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作成日:2026.10.22

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市場・価格

※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

EPRX、需給調整市場システムの約定停止は「最適化計算で最適解が得られなかった」ため。10/17の第一報から10/18の終報まで、未操作の取引会員は「受諾可」扱い、再発時はリカバリWebアプリへ

EPRX、需給調整市場システムの約定停止は「最適化計算で最適解が得られなかった」ため。10/17の第一報から10/18の終報まで、未操作の取引会員は「受諾可」扱い、再発時はリカバリWebアプリへ サムネイル

需給調整市場の約定処理が10月17日に止まった件で、一般社団法人電力需給調整力取引所(EPRX)は同日15時30分の第一報から翌18日15時の終報まで、告知を5本出した。原因は18日の第四報で「最適化計算において最適解が得られず、約定処理が停止したもの」と説明された。需給調整市場システム(MMS)自体の不具合ではないとして、10月18日取引分(10月19日実需給分)は通常どおりMMSで約定処理し、同日15時に約定完了の終報を出した。コンティンジェンシー対応に移った10月18日実需給分は、17時00分までにリカバリWebアプリで受諾可否の操作をしなかった取引会員を「受諾可」として扱い、約定結果は後日公表するという。最適解が得られなかった組合せの中身と再発防止策はまだ書かれておらず、EPRXは事象の解明を「引き続き実施」としている。

読了目安:約9分対象読者:上級(需給調整市場の取引会員である蓄電池事業者・アグリゲーターと、需給調整市場の収益を前提に投資する投資家・金融機関)種別:市場運営者の告知の解説(第一報〜終報の5本。事象の解明は継続中)

要点まとめ

何が起きたか:EPRXは10月17日15時30分の第一報で需給調整市場システム(MMS)の約定処理に障害が出たと公表し、16時の第二報で入札データの健全性は確認できたとして10月18日実需給分をコンティンジェンシー対応に移行、取引会員にリカバリWebアプリで17時00分までに受諾可否を操作するよう求めた。17時30分の第三報で、10月18日実需給分をコンティンジェンシー対応に移行したこと、17時00分までに受諾可否の操作が無かった取引会員は「受諾可」としたこと、約定結果は後日公表することを告知した。10月18日11時の第四報で、事象は最適化計算で最適解が得られず約定処理が停止したもので、MMS自体の不具合ではないと説明し、同日の取引は通常どおりMMSで約定処理すると告知。同日15時の終報で、10月18日取引分(10月19日実需給分)の約定処理が完了したと公表した。

なぜ重要か:EPRXは「組合せによって最適解が得られないことがある」と書いており、同じ事象は今後も起こり得る。そのときは約定がリカバリWebアプリでの取引に切り替わり、取引会員は当日中の受諾操作が必要になる。操作しなければ「受諾可」とみなされ、自社の約定量・単価を確かめないまま受諾した扱いになる。

何をすべきか:10月18日実需給分で受諾可否を操作したか、未操作で「受諾可」とみなされた約定の内容が想定どおりかを確認する。最適解が得られない日に備え、リカバリWebアプリの操作手順と当日の受諾操作の担当を社内で決めておく。後日公表される約定結果と、EPRXが「引き続き実施」とする事象の解明結果を確認する。

10月17日の第一報から18日の終報までの経緯

EPRXの第一報(10/17 15:30)から第二報(16:00)、第三報(17:30)、第四報(10/18 11:00)、終報(15:00)までの5本の告知と、各報で分かったこと(障害の発生、コンティンジェンシー対応への移行、未操作は受諾可、最適解が得られず停止、約定処理の完了)を並べた図。
図1:10月17日の第一報から18日の終報までの経緯と、各報で分かったこと。時刻はEPRXの新着一覧とPDFのファイル名によるもので、PDF本文には日付のみ。出典=EPRX【第一報】・【第二報】・【第三報】・【第四報】・【終報】 各p.1。作図=BESS NEWS編集部。

EPRXは10月17日、新着情報に「需給調整市場システムの障害に伴う需給調整市場への影響に関するお知らせ」と題したPDFを続けて掲載した。15時30分付の第一報は短い。障害が起きたことと、原因と復旧見込みを確認中であること。書かれているのはこの2点だけである。

