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作成日:2026.09.03

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※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

発動指令電源で応札している蓄電池が、区分見直しの検討対象に。OCCTO事務局が蓄電池を「本来は安定電源として応札されるべき電源」の例に挙げ、応札区分の要件の明確化などを検討する案を示した(第76回 容量市場検討会 資料5)

発動指令電源で応札している蓄電池が、区分見直しの検討対象に。OCCTO事務局が蓄電池を「本来は安定電源として応札されるべき電源」の例に挙げ、応札区分の要件の明確化などを検討する案を示した(第76回 容量市場検討会 資料5) サムネイル

容量市場では、計量単位の期待容量が1,000kW以上で、1日1回以上連続3時間以上動かせる蓄電池は、安定電源として応札するのが基本になっている。ところが当てはまるかどうかは事業者が自分で判断しており、発動指令電源として応札されるケースがある。2026年9月1日の第76回「容量市場の在り方等に関する検討会」で、電力広域的運営推進機関(OCCTO)と資源エネルギー庁の共同事務局はこの点を取り上げ、蓄電池と自家発等を本来は安定電源として応札されるべきだが、発動指令電源として応札される可能性がある電源に挙げた。そのうえで、応札区分の要件をより明確化するなど、事業者が適切な区分で応札することを促す方策を検討してはどうかと提案した。事務局案の段階で、何をいつから変えるかは示されていない。

読了目安:約9分対象読者:上級(容量市場に蓄電池を応札している発電事業者・アグリゲーター、発動指令電源の枠で蓄電池を束ねている事業者)種別:審議会資料の解説(事務局案)

要点まとめ

何が起きたか:第76回 容量市場検討会の資料5が、本来は安定電源として応札されるべき電源が発動指令電源として応札される可能性がある電源として、蓄電池と自家発等を挙げた(p.42)。そのうえで、応札区分の要件の明確化などで適切な区分での応札を促す方策を検討してはどうかと提案した(p.35)。

なぜ重要か:1,000kW以上・1日1回以上連続3時間以上の蓄電池は安定電源での応札が基本だが、当てはまるかは事業者が判断しており、発動指令電源での応札が生じている(p.42)。区分が変われば、市場応札や供給指示への対応といった求められる内容も、ペナルティの計算式も変わる。

何をすべきか:発動指令電源で応札している蓄電池について、計量単位ごとの期待容量と連続運転時間を、メーカーの公称仕様と実需給年度の見込みの両方で確かめておく。要件の具体案と適用時期はまだ示されていない。

資料5は蓄電池について何を言ったか

資料5の正式名は「2025年度包括的検証後の取り組みと各課題における検討の方向性について(電源等区分と需給ひっ迫時に対応するリクワイアメント・ペナルティ)」で、本文は73頁ある(資料5)。2025年度の包括的検証で挙がった課題のうち、今回は3つを取り上げた。①安定電源と発動指令電源の電源等区分、②安定電源のペナルティレート(Z)の設計、③発動指令電源における供給力確保の蓋然性向上に向けた措置、である(p.30)。本稿は①を扱う。

①の中で、事務局はまず両区分の性格の違いを整理し、こう続けた(p.35)。

安定電源として応札されるべき電源が発動指令電源として応札された結果、発動指令電源として本来落札されるべき電源が落札されないおそれがある。

電源の性質を踏まえ、安定電源と発動指令電源の応札区分の要件をより明確化するなど、事業者が適切な電源等区分で応札することを促す方策を検討することとしてはどうか。

出典:資料5 p.35(検討①の3/6)

そのうえで、該当しうる電源を具体的に挙げた(p.42)。

本来は安定電源として応札されるべき電源が、発動指令電源として応札される可能性がある電源としては、主に蓄電池や自家発等(1地点複数応札を含む)が挙げられる。

出典:資料5 p.42(検討①の4/6)

p.42は「各電源の性質や運用実態等を踏まえつつ、安定電源と発動指令電源のいずれの電源等区分に応札されることが適切であるかを検討していくこととしたい」と結んでいる。示されたのは検討の方向で、要件の具体案や適用時期はまだ無い。

同じ第76回の検討会では、長期脱炭素電源オークション第4回の日程も扱われた。こちらは応札は2027年1月19日から、という記事にまとめている。

安定電源と発動指令電源で何が違うか

資料5のp.33によると、安定電源は日ごろから卸電力市場や需給調整市場に応札できる電源で、発動指令電源は所内負荷への送電などで日常的には供給力を出せないが、需給ひっ迫時に所内負荷を下げるなどの工夫で供給力を出せる電源である。求められる内容の主な違いは次の図のとおり。

容量市場の安定電源と発動指令電源のリクワイアメントとペナルティを比べた図。安定電源は容量停止計画の期間(最大180日)を除き原則として市場応札し、ゲートクローズ前の広域予備率8%未満で供給指示に応じる。ペナルティレートは容量確保契約金額を契約容量×Z(90時間)で割った値。発動指令電源は広域予備率5%未満で発動指令に応じ、最大12回(1回3時間継続)。事前に実効性テストでkW価値を証明する。
図1:安定電源と発動指令電源のリクワイアメント・ペナルティの違い。出典=OCCTO 第76回 容量市場の在り方等に関する検討会 資料5 p.14・p.31・p.33・p.42。作図=BESS NEWS編集部。

