…

参照日 2026-01-07

https://www.occto.or.jp/assets/grid/business/documents/NF_setsuzokuriyou_20251001.pdf

[S3]OCCTO

広域系統整備委員会資料「ノンファーム型接続適用電源に対する出力制御について(まとめ)」

会合日 2020-11-13

参照日 2026-01-07

https://www.occto.or.jp/assets/grid/business/documents/matome.pdf

[S4]資源エネルギー庁

出力制御について(なるほど!グリッド)

種別 Web解説

参照日 2026-01-07

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/grid/08_syuturyokuseigyo.html

[S5]東京電力PG

千葉方面における「試行的な取り組み」について

公開日 2019-09-18

参照日 2026-01-07

https://www.tepco.co.jp/pg/company/press-information/press/2019/1517628_8614.html

[S6]OCCTO

系統の接続および利用ルールについて(概要)

種別 Web概要

参照日 2026-01-07

https://www.occto.or.jp/grid/business/setsuzoku.html

[S7]OCCTO

接続検討回答書(記載例:IP7)

※通信機器設置要件の根拠

公開日 2021-12-22

参照日 2026-01-07

https://www.occto.or.jp/assets/grid/business/documents/IP7_kisairei_20220401.pdf

[S8]東京電力PG ローカル系統における再給電方式(一定の順序)運用開始のお知らせ

接続検討回答書(記載例:IP7)

種別 Webお知らせ(2026-04-01運用開始)

参照日 2026-03-01

https://www.tepco.co.jp/pg/consignment/workshop/information/renewable/fit/20251008.html

[S9]東京電力PG FAQ(2026.02、契約申込·計画提出単位等について)

種別 PDF資料

参照日 2026-03-01

https://www.tepco.co.jp/pg/consignment/retailservice/pdf/local_repowering_method_FAQ.pdf

[S10]OCCTO 再給電方式(一定の順序)の導入周知について

種別 Webお知らせ

参照日 2026-03-01

https://www.occto.or.jp/news/access_oshirase_2023_20230731_saikyuden.html

免責事項・重要確認

本資料は一次情報に基づく概要です。実案件の扱いは接続検討結果・各一般送配電事業者の案内・最新のOCCTO資料で確認してください。また、制度や運用は更新される可能性があります。

監修者

監修者 青栁 福雄

青栁 福雄
Aoyagi fukuo

Energy Link 取締役 COO

系統運用・需要側制御・スマートグリッド分野の実務家。東京電力にて変電所の建設・運用・保守および大口顧客向けエネルギーソリューションに従事。マイエナジー出向時には2002年日韓ワールドカップの複数会場および国際放送センターの電源責任を担当。東光高岳では執行役員としてスマートグリッド事業を統括し、NEDO事業等に参画。2019年にEnergy Linkを創業し、分散型電源の導入・利活用を推進。

安心して選ぶためのJC-STAR★1
            〜BESS関連製品53件を登録番号付きで公開〜BMS/PCS/EMS/ESS関連の★1適合ラベル取得製品(当社再照合:2026-04-17、IPA製品リスト最終更新:2026-04-15)

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託送料金の値上げは2026年11月1日から——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め サムネイル

託送料金の値上げは2026年11月1日から
——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め

一般送配電8社が出した託送料金の値上げ申請そのものは、7月に本サイトでも基礎を整理しました。本記事はその続報です。申請から1か月半が経ち、審査が最終段階に入りました。

2026.08.24

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【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」
〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年8月6日、2027年度を対象とする容量市場の追加オークション結果を公表しました。約定総容量は4,578,545kW、全9エリアの約定価格は10,361円/kWです。安定電源として登録された蓄電池約13.8万kWも応札し、全量落札したと整理できます。

2026.08.18

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容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から サムネイル

容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から

OCCTOが2026年7月30日に公表したメインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)で、参加登録から約定までの日程が確定した。最初の関門は事業者情報の登録受付で、8月3日から8月7日までの5日間しかない。

2026.07.30

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容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW サムネイル

容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW

OCCTOは2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の需要曲線を決定・公表した。指標価格・上限価格はいずれも前回から+107.6%。倍増の起点はモデルプラントの基準年更新にあり、2030年度の容量収入の前提を組み替える必要がある。

2026.07.30

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EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用 サムネイル

EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用

電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年7月30日、「需給調整市場のΔkW上限価格の更新について」を公表した。第4回電力安定供給ワーキンググループ 資料6の審議結果を受けた一部商品区分の単価更新で、適用は9月1日実需給分からである。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

「容量市場に間に合わない?」〜コード取得済みでも要注意〜 蓄電池事業者が確認すべき【法人名義・参加区分・電源リスト】
〜事業者コードは最大3週間、系統コードは3〜4週間〜OCCTO資料から“参加登録の本当の落とし穴”を整理

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月7日、容量オークションへの参加を予定する事業者に対し、事業者コード、系統コード、クライアント証明書を早めに準備するよう注意を呼びかけました。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

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起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

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精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

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ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

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需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

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容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

市場・価格

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(日本卸電力取引所)の基礎を、スポットと時間前の違いから価格の決まり方、BESSの使いどころまで一気に解説。最小単位・手数料・リスクにも触れ、初導入でも判断できます。

2025.10.19

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容量市場(OCCTO)とは?BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場(OCCTO)とは?
BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

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初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

初心者投資家向け・商品別に"実務でわかる"解説
2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

このスライドでは、需給調整市場(EPRX)の基本から、各商品の詳細仕様、実務参入のポイントまで、段階的に解説します。

2025.09.21

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脱炭素社会のキーテクノロジーである「系統用蓄電池(BESS)」のビジネスに特化した専門情報メディアです。

再生可能エネルギーの導入が加速する一方、その制度や技術は複雑で、変化のスピードも速まっています。
当メディアでは、系統用蓄電池の基礎知識はもちろん、FIT・FIP制度それぞれに対応した併設モデルの解説、需給調整市場や容量市場といったビジネスの現場、さらには関連法規や実務上の注意点まで、専門的かつ分かりやすく解説します。

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