本日のMMS約定処理において、10/18実需給分の約定処理に障害が発生しております。原因や復旧見込みについて現在確認中

出典:EPRX【第一報】2026年10月17日

30分後の第二報は、(1)市場取引の実施可否について、(2)その他、の2項目に分かれる。(1)の結論が、この日の取引分をコンティンジェンシー対応に移行するというものだ。

入札データの健全性は確認されていることから、2026年10月17日の取引分(10月18日実需給分)はコンティンジェンシー対応に移行します

出典:EPRX【第二報】2026年10月17日(1)市場取引の実施可否について

そのうえで取引会員には、リカバリWebアプリにログインし、17時00分までに受諾可否を対応するよう求めた。(2)その他は、状況が変わり次第ホームページとメールで知らせるという一文である。第二報は16時付なので、掲載から回答期限まで1時間しかなかった。通常なら前日取引に応札した会員は約定結果の通知を受け取るが、この日はその代わりに、会員が自分でアプリにログインして受諾するかしないかを返す形になった。17時までに回答できなかった会員がどう扱われるかは、第二報には書かれていなかった。

入札は受け付けられ、入札データは壊れていない。第一報が「本日のMMS約定処理」と書くとおり、止まったのは10月17日に行われた約定処理のうち、10月18日実需給分の処理である。入札データが健全だからこそ、約定処理のシステムが動かなくても別の手段で約定を成立させる道を選んだと読める。

EPRXの新着一覧をさかのぼると、直近にもう1件、市場運営に関わる障害の告知がある。10月5日【第一報】・10月6日【終報】の「中部電力PG中央給電指令所のシステム障害に伴う需給調整市場への影響」で、2週間で2件目になる。ただし性質は違う。10月上旬の件は一般送配電事業者側、中部電力パワーグリッドの中央給電指令所のシステム障害で、需給調整市場はその影響を受ける側だった。今回は送配電側ではなく、EPRX自身の市場システム(MMS)の約定処理が止まり、取引会員にリカバリWebアプリでの受諾回答を求める事態になった。前回より市場運営の中枢に近い出来事である。

第一報・第二報を含め、終報までの告知は5本になる。告知の時刻は、EPRXの新着一覧と各PDFのファイル名(202610171530・202610171730など)による。本文に印刷されているのは日付だけで、時刻は書かれていない。

報日時主な内容
第一報10/17 15:3010月18日実需給分の約定処理に障害。原因・復旧見込みは確認中
第二報10/17 16:00入札データの健全性を確認。10月17日取引分をコンティンジェンシー対応へ。リカバリWebアプリで17時00分までに受諾可否を対応
第三報10/17 17:30コンティンジェンシー対応への移行を伝達。原因は調査中。約定結果は後日公表。17時00分までに未操作の会員は受諾可
第四報10/18 11:00事象は最適化計算で最適解が得られず約定処理が停止したもの。MMS自体の不具合ではない。本日は通常どおりMMSで約定。解明は引き続き実施
終報10/18 15:0010月18日取引分(10月19日実需給分)の約定処理が完了

第一報・第二報の段階では「原因や復旧見込みについて現在確認中」だった。第三報で未操作の会員の扱いと約定結果の公表時期が、第四報で原因の種類と再発時の手順が示された。以下、第三報から順に見ていく。

第三報:未操作の会員は「受諾可」、約定結果は後日公表

第三報(10月17日17時30分)は、コンティンジェンシー対応に移行したことを伝える告知である。本文は短い。

需給調整市場システムの約定処理の障害に伴い、2026年10月17日取引分(10月18日実需給分)については、コンティンジェンシー対応に移行しました。障害の原因については現在調査中です。

出典:EPRX【第三報】2026年10月17日

続けて2点が書かれている。(1)約定結果の公表は、コンティンジェンシー対応による約定結果をEPRXのWebサイトに「後日」公表する。(2)約定結果の受諾可否は、次のとおりである。