事務局は、要件が不明確なままだと「相対的に発動指令電源のリクワイアメントの達成が容易と認識した事業者は、発動指令電源としての応札を指向することも考えられる」と書いた(p.33)。一方で、両区分は性質が大きく異なり、一概にリクワイアメント・ペナルティの優劣を論じるのは難しいともしている(p.34)。どちらが得かを比べる議論ではなく、電源の性質に合った区分で応札させたい、というのが事務局の立て方である。

ペナルティの実績も区分によって振れ方が違う。市場退出を除いた容量確保契約金額に対するペナルティの割合は、安定電源が2024年度2.8%、2025年度3.1%だった。発動指令電源は2024年度13.2%、発動指令の回数が少なかった2025年度は1.0%である(p.21)。

蓄電池の区分はいまどう決まっているか

p.42の記載を整理すると、蓄電池の区分は次のように決まっている。

蓄電池の電源等区分の決まり方を示した図。計量単位の期待容量1,000kW以上・1日1回以上連続3時間以上の蓄電池は安定電源での応札が基本で、揚水発電と同様の調整係数を用いる。ただし該当するかはメーカーの公称仕様や実需給年度に期待できる容量から事業者が判断しており、要件が不明確なため発動指令電源として応札されるケースがある。現行ルールでは発動指令電源を想定して既に投資済みで発動回数・時間に制約がある蓄電池は区分を選べる。事務局案は応札区分の要件をより明確化するなど、適切な区分での応札を促す方策を検討する方向。
図2:蓄電池の電源等区分の決まり方と事務局案。出典=OCCTO 第76回 容量市場の在り方等に関する検討会 資料5 p.35・p.42〜44。作図=BESS NEWS編集部。

基本の線引きは、計量単位の期待容量が1,000kW以上で、1日1回以上連続3時間以上の運転継続が可能な能力を持つ蓄電池は、安定電源として応札するというもの。この場合は揚水発電と同様の調整係数を用いる(p.42)。ただし該当するかどうかは、メーカーの公称仕様や実需給年度に期待できる容量から事業者が判断する。資料は、この応札区分の要件が不明確であることから、独自の調整係数を用いない発動指令電源として応札されるケースが存在すると書いた(p.42)。

「独自の調整係数を用いない」の背景も資料に載っている。制度設計当初の第16回制度検討作業部会(2017年12月12日)で、自家発や蓄電池等はアグリゲーター経由で参加する場合は基本的にDRと同様の参加となるため、独自の調整係数は設定しないこととされた(p.38)。発動指令電源で応札すれば、揚水と同様の調整係数ではなく、DRと同じ扱いで参加することになる。

例外もある。蓄電池について、発動指令電源を想定して既に投資済みの事業者等は、現行ルールで安定電源と発動指令電源の区分を選べる(p.44。2023年4月5日の第77回・5月25日の第79回制度検討作業部会の資料を引用)。ただし資料5は、選べるのは「既に投資済みであり、かつ発動回数および発動時間に制約がある場合に限られると考えられるため、どの事業者も任意で選択できるものではない」と念を押した。この例外を今後どう扱うかには触れていない。

包括的検証の報告書(2026年3月)も、事業者がペナルティ強度の経済性だけで区分を判断するのではなく、応札電源の特性で判断できる制度にすることも考えられるとしていた(p.46)。今回の事務局案は、その方向を区分要件の明確化として具体化しにいく入り口にあたる。

発動指令電源の中で増える1,000kW以上の蓄電池

資料5は、市場運営の実績として発動指令電源のリソースの内訳も示した。1,000kW以上の発電リソース数は増えており、その「増加要因は、主に蓄電池のリソース数の増加である」(p.23)。

発動指令電源の1,000kW以上の発電リソースのうち蓄電池の件数を示した棒グラフ。資料のグラフで2026年16件、2027年104件、2028年307件。右側に、2024年度実効性テスト(対象実需給2026年度)で全リソースの発動実績合計約450万kWのうち1,000kW以上の電源リソースが36.8%、50kW未満の電源リソースが1.3%を占めたことを示す。
図3:発動指令電源の1,000kW以上の発電リソースのうち蓄電池の件数と、実効性テストの発動実績に占める割合。年は資料のグラフの表記どおりで、蓄電池以外の電源種の件数は省略。出典=OCCTO 第76回 容量市場の在り方等に関する検討会 資料5 p.22・p.23。作図=BESS NEWS編集部。

p.23のグラフでは、1,000kW以上の発電リソースのうち蓄電池が、2026年の16件から2027年に104件、2028年に307件へ増えている。2028年はバイオマス103件、火力83件を上回り、電源種で最も多い。

