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エネルギー業界の今を発信する系統用蓄電池(BESS)ニュース
通称:ベスニュース
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作成日:2026.09.16

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※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

168万kWの枠に、1件も応札がなかった

168万kWの枠に、1件も応札がなかった サムネイル

災害で発電所がまとめて落ちたとき、あるいは需要が読みを超えて伸びたとき、すぐ立ち上げられる発電所を休ませたまま残しておく。その維持費を国の仕組みで払う。それが予備電源制度である。OCCTOは2026年8月19日から9月15日まで、2027年度・2028年度の制度適用開始に向けた枠を募集した。東(50Hz)エリア100万kW、西(60Hz)エリア68万kW、合わせて168万kW。9月16日に公表された結果は、応札ゼロだった。

読了目安:約7分対象読者:上級(容量市場・需給調整市場の収益を織り込んで系統用蓄電池の事業計画を組む事業開発・運用責任者)種別:ニュース解説+制度分析

募集枠
168万kW(東50Hz 100万kW+西60Hz 68万kW)
応札
0件(2026年9月16日公表)
募集期間
8/19〜9/15(2026年)
次の議論の場
9月29日第122回 調整力等委員会 17:00〜19:00
図解サマリー(3行)

何が起きたか:OCCTOが2026年9月16日、2026年度予備電源募集(2027年度・2028年度制度適用開始向け)の結果を公表し、東(50Hz)エリア100万kW・西(60Hz)エリア68万kWの募集に応札がなかったことを明らかにした。

なぜ重要か:予備電源は、大規模災害等による電源脱落や需要急増時に追加の供給力を確保するための備えとして国の審議会で整理された制度である。その枠が全く埋まらなかった。

何をすべきか:2026年9月29日の第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会を注視し、供給信頼度の確保がどの手段へ振り向けられるかを確認する。議題に「補完オークションについて」が入っている。

168万kWの枠に、1件も応札がなかった

OCCTOの募集結果ページ(更新日2026年9月16日)には、一文だけが加わっている。

2026年9月16日 当募集への応札はありませんでした。

— OCCTO「2026年度予備電源募集(2027年度・2028年度制度適用開始向け)の募集結果について」

募集期間は2026年8月19日(水)から9月15日(火)まで。締切の翌日に結果が出た。応札が1件でもあれば審査の説明が要るが、ゼロなら書くことがない。ページの淡白さが、そのまま結果の性格を映している。

募集内容は募集要綱に書かれている。2027年度・2028年度制度適用開始向けの予備電源として、東(50Hz)エリアにおいて100万kW、西(60Hz)エリアにおいて68万kW。合わせて168万kWである。

見落としやすいのは、その前段だ。OCCTOは募集要綱案と契約約款案について事前に意見募集をかけていた。結果は意見なし。意見が出ないまま要綱と約款を確定させ、募集に進み、応札もゼロだった。制度設計の段階から、事業者がこのテーブルに着いていなかったと読める。

OCCTO 2026年度予備電源募集の枠は東50Hzエリア100万kWと西60Hzエリア68万kWの計168万kWで、募集期間は2026年8月19日から9月15日まで、応札は1件もなかったことを示す図。
図1:募集枠の内訳・募集期間・結果。出典=OCCTO 募集結果ページおよび予備電源募集要綱。作図=BESS NEWS編集部。

予備電源とは何だったのか——容量市場でも長期脱炭素電源オークションでもない

供給力を確保する国の仕組みは複数ある。混同されやすいので、対価を払う対象で区別したい。

OCCTOによる予備電源制度の説明はこうである。

大規模災害等による電源の脱落や、需要の急増など、追加の供給力を確保する必要が生じた際に、一定期間内に稼働が可能な休止電源を維持する仕組みとして、当機関が実施することとして国の審議会において整理されました

— OCCTO 募集結果ページ

対価の対象は「休止電源を、一定期間内に稼働が可能な状態のまま維持すること」。動かすことにではなく、動かせる状態を保つことに払う。

容量市場は違う。実需給の4年前に、供給力(kW)を広く調達する。長期脱炭素電源オークションも違う。新設・リプレースの電源について、固定費を長期にわたって保証する。前者は既存の供給力を広く押さえる制度、後者は新しい電源を建てさせる制度である。