17時00分までにリカバリWebアプリによる約定結果の受諾可否操作がなかった取引会員さまにおかれましては、受諾可とさせていただいております。

出典:EPRX【第三報】2026年10月17日(2)約定結果の受諾可否その他

ここが取引会員にとって実務上いちばん効く部分だと編集部はみている。第二報の時点では、回答が無かった場合にどう扱われるかは書かれていなかった。第三報で、それが「受諾可」だと示された。つまり、17時00分までにリカバリWebアプリを操作しなかった会員は、自社の約定量・単価を自分の目で確かめないまま、受諾したものとして扱われている。16時に掲載された第二報を見落とした、あるいは担当者がログインできなかった会員ほど、この扱いの影響を受ける。

約定結果の公表が「後日」となっている点も残る。第三報は公表日を示していない。

第四報:原因は「最適解が得られず」、MMS自体の不具合ではない

翌18日11時の第四報で、EPRXは事象の種類を初めて示した。

今回の事象は、最適化計算において最適解が得られず、約定処理が停止したものです。

最適化計算においては、組合せによって最適解が得られないことがあり、MMS自体の不具合ではなく、MMSの約定処理自体は実施できることから、本日の取引については通常通りMMSによる約定処理を実施します。

なお、最適解が得られなかった場合はリカバリWebアプリによる取引に移行します。

出典:EPRX【第四報】2026年10月18日

需給調整市場の約定は、一次調整力、二次調整力①②、三次調整力①②、それに複合商品の入札を同時に最適化して決める。EPRXの説明どおりなら、入札の組合せ次第で約定計算が解を返さない日が今後も出得る。EPRXはそれを「組合せによって最適解が得られないことがあり」と一般論の形で書き、だからMMS自体の不具合ではない、と整理した。

この整理には2つの意味がある。ひとつは、10月18日の取引を通常どおりMMSで約定処理できる根拠になること。もうひとつは、再発時の手順が決まったこと。最適解が得られなかった場合はリカバリWebアプリによる取引に移行する、と第四報は書いた。前日に取引会員が経験した手順が、今後の標準の扱いになる。

一方で、第四報は「昨日の組合せによって最適解が得られなかった事象の解明については、引き続き実施します」とも書いている。事象の種類は示されたが、なぜその組合せで解が得られなかったのかは、まだどこにも書かれていない。

第1章で触れた10月5日から6日の件は障害の主体が送配電側だったが、今回は市場の約定ロジックの側で起きたことが、第四報ではっきりした。

終報で閉じたこと、まだ書かれていないこと

同じ18日の15時、EPRXは終報を出した。

2026年10月18日取引分(10月19日実需給分)については、需給調整市場システムの約定処理が完了しておりますので、お知らせいたします。

出典:EPRX【終報】2026年10月18日

これで、コンティンジェンシー対応は10月18日実需給分の1日で終わった。第四報が予告したとおり、18日取引分は通常どおりMMSで約定し、リカバリWebアプリへの再移行は起きていない。終報には、前日のコンティンジェンシー対応への協力に対する謝辞も添えられている。

閉じたのは約定処理の話であって、事象そのものではない。終報の時点で書かれていないことを挙げておく。

  • 10月18日実需給分(コンティンジェンシー対応分)の約定結果。第三報は「後日」公表とし、日付は示していない
  • なぜ10月17日の入札の組合せで最適解が得られなかったのか。第四報は解明を「引き続き実施」とする
  • 影響額。コンティンジェンシー対応で約定した量・単価が通常の約定とどう違ったかは、約定結果の公表を待つ必要がある
  • 再発防止策。約定ロジックの変更などは、10月18日の終報までの告知に無い

編集部としては、約定結果の公表と解明結果の公表を次の確認点にしている。公開日の10月22日時点で、この2点は本稿では確認していない。

取引会員と投資家が今確かめること

取引会員が決めておくこと4点。17時までに未操作なら受諾可とみなされる(第三報)、最適解が得られない日はリカバリWebアプリでの取引に移行し当日中の受諾操作が必要(第四報)、操作担当と確認手順を社内で決める、後日公表の約定結果と解明結果を確認する、を並べた図。
図2:第三報・第四報が示した扱いと、再発に備えて取引会員が決めておくこと。約定結果の公表日・解明結果・再発防止策は10月18日の終報まで未公表。出典=EPRX【第三報】・【第四報】 各p.1。作図=BESS NEWS編集部。
#確かめること根拠
110月18日実需給分で、17時00分までにリカバリWebアプリで受諾可否を操作したか。未操作で「受諾可」とみなされた約定の量・単価が自社の想定どおりか(取引会員)第三報(2)
2最適解が得られない日に備え、リカバリWebアプリの操作手順と、当日の受諾操作の担当(不在時の代行を含む)を社内で決めてあるか第四報
3EPRXが後日公表する10月18日実需給分の約定結果を取りに行く体制があるか第三報(1)
4EPRXが「引き続き実施」とする事象の解明結果と、再発防止策の公表を追えているか第四報