発動実績の面でも1,000kW以上の電源リソースは大きい。2024年度実効性テスト(対象実需給年度2026年度)では、全リソースの発動実績合計が約450万kWで、1,000kW以上の電源リソースはリソース数の割合こそ少ないものの、発動実績の36.8%を占めた。特別高圧のDRリソースは57.3%、リソース数の大部分を占める50kW未満の電源リソースは1.3%、低圧のDRリソースは0.1%だった(p.22)。

発動指令電源には応札の上限があり、2030年度のメインオークションに向けた募集要綱案では、上限をH3需要の4%から5%へ広げる案が示された(募集要綱案の記事、応札枠5%の記事)。上限のある枠を、本来は安定電源に入るべき蓄電池が使えば、DRなどが押し出される。p.35の「発動指令電源として本来落札されるべき電源が落札されないおそれ」は、この枠の取り合いを指していると読める。

同じ検討で示された電源等差替の見直し

検討①には、もう1つ提案がある。容量市場で落札した電源がやむを得ない理由で実需給年度に供給力を出せないときに、落札していない電源と入れ替える「電源等差替」の扱いである。現行ルールでは、差替先が差替元のリクワイアメントを履行する前提で、区分の異なる電源への差替も認めている。資料5は、これを認めると本来は安定電源に区分されるべき電源に発動指令電源のリクワイアメントが課されるなど、区分の整理と合わなくなるとして、差替元と差替先の区分を同一とする運用へ見直すこととしてはどうか、とした(p.48)。

見直し後の表では、発動指令電源から安定電源・変動電源への差替に×が付き、差替先は発動指令電源だけになっている(p.48)。発動指令電源で落札した蓄電池が実需給年度に供給力を出せなくなったとき、安定電源の別の電源に差し替えて手当てする、という道は案どおりなら閉じる。

資料5の残る2つの検討事項

資料5のまとめ(p.73)は、①電源等区分、②安定電源のペナルティレート(Z)の設計、③発動指令電源における供給力確保の蓋然性向上に向けた措置、の3点について「今後は、以下の内容について制度の詳細を検討していく」としている。どれも決定事項ではない。

②は、安定電源のペナルティレートの分母にあるZ時間(現行90時間)の話で、2026年度の低予備率アセスメント対象コマが7月末時点で310コマ(約155時間)となり、90時間を既に超えていることが示された(p.15)。この論点は90時間の想定に実績155時間、という記事で扱っている。

蓄電池で応札している事業者が確かめること

#確かめること根拠
1発動指令電源で応札している蓄電池が、計量単位で期待容量1,000kW以上・1日1回以上連続3時間以上の要件に当たるか。メーカーの公称仕様と実需給年度に期待できる容量の両方で見る資料5 p.42〜43
2発動指令電源を選んでいる理由が「既に投資済み、かつ発動回数・発動時間に制約がある」に当たるか。根拠を説明できるようにしておく資料5 p.44
3安定電源で応札した場合に、容量停止計画の期間(最大180日)を除く市場応札と、広域予備率8%未満での供給指示に運用で応じられるか資料5 p.33
4電源等差替を使う計画がある場合、差替先が同じ区分になっているか資料5 p.48
5区分要件の具体案と適用時期。次回以降の容量市場検討会の資料で示される資料5 p.42・p.73
2時間型や、小規模を束ねる事業者へ

資料5の記載は「計量単位の期待容量が1,000kW以上で、1日1回以上連続3時間以上」の蓄電池が安定電源の基本、というところまでである。この条件に当たらない蓄電池の区分や、複数の小規模な蓄電池を束ねた場合の扱いを変えるとは書かれていない。要件の明確化がどこまで及ぶかは、具体案を待つ必要がある。

その後の動き

2030年度を対象とするメインオークションは、応札受付が10月13日から23日に設定されている(日程を伝えた記事)。資料5 p.4が挙げた、このオークションの募集要綱・容量確保契約約款への反映事項4点(指標価格と需要曲線の見直し、追加オークション分の扱い、期中運開電源の停止日数上限と運開遅延、容量停止計画調整のペナルティ精算)に、電源等区分の見直しは入っていない。2026年10月13日時点で、区分要件の具体案を扱ったBESS NEWSの続報はまだない。容量市場の仕組みそのものは容量市場の基礎解説にまとめている。