予備電源はそのどちらでもない。すでに止まっている電源を、止まったまま生かしておく。供給力確保の最後の備えにあたる位置づけである。

容量市場は4年前に供給力を調達し、長期脱炭素電源オークションは新設・リプレースの固定費を長期保証し、予備電源は休止電源を動かせる状態で維持することに対価を払うという役割分担を示す図。
図2:容量市場・長期脱炭素電源オークション・予備電源の役割分担。出典=OCCTO 募集結果ページおよび予備電源制度ガイドライン。作図=BESS NEWS編集部。

なぜ手が挙がらなかったのか(ここからは本レポートの推定)

ここから先は推定です

応札がゼロになった理由を、OCCTOは説明していない。募集結果ページは結果だけを載せ、分析も所感も書いていない。以下は公表資料に基づく事実ではなく、編集部の推定である。

休止した電源を「一定期間内に稼働が可能」な状態で維持するには、費用が止まらない。設備の保全は続ける必要がある。運転と保守ができる人員も手放せない。燃料の調達体制も生かしておかなければ、いざというときに立ち上がらない。どれも発電しなくても出ていく固定費である。

一方、予備電源は発動されるまで電気を売らない。収入は待機への対価だけだ。

ここに比較が入る。同じ設備を容量市場に出せばkW価値が得られる。卸電力市場でも需給調整市場でも、動かせば収益機会がある。「休ませたまま待たせる」ことを選ぶには、その対価が、動かして稼ぐ道を諦める分を上回っていなければならない。今回それが上回らなかった、という説明は成り立つ。

繰り返すが、これは推定である。要綱の対価水準や応札要件のどこが効いたのかを特定する材料は、現時点の公表情報にはない。

確保できなかった168万kWの行き先

事実として押さえるべきは二つある。168万kWぶんの予備供給力が確保できなかったこと。そして、その穴を埋める代替手段について公表ページが何も述べていないことである。再募集をするのか、条件を変えるのか、制度そのものを見直すのか。言及はない。

そのうえで、系統用蓄電池の事業計画に効く筋を挙げる。

ひとつは需給の余裕である。備えが薄いまま2027年度・2028年度を迎える可能性が残る。需給が締まる局面ではスポット価格が跳ねやすくなり、裁定収益には上振れ要因として働く。ただし系統側が別の手当てを進めれば、跳ねは抑えられる方向にも動く。片側に前提を振ると、どちらに転んでも計画を外す。

もうひとつは手段としての位置づけだ。予備電源が埋まらなかった以上、追加の供給力は別の資源から取るほかない。起動が速く、指令への応答も速いBESSは、その候補として相対的な重みを増す方向にある。ただし本件ひとつを根拠に投資判断を動かせる段階ではない。

9月29日、補完オークションが議題に載る

応札ゼロの公表と同じ9月16日、OCCTOはもうひとつの案内を出している。第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会が、2026年9月29日17時から19時まで開かれる(会議室O/Web併用)。

議題は3本ある。

  1. 補完オークションについて
  2. 需給状況を表す新たなシグナルの検討状況について
  3. 今後の供給信頼度評価の課題整理について(報告)

予備電源の結果と直接ひもづけた説明が出ているわけではない。ただ、供給信頼度をどう確保するかという問いを扱う場が、結果公表の13日後に設定されている。補完オークションの設計次第では、BESSが応札できる収益機会が立ち上がる可能性もある。読むべきは結論よりも応札要件の記述である。

次の議論の場は2026年9月29日17時から19時に開かれる第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会で、補完オークションを含む議題3本が予定されていることを示す図。
図3:次の議論の場と議題。出典=OCCTO 第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会。作図=BESS NEWS編集部。

今から備えること

#アクション期限
1第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会(2026年9月29日17:00)の配布資料を取得し、「補完オークション」の設計案とBESSの応札可否を確認する2026-09-29
2予備電源の再募集または制度見直しに関するOCCTOの新着を監視対象として継続する2026-10-31
3応札ゼロの理由について、OCCTOの委員会資料または事後の整理文書で公式な説明が出るかを追跡する2026-11-30
42027年度・2028年度の需給前提を、予備電源168万kWが確保されないケースで置き直す2026-12-31