読者ごとに影響を分けると、こうなる。

運用(蓄電池の運用者・アグリゲーター):最適解が得られない日はリカバリWebアプリでの取引に切り替わり、当日中の受諾操作が必要になる。未操作は受諾可とみなされる。当日の操作担当と確認手順を決めておく必要がある。今回は夕方に1時間の期限で来た。

投資(需給調整市場の収益を前提にした投資家・金融機関):影響は1日分で、収益への影響は限られる。ただし、約定ロジックが解を返さない事象が「組合せによって」起こり得るとEPRX自身が書いている。需給調整市場の収益を前提にした事業計画では、約定手続の運用負荷として見ておく。影響額は約定結果の公表まで分からない。

開発・EPC:直接の影響はない。

需給調整市場の収益で融資・出資の判断をしている読者へ

今回の告知は、市場システムが壊れたという話ではなく、入札の組合せによっては約定計算が解を返さず、その日は手動に近い手順に切り替わるという市場の性質を、運営者が文書で認めたものと読める。事業者側に当日の受諾操作ができる体制があるかどうかは、収益の前提条件の一つとして確かめておきたい。解明結果と再発防止策は未公表で、ここは続報を待つ。

よくある質問

Q1. 需給調整市場システム(MMS)そのものが壊れたのですか。
EPRXの第四報は、そうではないと説明しています。事象は「最適化計算において最適解が得られず、約定処理が停止したもの」で、MMSの約定処理自体は実施できるため、10月18日の取引は通常どおりMMSで約定処理するとしています。
Q2. 「受諾可とさせていただいております」とは、どういう扱いですか。
10月18日実需給分はコンティンジェンシー対応に移り、取引会員はリカバリWebアプリで約定結果の受諾可否を操作することになっていました。第三報は、17時00分までにこの操作が無かった取引会員を「受諾可」としたと書いています。操作をしなかった会員は、受諾したものとして扱われています。
Q3. 10月19日実需給分以降の取引は通常どおりですか。
終報は、2026年10月18日取引分(10月19日実需給分)について需給調整市場システムの約定処理が完了したと公表しています。コンティンジェンシー対応は10月18日実需給分の1日で終わりました。
Q4. 同じことはまた起こりますか。
EPRXは第四報で、最適化計算においては「組合せによって最適解が得られないことがあり」と書いています。再発の頻度は示されていませんが、起こり得るという前提で、最適解が得られなかった場合はリカバリWebアプリによる取引に移行するとしています。
Q5. 10月18日実需給分の約定結果はいつ分かりますか。
第三報は、コンティンジェンシー対応による約定結果のWebサイトへの公表は「後日」とだけ書いています。公表日は示されていません。
Q6. 原因は解明されたのですか。
事象の種類(最適化計算で最適解が得られなかったこと)は第四報で示されましたが、なぜその組合せで解が得られなかったのかはまだ書かれていません。EPRXは「昨日の組合せによって最適解が得られなかった事象の解明については、引き続き実施します」としています。再発防止策も未公表です。

編集部の見立て

  1. 「MMS自体の不具合ではない」という整理は、裏を返せば、同じ入札の組合せが来れば同じことが起きる、という意味でもある。EPRXが「組合せによって最適解が得られないことがあり」と一般論で書いた以上、取引会員はリカバリWebアプリへの移行を例外ではなく手順の一部として備えるべきだと編集部は考える。
  2. 未操作を「受諾可」とする扱いは、市場を止めないための選択として理解できるが、取引会員にとっては自分で確かめていない約定を受け入れたことになる。10月18日実需給分の約定結果が公表されたとき、想定と違う量・単価で受諾扱いになっていた会員がいなかったかが、次の論点になる。
  3. 事象の解明は「引き続き実施」で、再発防止策も書かれていない。EPRXが解明結果や約定ロジックの見直しを公表した時点で、この記事は書き直す必要がある。今回は、第一報から終報までの告知5本に書かれている事実と、まだ書かれていないことの線引きまでにとどめた。