よくある質問

Q1. 蓄電池は安定電源でしか応札できなくなったのですか。
いいえ。資料5は、応札区分の要件をより明確化するなど、事業者が適切な電源等区分で応札することを促す方策を「検討することとしてはどうか」と示した段階です。どの要件をどう変えるか、いつから適用するかは示されていません。
Q2. 安定電源での応札が基本となる蓄電池の条件は何ですか。
計量単位の期待容量が1,000kW以上で、1日1回以上連続3時間以上の運転継続が可能な能力を持つ蓄電池です。この蓄電池は揚水発電と同様の調整係数を用いることになります(資料5 p.42)。
Q3. 条件を満たす蓄電池が、なぜ発動指令電源として応札されているのですか。
条件に当てはまるかどうかは、メーカーの公称仕様や実需給年度に期待できる容量から事業者が判断する仕組みだからです。資料5は、この応札区分の要件が不明確であることに起因して、独自の調整係数を用いない発動指令電源として応札されるケースが存在するとしています。
Q4. 発動指令電源を前提に投資した蓄電池はどうなりますか。
現行ルールでは、発動指令電源を想定して既に投資済みの事業者等は、安定電源と発動指令電源の区分を選択できます。ただし資料5は、選べるのは既に投資済みで、かつ発動回数と発動時間に制約がある場合に限られると考えられ、どの事業者も任意で選択できるものではないとしています。この扱いを今後どうするかは示されていません。
Q5. 安定電源と発動指令電源では何が違うのですか。
安定電源は容量停止計画の期間(最大180日)を除いて原則として市場応札し、ゲートクローズ前の広域予備率が8%を下回ると一般送配電事業者の供給指示に応じます。発動指令電源は広域予備率が5%を下回ったときの発動指令に応じ、最大12回(1回3時間継続)の供給力を提供します。ペナルティの計算式も異なります。
Q6. 2030年度のメインオークションから区分が変わるのですか。
資料5 p.4が挙げる2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の募集要綱・約款への反映事項4点に、電源等区分の見直しは入っていません。電源等区分は、資料のまとめで「今後、制度の詳細を検討していく」とされた3つの検討事項の1つです。

編集部の見立て

  1. 資料が問題にしたのは、要件の中身よりも「当てはまるかを事業者が判断している」運用のほうである。明確化の手段としては、判定の基準をメーカーの公称仕様に寄せるか、実需給年度の見込みに寄せるかが論点になると編集部はみている。どちらに寄るかで、劣化を見込んで発動指令電源を選んでいた案件の扱いが変わる。
  2. p.23の件数は、2028年に1,000kW以上の発電リソースの最大勢力が蓄電池になることを示している。発動指令電源の枠を5%に広げる案と並べると、枠の拡大分を蓄電池が埋め、DRが押し出されることを事務局が警戒している、と読める。
  3. 既投資案件の選択の例外は、今回は確認されただけで、期限も縮小も示されていない。ただ「どの事業者も任意で選択できるものではない」と明記された以上、選択の根拠(発動回数・発動時間の制約)を問われる場面は増えるとみておくのが無難だ。

編集体制と事実確認プロセス

BESS NEWSの記事はこう作っています

  • BESS NEWSは一次情報主義を採ります。官公庁・電力広域的運営推進機関・一般送配電事業者などが自ら公表した文書とページのみを出典とし、業界紙・ニュースサイト・プレスリリース配信の二次情報は出典に用いません。
  • 本稿は、第76回 容量市場の在り方等に関する検討会の資料5(2026年9月2日の一部修正後の版)にもとづきます。PDFからテキストを取り出し、頁番号(原本に印刷された番号)と数値を照合しました。p.23のグラフの件数は、グラフに印字された値を読み取ったものです。
  • 配布資料ページには「一部表記(22ページ)に誤りがありましたので、修正いたしました」とありますが、修正前の版は確認していないため、修正の中身は記事に書いていません。
  • 電源等区分の見直しは事務局案の段階で、要件の具体案・適用時期・既投資案件の扱いの変更は示されていません。
  • 「編集部の見立て」は一次情報の事実にもとづく編集部の解釈で、確定的な見通しではありません。