よくある質問

Q1. 応札ゼロというのは、誰も予備電源に関心がなかったということですか。
公表されているのは「当募集への応札はありませんでした」という結果だけです(募集結果ページ・更新日2026年9月16日)。OCCTOは理由を説明していません。募集要綱案・契約約款案への意見募集でも意見の提出はなく、制度設計の段階から事業者の反応が乏しかったことは読み取れますが、関心の有無を結果から断定することはできません。
Q2. 予備電源は容量市場や長期脱炭素電源オークションと何が違うのですか。
対価を払う対象が違います。容量市場は実需給の4年前に供給力(kW)を広く調達する制度、長期脱炭素電源オークションは新設・リプレース電源の固定費を長期にわたって保証する制度です。予備電源は、すでに休止している電源を一定期間内に稼働が可能な状態のまま維持することへ対価を払います。OCCTOは「大規模災害等による電源の脱落や、需要の急増など、追加の供給力を確保する必要が生じた際に、一定期間内に稼働が可能な休止電源を維持する仕組み」と説明しています。
Q3. 168万kWという枠の内訳と、募集の期間はどうなっていましたか。
募集要綱では、2027年度・2028年度制度適用開始向けの予備電源として、東(50Hz)エリアにおいて100万kW、西(60Hz)エリアにおいて68万kWをそれぞれ募集するとされていました。合計は168万kWです。募集期間は2026年8月19日(水)から2026年9月15日(火)まででした。なお、この枠がどう算定されたかは、本稿が用いた公表ページと募集要綱の範囲では確認していません。
Q4. 応札がなかった理由は何ですか。
公表資料に説明はありません。以下は本レポートの推定です。休止電源を維持するには設備の保全・人員の確保・燃料調達体制の維持といった固定費が継続して発生する一方、予備電源は発動されるまで収益を生みません。同じ設備を容量市場に出せばkW価値が得られ、卸電力市場や需給調整市場にも収益機会があります。待機させ続けることの機会費用が予備電源の対価を上回った、という説明は成り立ちますが、OCCTOがそう述べたわけではありません。
Q5. 再募集はあるのですか。制度は見直されるのですか。
募集結果ページは応札がなかったという結果のみを示しており、再募集の有無・時期にも、制度見直しの方針にも触れていません。現時点で先行きを断定できる材料はありません。OCCTOの新着と、2026年9月29日の第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会の資料を追うのが確実です。
Q6. 系統用蓄電池の事業計画には、どう効きますか。
二方向に効きます。168万kWの予備供給力が確保できないまま2027年度・2028年度を迎える可能性があり、需給が締まる局面ではスポット価格が跳ねやすくなります。これは裁定収益の上振れ要因です。一方で、系統側が補完オークション等で手当てを進めれば、跳ねは抑えられる方向にも働きます。前提を片側に振らないことをお勧めします。あわせて、補完オークションの設計によってはBESSが応札できる新しい収益機会が生じ得るため、9月29日の委員会資料で応札要件を確認する価値があります。

編集体制と事実確認プロセス

BESS NEWSの記事はこう作っています

  • BESS NEWSは一次情報主義を採ります。官公庁・電力広域的運営推進機関・一般送配電事業者・執行団体が自ら公表した文書とページのみを出典とし、業界紙・ニュースサイト・プレスリリース配信の二次情報は出典に用いません。
  • 本稿の数値・引用は、OCCTOの募集結果ページと、同ページから公表されている募集要綱・契約約款・ガイドラインのPDFを保存したうえで突合しています。対照結果は「数値照合表」に出典つきで示しました。
  • 応札がゼロだった理由は公表されていません。本稿の「なぜ手が挙がらなかったのか」の節とQ4は編集部の推定であり、OCCTOの説明ではありません。該当箇所にその旨を明記しています。
  • 再募集の有無・時期、制度見直しの方針は公表ページに記載がありません。未確認として扱い、推測で埋めていません。
  • 供給力確保・価格形成への影響についての記述は、一次情報の事実に基づく編集部の解釈です。確定した見通しではありません。

編集部の見立て

  1. 応札ゼロを「制度の失敗」と読むのは早い。今回分かったのは、この条件と枠組みでは休止電源が出てこなかったという一点である。対価水準・応札要件・契約期間のどれが効いたのかは公表されておらず、制度の評価はその材料が出てからでよい。
  2. 実務上は、9月29日の補完オークションの議論のほうが先に効く。予備電源が埋まらない状態で供給信頼度を確保する手段を扱う場であり、設計次第ではBESSの応札可否が論点に入る。読むべきは結論よりも応札要件の記述である。
  3. 需給前提は両側で持ちたい。168万kWが確保できていないことは需給逼迫側の材料だが、系統側の追加対策が入れば逆へ振れる。今の段階で価格前提を上下どちらかに寄せると、9月29日以降の情報で組み直しになる。