編集体制と事実確認プロセス

BESS NEWSの記事はこう作っています

  • BESS NEWSは一次情報主義を採ります。官公庁・電力広域的運営推進機関・一般送配電事業者・市場運営者などが自ら公表した文書とページのみを出典とし、業界紙・ニュースサイト・プレスリリース配信の二次情報は出典に用いません。
  • 本稿は、EPRXが新着情報に掲載した第一報から終報までのPDF 5本(各1頁。20261017_eprx_202610171530.pdf・20261017_eprx_202610171600.pdf・20261018_eprx_202610171730.pdf・20261018_eprx_202610181100.pdf・20261018_eprx_202610181500.pdf)にもとづきます。第一報・第二報は2026年10月17日の監視で、第三報・第四報・終報は10月18日の監視で取得し、全文をテキストに取り出して精読しました。10月17日の記事と10月18日の記事を分けず、1本にまとめています。
  • 告知の時刻(15:30・16:00・17:30・11:00・15:00)は、EPRXの新着一覧とPDFのファイル名によるもので、本文には日付のみが印刷されています。
  • 解が得られなかった組合せの内容、影響額、再発防止策、10月18日実需給分の約定結果は、10月18日の終報の時点で未公表です。EPRXが後日公表するとした10月18日実需給分の約定結果と、事象の解明結果は、公開日の10月22日時点で本稿では未確認です。未確認のことは確認済みのように書いていません。
  • 「編集部の見立て」は一次情報の事実にもとづく編集部の解釈で、確定的な見通しではありません。

数値照合表

本文に出した主要な数値と記載を、一次情報の該当箇所と1対1で対照した表である。

#本文の数値・事実一次情報の記載出典(該当箇所)
110月17日取引分(10月18日実需給分)をコンティンジェンシー対応に移行「2026年10月17日取引分(10月18日実需給分)については、コンティンジェンシー対応に移行しました」第三報 本文冒頭
2第三報の時点で原因は調査中「障害の原因については現在調査中です」第三報 本文冒頭
3コンティンジェンシー対応による約定結果はWebサイトに後日公表「弊所Webサイトへのコンティンジェンシー対応による約定結果の公表は後日致します」第三報(1)約定結果の公表
417時00分までに受諾可否の操作が無かった取引会員は受諾可「17時00分までにリカバリWebアプリによる約定結果の受諾可否操作がなかった取引会員さまにおかれましては、受諾可とさせていただいております」第三報(2)約定結果の受諾可否その他
5事象は最適化計算で最適解が得られず約定処理が停止したもの「今回の事象は、最適化計算において最適解が得られず、約定処理が停止したものです」第四報 本文第1段落
6組合せによって最適解が得られないことがあり、MMS自体の不具合ではない「組合せによって最適解が得られないことがあり、MMS自体の不具合ではなく、MMSの約定処理自体は実施できる」第四報 本文第2段落
710月18日の取引は通常どおりMMSで約定処理「本日の取引については通常通りMMSによる約定処理を実施します」第四報 本文第2段落
8最適解が得られなかった場合はリカバリWebアプリによる取引に移行「最適解が得られなかった場合はリカバリWebアプリによる取引に移行します」第四報 本文第3段落
9解が得られなかった事象の解明は引き続き実施「昨日の組合せによって最適解が得られなかった事象の解明については、引き続き実施します」第四報 本文末尾
1010月18日取引分(10月19日実需給分)の約定処理が完了「2026年10月18日取引分(10月19日実需給分)については、需給調整市場システムの約定処理が完了しておりますので、お知らせいたします」終報 本文冒頭
11終報にコンティンジェンシー対応への協力の謝辞「昨日はコンティンジェンシー対応にご協力をいただきありがとうございました」終報 本文第2段落
12第一報:10月18日実需給分の約定処理に障害。原因・復旧見込みは確認中「本日のMMS約定処理において、10/18実需給分の約定処理に障害が発生しております。原因や復旧見込みについて現在確認中」第一報 本文
13第二報:入札データの健全性を確認し、リカバリWebアプリで17時00分までに受諾可否を対応「入札データの健全性は確認されていることから、2026年10月17日の取引分(10月18日実需給分)はコンティンジェンシー対応に移行します」、リカバリWebアプリにログインし17時00分までに受諾可否を対応第二報(1)市場取引の実施可否について
14第二報:続報はホームページとメールで通知「状況が変わり次第、ホームページ上ならびにメールにてお知らせ」第二報(2)その他
1510/5【第一報】・10/6【終報】の中部電力PG中央給電指令所のシステム障害。2週間で2件目10/5【第一報】・10/6【終報】「中部電力PG中央給電指令所のシステム障害に伴う需給調整市場への影響」EPRX 新着情報(10月17日 17時台取得)
16各報の時刻 15:30・16:00・17:30・11:00・15:00新着一覧の掲載【第一報】【第二報】【第三報】10/17/【第四報】【終報】10/18 と、PDFファイル名 202610171530・202610171600・202610171730・202610181100・202610181500EPRX 新着情報・各PDFのURL