数値照合表

本文に出した主要な数値と記載を、一次情報の該当箇所と1対1で対照した表である。

#本文の数値・事実一次情報の記載出典(該当箇所)
1第76回検討会は2026年9月1日13時30分〜15時30分、Web開催。資料5は9月2日に一部修正「2026年9月1日(火曜日)13時30分~15時30分」「Web開催」「2026年9月2日:一部表記(22ページ)に誤りがありましたので、修正いたしました」第76回 配布資料ページ
2蓄電池・自家発等を、本来は安定電源だが発動指令電源として応札される可能性がある電源に挙げた「本来は安定電源として応札されるべき電源が、発動指令電源として応札される可能性がある電源としては、主に蓄電池や自家発等(1地点複数応札を含む)が挙げられる」資料5 p.42
3要件の明確化などで適切な区分での応札を促す方策を検討する事務局案「応札区分の要件をより明確化するなど、事業者が適切な電源等区分で応札することを促す方策を検討することとしてはどうか」資料5 p.35
41,000kW以上・1日1回以上連続3時間以上の蓄電池は安定電源が基本、揚水と同様の調整係数「計量単位の期待容量が1,000kW以上で、1日1回以上連続3時間以上の運転継続が可能な能力を有する蓄電池は、安定電源としての応札を基本としており、揚水発電と同様の調整係数を用いることとなる」資料5 p.42
5該当するかは事業者が判断、発動指令電源として応札されるケースが存在「メーカーの公称仕様や実需給年度に期待できる容量から事業者が応札区分を判断することとしており…独自の調整係数を用いない発動指令電源として応札されるケースが存在する」資料5 p.42
6既投資済みの事業者等は区分を選択可能。ただし誰でも任意ではない「発動指令電源を想定して既に投資済みの事業者等に対しては、現行ルールでは安定電源と発動指令電源の区分を選択可能」「どの事業者も任意で選択できるものではない」資料5 p.44
7安定電源:容量停止計画(最大180日)以外は原則市場応札、広域予備率8%未満で供給指示。発動指令電源:5%未満で最大12回(1回3時間継続)「容量停止計画が提出される期間(最大180日)を除くすべての期間において、原則として市場応札」「広域予備率が8%を下回った場合は…供給指示」「5%を下回った場合は…最大12回(1回3時間継続)」資料5 p.33
8ペナルティレートの式とZ=90時間、発動指令電源は110%・3時間×12回「ペナルティレート = 容量確保契約金額/(契約容量×Z)」「Z=90時間」「容量確保契約金額 × 110% × リクワイアメント未達成量/(アセスメント対象容量 × 3時間 × 12回)」資料5 p.14・p.31
9ペナルティ割合:安定電源2.8%(2024年度)・3.1%(2025年度)、発動指令電源13.2%・1.0%電源等区分別のペナルティ割合の表「安定電源 2.8% 3.1%」「発動指令電源 13.2% 1.0%」資料5 p.21
101,000kW以上の発電リソースのうち蓄電池 16件→104件→307件グラフ「1,000kW以上の発電リソース数(発電方式区分別)」の蓄電池の値 2026年16、2027年104、2028年307(2028年はバイオマス103、火力83)資料5 p.23
112024年度実効性テストの発動実績合計約450万kW、1,000kW以上の電源リソース36.8%・特高DR57.3%・50kW未満の電源1.3%・低圧DR0.1%「全リソースの発動実績合計は約450万kW」「それぞれ36.8%、57.3%」「それぞれ1.3%、0.1%」資料5 p.22
122026年度の低予備率アセスメント対象コマは7月末時点で310コマ(約155時間)「7月末時点で310コマ(約155時間)であり、予め設定したZ時間(90時間)を既に超過している状況」資料5 p.15
13電源等差替は差替元と差替先の区分を同一とする運用へ見直す案「電源等差替を実施する場合は、差替元電源と差替先電源の区分を同一とする運用へ見直すこととしてはどうか」資料5 p.48
142030年度メインオークションへの反映事項4点に電源等区分は含まれない「(1)指標価格(Net CONE)と需要曲線の見直し(2)追加オークションで調達を予定している供給力の見直し(3)期中運開電源の停止日数上限および運開遅延の取り扱い(4)容量停止計画調整のペナルティ精算の見直し」資料5 p.4

出典(一次情報)

  1. 容量市場の在り方等に関する検討会事務局「2025年度包括的検証後の取り組みと各課題における検討の方向性について(電源等区分と需給ひっ迫時に対応するリクワイアメント・ペナルティ)」第76回 容量市場の在り方等に関する検討会 資料5(PDF・7,292KB)(資料の日付 2026年9月1日、2026年9月2日に22ページの表記を修正。本稿は p.4・p.14〜15・p.21〜23・p.30〜31・p.33〜35・p.38・p.42〜44・p.46・p.48・p.73 を参照)
  2. 電力広域的運営推進機関「第76回 容量市場の在り方等に関する検討会」配布資料ページ(2026年9月1日 開催)

※二次情報(業界紙・ニュースサイト・プレスリリース配信)は出典に用いていません。

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2026.10.22

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中国エリアの揚水随契、運用権貸与を中断。2026年度下期の複合市場商品は調整力必要量どおりに、東京・中部・関西・東北は随契分を控除 サムネイル

中国エリアの揚水随契、運用権貸与を中断。2026年度下期の複合市場商品は調整力必要量どおりに、東京・中部・関西・東北は随契分を控除

6月から中国エリアの需給調整市場で差し引かれていた揚水発電の分が、いったん市場の募集に戻ることになりそうだ。中国電力ネットワークは2026年9月29日、揚水発電機を使った随意契約(

2026.09.30

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168万kWの枠に、1件も応札がなかった サムネイル

168万kWの枠に、1件も応札がなかった

災害で発電所がまとめて落ちたとき、あるいは需要が読みを超えて伸びたとき、すぐ立ち上げられる発電所を休ませたまま残しておく。その維持費を国の仕組みで払う。それが予備電源制度である。O

2026.09.16

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前日取引化後も市場外に残る調整力。OCCTO事務局が2026年4〜6月の火力・揚水の自然体余力を報告し、応札されない理由を提供者に確かめる方針案 サムネイル

前日取引化後も市場外に残る調整力。OCCTO事務局が2026年4〜6月の火力・揚水の自然体余力を報告し、応札されない理由を提供者に確かめる方針案

需給調整市場では調達されていないのに、実需給の断面では一般送配電事業者が調整力として使える余力がある。そのうち、余力活用契約を結んでいながら市場に参入していない電源に生じる分を「自

2026.09.15

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エリアの壁が外れる——二次調整力①、2027年度から広域調達へ サムネイル

エリアの壁が外れる——二次調整力①、2027年度から広域調達へ

需給調整市場の5商品のうち、二次調整力①だけがエリア内でしか売買できなかった。その最後の1つを2027年度から広域調達へ移す事務局案が、9月15日の第63回需給調整市場検討小委員会