数値照合表

本文に出した主要な数値を、一次情報の該当箇所と1対1で対照した表である。

#項目本文の値一次情報の記載・出典
1応札結果応札ゼロ「2026年9月16日 当募集への応札はありませんでした。」/OCCTO 募集結果ページ(更新日2026年9月16日)
2募集期間2026年8月19日〜9月15日「2026年8月19日(水)〜2026年9月15日(火)」/OCCTO 募集結果ページ
3東(50Hz)エリアの募集枠100万kW「東(50Hz)エリアにおいて100万kW…をそれぞれ募集します」/予備電源募集要綱
4西(60Hz)エリアの募集枠68万kW「西(60Hz)エリアにおいて68万kW…をそれぞれ募集します」/予備電源募集要綱
5募集枠の合計168万kW100万kW+68万kW=168万kW(編集部による合算。原文に合計値の記載はない)/予備電源募集要綱
6制度の趣旨一定期間内に稼働が可能な休止電源を維持する仕組み「大規模災害等による電源の脱落や、需要の急増など、追加の供給力を確保する必要が生じた際に、一定期間内に稼働が可能な休止電源を維持する仕組みとして、当機関が実施することとして国の審議会において整理されました」/OCCTO 募集結果ページ
7事前の意見募集意見なし募集要綱案および契約約款案への意見募集で「意見はなかった」/OCCTO 募集結果ページ
8関連文書(本体)のファイルサイズ募集要綱480KB/契約約款531KB/ガイドライン283KB掲載表記のファイルサイズ(いずれも2026年8月19日付)/OCCTO 募集結果ページ
9関連文書(様式)のファイルサイズ様式1 応札書19KB/様式2 提案書127KB/様式3 誓約書173KB/様式4 再応札書・応札辞退書24KB掲載表記のファイルサイズ/OCCTO 募集結果ページ
10次の委員会の日時2026年9月29日17:00〜19:00第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会(会議室O/Web併用)/OCCTO 委員会ページ
11委員会の議題3本「補完オークションについて」「需給状況を表す新たなシグナルの検討状況について」「今後の供給信頼度評価の課題整理について(報告)」/OCCTO 委員会ページ

出典(一次情報)

  1. OCCTO:2026年度予備電源募集(2027年度・2028年度制度適用開始向け)の募集結果について(更新日2026年9月16日)
  2. 予備電源募集要綱(2027年度・2028年度制度適用開始向け)(2026年8月19日公表)
  3. 予備電源契約約款(2026年8月19日公表)
  4. 予備電源制度ガイドライン
  5. OCCTO:第122回 調整力及び需給バランス評価等に関する委員会(開催日:2026年9月29日)

※二次情報(業界紙・ニュースサイト・プレスリリース配信)は出典に用いていません。

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——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh

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——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め

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【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」
〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

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容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から サムネイル

容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から

OCCTOが2026年7月30日に公表したメインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)で、参加登録から約定までの日程が確定した。最初の関門は事業者情報の登録受付で、8月3日から8月7日までの5日間しかない。

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容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW サムネイル

容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW

OCCTOは2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の需要曲線を決定・公表した。指標価格・上限価格はいずれも前回から+107.6%。倍増の起点はモデルプラントの基準年更新にあり、2030年度の容量収入の前提を組み替える必要がある。

2026.07.30

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EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用 サムネイル

EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用

電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年7月30日、「需給調整市場のΔkW上限価格の更新について」を公表した。第4回電力安定供給ワーキンググループ 資料6の審議結果を受けた一部商品区分の単価更新で、適用は9月1日実需給分からである。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

「容量市場に間に合わない?」〜コード取得済みでも要注意〜 蓄電池事業者が確認すべき【法人名義・参加区分・電源リスト】
〜事業者コードは最大3週間、系統コードは3〜4週間〜OCCTO資料から“参加登録の本当の落とし穴”を整理

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月7日、容量オークションへの参加を予定する事業者に対し、事業者コード、系統コード、クライアント証明書を早めに準備するよう注意を呼びかけました。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

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起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

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精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

市場・価格

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

市場・価格

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

市場・価格

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

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容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(日本卸電力取引所)の基礎を、スポットと時間前の違いから価格の決まり方、BESSの使いどころまで一気に解説。最小単位・手数料・リスクにも触れ、初導入でも判断できます。

2025.10.19

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容量市場(OCCTO)とは?BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場(OCCTO)とは?
BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

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初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

初心者投資家向け・商品別に"実務でわかる"解説
2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

このスライドでは、需給調整市場(EPRX)の基本から、各商品の詳細仕様、実務参入のポイントまで、段階的に解説します。

2025.09.21

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