出典(一次情報)

安心して選ぶためのJC-STAR★1
            〜BESS関連製品53件を登録番号付きで公開〜BMS/PCS/EMS/ESS関連の★1適合ラベル取得製品(当社再照合:2026-04-17、IPA製品リスト最終更新:2026-04-15)

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中国エリアの揚水随契、運用権貸与を中断。2026年度下期の複合市場商品は調整力必要量どおりに、東京・中部・関西・東北は随契分を控除 サムネイル

中国エリアの揚水随契、運用権貸与を中断。2026年度下期の複合市場商品は調整力必要量どおりに、東京・中部・関西・東北は随契分を控除

6月から中国エリアの需給調整市場で差し引かれていた揚水発電の分が、いったん市場の募集に戻ることになりそうだ。中国電力ネットワークは2026年9月29日、揚水発電機を使った随意契約(

2026.09.30

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168万kWの枠に、1件も応札がなかった サムネイル

168万kWの枠に、1件も応札がなかった

災害で発電所がまとめて落ちたとき、あるいは需要が読みを超えて伸びたとき、すぐ立ち上げられる発電所を休ませたまま残しておく。その維持費を国の仕組みで払う。それが予備電源制度である。O

2026.09.16

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前日取引化後も市場外に残る調整力。OCCTO事務局が2026年4〜6月の火力・揚水の自然体余力を報告し、応札されない理由を提供者に確かめる方針案 サムネイル

前日取引化後も市場外に残る調整力。OCCTO事務局が2026年4〜6月の火力・揚水の自然体余力を報告し、応札されない理由を提供者に確かめる方針案

需給調整市場では調達されていないのに、実需給の断面では一般送配電事業者が調整力として使える余力がある。そのうち、余力活用契約を結んでいながら市場に参入していない電源に生じる分を「自

2026.09.15

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エリアの壁が外れる——二次調整力①、2027年度から広域調達へ サムネイル

エリアの壁が外れる——二次調整力①、2027年度から広域調達へ

需給調整市場の5商品のうち、二次調整力①だけがエリア内でしか売買できなかった。その最後の1つを2027年度から広域調達へ移す事務局案が、9月15日の第63回需給調整市場検討小委員会

2026.09.15

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同時市場は蓄電池の何を見て、何を見ないのか——SOCは見る、劣化と一次調整力のぶれは見ない サムネイル

同時市場は蓄電池の何を見て、何を見ないのか——SOCは見る、劣化と一次調整力のぶれは見ない

第25回 同時市場の在り方等に関する検討会(2026年9月14日)の資料4 p.65に、蓄電池の運用制約を約定処理でどう扱うかの素案が載った。充放電の上下限とSOCは制約条件として

2026.09.14

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判定基準は決まった。ただし全国一律ではない——調整力指令と出力制御指令が重複したときのアセスメント サムネイル

判定基準は決まった。ただし全国一律ではない——調整力指令と出力制御指令が重複したときのアセスメント

EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は2026年9月10日15時、「調整力指令と出力制御指令が重複した場合の取り扱いについて」を公表した。判断の根拠に置かれたのは国の審議