2026.09.15

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同時市場は蓄電池の何を見て、何を見ないのか——SOCは見る、劣化と一次調整力のぶれは見ない サムネイル

同時市場は蓄電池の何を見て、何を見ないのか——SOCは見る、劣化と一次調整力のぶれは見ない

第25回 同時市場の在り方等に関する検討会(2026年9月14日)の資料4 p.65に、蓄電池の運用制約を約定処理でどう扱うかの素案が載った。充放電の上下限とSOCは制約条件として

2026.09.14

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判定基準は決まった。ただし全国一律ではない——調整力指令と出力制御指令が重複したときのアセスメント サムネイル

判定基準は決まった。ただし全国一律ではない——調整力指令と出力制御指令が重複したときのアセスメント

EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は2026年9月10日15時、「調整力指令と出力制御指令が重複した場合の取り扱いについて」を公表した。判断の根拠に置かれたのは国の審議

2026.09.10

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OCCTOのクライアント証明書が9月30日で失効する——10月に気づいても、もう間に合わない サムネイル

OCCTOのクライアント証明書が9月30日で失効する——10月に気づいても、もう間に合わない

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が、システム利用に使うクライアント証明書の有効期限切れについて注意喚起を出した。有効期限は2026年9月30日。広域機関システムとスイッチング支

2026.09.10

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9月17日の夜、東京は上下ふたつの出入口が同時にふさがる——EPRXが9月分の取引制約を更新 サムネイル

9月17日の夜、東京は上下ふたつの出入口が同時にふさがる——EPRXが9月分の取引制約を更新

一般社団法人電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年9月7日、系統作業等による取引の制約の9月分データを更新した。9月4日に公表した内容からの変更は2か所だけである。東北東京間

2026.09.09

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JEPX時間前市場は9月30日に乗り換わる——10月1日受渡分から新システム、清算書の取り口も同じ日に分かれる サムネイル

JEPX時間前市場は9月30日に乗り換わる——10月1日受渡分から新システム、清算書の取り口も同じ日に分かれる

日本卸電力取引所(JEPX)が2026年9月8日、取引システムの更改について現状を整理して公表した。時間前取引の新システムは2026年9月30日に稼働し、10月1日受渡分から取引可

2026.09.09

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セルは25年で97%安くなり、生産の85%は中国に寄った——IEAが数えたリチウムイオン電池の25年 サムネイル

セルは25年で97%安くなり、生産の85%は中国に寄った——IEAが数えたリチウムイオン電池の25年

国際エネルギー機関(IEA)が2026年9月7日、コメンタリー「The rise of lithium-ion batteries」を公表した。市場規模は1500億ドル超、需要は2

2026.09.09

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「2年前」に出す蓄電池の停止計画——出力可能容量は「管理容量×調整係数」、重加算はペナルティ1.5倍 サムネイル

「2年前」に出す蓄電池の停止計画——出力可能容量は「管理容量×調整係数」、重加算はペナルティ1.5倍

何が起きたか:容量停止計画のマニュアル案4本が意見募集された。

2026.09.07

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発動指令電源で応札している蓄電池が、区分見直しの検討対象に。OCCTO事務局が蓄電池を「本来は安定電源として応札されるべき電源」の例に挙げ、応札区分の要件の明確化などを検討する案を示した(第76回 容量市場検討会 資料5) サムネイル

発動指令電源で応札している蓄電池が、区分見直しの検討対象に。OCCTO事務局が蓄電池を「本来は安定電源として応札されるべき電源」の例に挙げ、応札区分の要件の明確化などを検討する案を示した(第76回 容量市場検討会 資料5)

容量市場では、計量単位の期待容量が1,000kW以上で、1日1回以上連続3時間以上動かせる蓄電池は、安定電源として応札するのが基本になっている。ところが当てはまるかどうかは事業者が

2026.09.03

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90時間の想定に実績155時間——容量市場のペナルティ計算式が揺らいでいる サムネイル

90時間の想定に実績155時間
——容量市場のペナルティ計算式が揺らいでいる

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年9月1日の第76回 容量市場の在り方等に関する検討会に、資料5「2025年度包括的検証後の取り組みと各課題における検討の方向性について(電源等区分と需給ひっ迫時に対応するリクワイアメント・ペナルティ)」を提出しました。

2026.09.01

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セルの出どころで当落が決まる——長期脱炭素第4回、認定メーカー優先約定の読み方 サムネイル

セルの出どころで当落が決まる——長期脱炭素第4回、認定メーカー優先約定の読み方

長期脱炭素電源オークション第4回で、蓄電池の入札に技術要件でも価格要件でもない新しい関門が加わった。どのメーカーのセルを積むか、である。

2026.09.01

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沖縄で蓄電池を調整力に回すなら、2027年度分の入札は11月2日16時必着。沖縄電力が電源Ⅰ(GF機能・LFC機能・需給バランス・厳気象対応)の4区分で入札募集を開始 サムネイル

沖縄で蓄電池を調整力に回すなら、2027年度分の入札は11月2日16時必着。沖縄電力が電源Ⅰ(GF機能・LFC機能・需給バランス・厳気象対応)の4区分で入札募集を開始

沖縄電力は2026年9月1日、2026年度調整力(2027年度向け)の募集要綱を確定し、電源Ⅰの入札募集を始めた。締切は11月2日16時必着。対象は同社が一般送配電事業者としてあら

2026.09.01

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GX-ETSの排出枠取引市場は2027年度秋に開設——板寄せ・約定は1日1回15:00・呼値1円 サムネイル

GX-ETSの排出枠取引市場は2027年度秋に開設
——板寄せ・約定は1日1回15:00・呼値1円

2026年8月26日の第8回 排出量取引制度小委員会(資料3・事務局案)で、GX-ETSの排出枠取引市場を2027年度秋頃に開設する方針と基本設計が示されました。GX推進機構が設置・運営します。

2026.08.28

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発電側課金が11月1日から+15〜25%——一般送配電8社が算出単価を公表 サムネイル

発電側課金が11月1日から+15〜25%
——一般送配電8社が算出単価を公表

2026年8月24日、一般送配電事業者8社が、2026年11月1日から適用予定の託送料金の算出単価をいっせいに公表しました。発電側課金(発電設備が系統に電気を流すときに払う託送料金)の基本料金は、いちばん低い東京電力パワーグリッドで+15.1%、いちばん高い北海道電力ネットワークで+25.0%です。

2026.08.28

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北海道エリアのインバランス料金単価に誤りの可能性——対象は8月24日、影響量は調査中 サムネイル

北海道エリアのインバランス料金単価に誤りの可能性
——対象は8月24日、影響量は調査中

2026年8月24日17時、北海道電力ネットワークが「インバランス料金単価の算定根拠となるデータの誤りの可能性について」を公表しました。要点は一つです。公表済みのインバランス料金単価そのものに、誤りの可能性がある。誤りの可能性がある期間として示されているのは、2026年8月24日——つまり本日ぶんです。

2026.08.24

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中国電力ネットワークが託送料金を届出——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh サムネイル

中国電力ネットワークが託送料金を届出
——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh

託送料金の改定は、この夏ずっと「審査中」の話でした。一般送配電8社が7月10日に収入の見通しの変更承認申請を出し、料金制度専門会合で審査が進んでいる——そこまでは制度の話です。

2026.08.24

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託送料金の値上げは2026年11月1日から——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め サムネイル

託送料金の値上げは2026年11月1日から
——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め

一般送配電8社が出した託送料金の値上げ申請そのものは、7月に本サイトでも基礎を整理しました。本記事はその続報です。申請から1か月半が経ち、審査が最終段階に入りました。

2026.08.24

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【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」
〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年8月6日、2027年度を対象とする容量市場の追加オークション結果を公表しました。約定総容量は4,578,545kW、全9エリアの約定価格は10,361円/kWです。安定電源として登録された蓄電池約13.8万kWも応札し、全量落札したと整理できます。

2026.08.18

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容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から サムネイル

容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から

OCCTOが2026年7月30日に公表したメインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)で、参加登録から約定までの日程が確定した。最初の関門は事業者情報の登録受付で、8月3日から8月7日までの5日間しかない。

2026.07.30

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容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW サムネイル

容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW

OCCTOは2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の需要曲線を決定・公表した。指標価格・上限価格はいずれも前回から+107.6%。倍増の起点はモデルプラントの基準年更新にあり、2030年度の容量収入の前提を組み替える必要がある。

2026.07.30

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EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用 サムネイル

EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用

電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年7月30日、「需給調整市場のΔkW上限価格の更新について」を公表した。第4回電力安定供給ワーキンググループ 資料6の審議結果を受けた一部商品区分の単価更新で、適用は9月1日実需給分からである。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

「容量市場に間に合わない?」〜コード取得済みでも要注意〜 蓄電池事業者が確認すべき【法人名義・参加区分・電源リスト】
〜事業者コードは最大3週間、系統コードは3〜4週間〜OCCTO資料から“参加登録の本当の落とし穴”を整理

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月7日、容量オークションへの参加を予定する事業者に対し、事業者コード、系統コード、クライアント証明書を早めに準備するよう注意を呼びかけました。

2026.07.30

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容量市場2030年度の上限価格は31,366.5円/kW、前回のほぼ倍に。需要曲線の決定と、倍になった理由 サムネイル

容量市場2030年度の上限価格は31,366.5円/kW、前回のほぼ倍に。需要曲線の決定と、倍になった理由

容量市場で2030年度の供給力を買うオークションの、価格の天井がほぼ倍になった。電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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三次調整力②の必要量、東京は取引単位30分化で約25.3%減。一般送配電9社が2025年度の事後検証を公表 サムネイル

三次調整力②の必要量、東京は取引単位30分化で約25.3%減。一般送配電9社が2025年度の事後検証を公表

三次調整力②(三次②)は、再エネの前日予測が当日までに外れる分に備える調整力で、系統用蓄電池がΔkWを応札する主な商品の一つだ。その「必要量」が2025年度にどれだけ妥当だったかを

2026.06.26

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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中国電力ネットワーク、揚水発電機の随意契約で約15万kWを確保。複合市場商品の募集量を6月10日実需給分から見直し サムネイル

中国電力ネットワーク、揚水発電機の随意契約で約15万kWを確保。複合市場商品の募集量を6月10日実需給分から見直し

中国エリアの需給調整市場で、市場から募集する調整力の量が変わる。電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年6月8日、中国電力ネットワークから、6月10日実需給分以降の複合市場商品

2026.06.08

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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5月20日の北海道「広域予備率0.26%」は誤った値だった。融通指示と自動演算のずれが原因、200円/kWhの料金は修正後の単価で精算へ サムネイル

5月20日の北海道「広域予備率0.26%」は誤った値だった。融通指示と自動演算のずれが原因、200円/kWhの料金は修正後の単価で精算へ

2026年5月20日の午後、北海道エリアの15:30〜16:00のコマで、広域予備率が0.26%と公表された。同じコマのインバランス料金単価は200円/kWhになった。ところが0.

2026.06.02

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JEPX、間接送電権の清算書を2026年6月13日受渡分から変更。CSVを廃止し、新スポットシステムから取得する形に サムネイル

JEPX、間接送電権の清算書を2026年6月13日受渡分から変更。CSVを廃止し、新スポットシステムから取得する形に

日本卸電力取引所(JEPX)は2026年5月28日、間接送電権の日々の清算書を変えると知らせた。間接送電権取引が新システムへ移るのに合わせたもので、2026年6月13日(土)受渡分

2026.05.28

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東京電力PG、揚水発電機の随意契約で約120万kWを確保。需給調整市場の募集量を5月26日実需給分から見直し サムネイル

東京電力PG、揚水発電機の随意契約で約120万kWを確保。需給調整市場の募集量を5月26日実需給分から見直し

東京エリアで需給調整市場の募集量が動く。電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年5月22日、東京電力パワーグリッドから、5月26日実需給分以降の複合市場商品の募集量を見直すとの

2026.05.22

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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三次調整力②の募集量削減係数、5月分は東北・中部で「0.000」が15〜16コマ。EPRXが4月28日に公表 サムネイル

三次調整力②の募集量削減係数、5月分は東北・中部で「0.000」が15〜16コマ。EPRXが4月28日に公表

三次調整力②の募集量は、送配電側が算定した必要量をそのまま市場に出しているわけではない。30分ごとに「募集量削減係数」を掛け、削った後の量が実際の募集量になる。電力需給調整力取引所

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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インバランス料金の公表CSV、2026年10月と2027年3月の2段階で仕様変更。累積価格閾値制度の導入と余剰・不足単価の一本化に対応 サムネイル

インバランス料金の公表CSV、2026年10月と2027年3月の2段階で仕様変更。累積価格閾値制度の導入と余剰・不足単価の一本化に対応

インバランス料金情報公表ウェブサイトのCSVを毎日取り込んでいるなら、押さえておく日付が2つある。四国電力送配電は2026年4月24日、沖縄を除く一般送配電事業者9社が運用するこの

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

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起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

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精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

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ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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東北電力NW、需給調整市場の募集量予定を見直し。揚水随契の分を複合商品から控除(2026年4〜9月) サムネイル

東北電力NW、需給調整市場の募集量予定を見直し。揚水随契の分を複合商品から控除(2026年4〜9月)

東北電力ネットワークが、需給調整市場で2026年4月から9月に募集する量の予定を出し直した。揚水発電機で調整力を出す随意契約(契約容量 最大23万kW)を結んだためで、2026年4

2026.04.01

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関西送配電、揚水発電機の随意契約で約47万kWを確保。需給調整市場の複合市場商品の募集量を4月3日取引分から見直し サムネイル

関西送配電、揚水発電機の随意契約で約47万kWを確保。需給調整市場の複合市場商品の募集量を4月3日取引分から見直し

関西電力送配電は2026年4月1日、調整力提供事業者と揚水発電機の運用権貸与に関する随意契約を結んだと公表した。契約容量は約47万kW、適用期間は2026年4月4日から2027年3

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

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需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

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容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

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容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(日本卸電力取引所)の基礎を、スポットと時間前の違いから価格の決まり方、BESSの使いどころまで一気に解説。最小単位・手数料・リスクにも触れ、初導入でも判断できます。

2025.10.19

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容量市場(OCCTO)とは?BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場(OCCTO)とは?
BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

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初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

初心者投資家向け・商品別に"実務でわかる"解説
2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

このスライドでは、需給調整市場(EPRX)の基本から、各商品の詳細仕様、実務参入のポイントまで、段階的に解説します。

2025.09.21

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脱炭素社会のキーテクノロジーである「系統用蓄電池(BESS)」のビジネスに特化した専門情報メディアです。

再生可能エネルギーの導入が加速する一方、その制度や技術は複雑で、変化のスピードも速まっています。
当メディアでは、系統用蓄電池の基礎知識はもちろん、FIT・FIP制度それぞれに対応した併設モデルの解説、需給調整市場や容量市場といったビジネスの現場、さらには関連法規や実務上の注意点まで、専門的かつ分かりやすく解説します。

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