2026.09.10

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OCCTOのクライアント証明書が9月30日で失効する——10月に気づいても、もう間に合わない サムネイル

OCCTOのクライアント証明書が9月30日で失効する——10月に気づいても、もう間に合わない

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が、システム利用に使うクライアント証明書の有効期限切れについて注意喚起を出した。有効期限は2026年9月30日。広域機関システムとスイッチング支

2026.09.10

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9月17日の夜、東京は上下ふたつの出入口が同時にふさがる——EPRXが9月分の取引制約を更新 サムネイル

9月17日の夜、東京は上下ふたつの出入口が同時にふさがる——EPRXが9月分の取引制約を更新

一般社団法人電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年9月7日、系統作業等による取引の制約の9月分データを更新した。9月4日に公表した内容からの変更は2か所だけである。東北東京間

2026.09.09

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JEPX時間前市場は9月30日に乗り換わる——10月1日受渡分から新システム、清算書の取り口も同じ日に分かれる サムネイル

JEPX時間前市場は9月30日に乗り換わる——10月1日受渡分から新システム、清算書の取り口も同じ日に分かれる

日本卸電力取引所(JEPX)が2026年9月8日、取引システムの更改について現状を整理して公表した。時間前取引の新システムは2026年9月30日に稼働し、10月1日受渡分から取引可

2026.09.09

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セルは25年で97%安くなり、生産の85%は中国に寄った——IEAが数えたリチウムイオン電池の25年 サムネイル

セルは25年で97%安くなり、生産の85%は中国に寄った——IEAが数えたリチウムイオン電池の25年

国際エネルギー機関(IEA)が2026年9月7日、コメンタリー「The rise of lithium-ion batteries」を公表した。市場規模は1500億ドル超、需要は2

2026.09.09

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「2年前」に出す蓄電池の停止計画——出力可能容量は「管理容量×調整係数」、重加算はペナルティ1.5倍 サムネイル

「2年前」に出す蓄電池の停止計画——出力可能容量は「管理容量×調整係数」、重加算はペナルティ1.5倍

何が起きたか:容量停止計画のマニュアル案4本が意見募集された。

2026.09.07

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発動指令電源で応札している蓄電池が、区分見直しの検討対象に。OCCTO事務局が蓄電池を「本来は安定電源として応札されるべき電源」の例に挙げ、応札区分の要件の明確化などを検討する案を示した(第76回 容量市場検討会 資料5) サムネイル

発動指令電源で応札している蓄電池が、区分見直しの検討対象に。OCCTO事務局が蓄電池を「本来は安定電源として応札されるべき電源」の例に挙げ、応札区分の要件の明確化などを検討する案を示した(第76回 容量市場検討会 資料5)

容量市場では、計量単位の期待容量が1,000kW以上で、1日1回以上連続3時間以上動かせる蓄電池は、安定電源として応札するのが基本になっている。ところが当てはまるかどうかは事業者が

2026.09.03

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90時間の想定に実績155時間——容量市場のペナルティ計算式が揺らいでいる サムネイル

90時間の想定に実績155時間
——容量市場のペナルティ計算式が揺らいでいる

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年9月1日の第76回 容量市場の在り方等に関する検討会に、資料5「2025年度包括的検証後の取り組みと各課題における検討の方向性について(電源等区分と需給ひっ迫時に対応するリクワイアメント・ペナルティ)」を提出しました。

2026.09.01

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セルの出どころで当落が決まる——長期脱炭素第4回、認定メーカー優先約定の読み方 サムネイル

セルの出どころで当落が決まる——長期脱炭素第4回、認定メーカー優先約定の読み方

長期脱炭素電源オークション第4回で、蓄電池の入札に技術要件でも価格要件でもない新しい関門が加わった。どのメーカーのセルを積むか、である。

2026.09.01

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沖縄で蓄電池を調整力に回すなら、2027年度分の入札は11月2日16時必着。沖縄電力が電源Ⅰ(GF機能・LFC機能・需給バランス・厳気象対応)の4区分で入札募集を開始 サムネイル

沖縄で蓄電池を調整力に回すなら、2027年度分の入札は11月2日16時必着。沖縄電力が電源Ⅰ(GF機能・LFC機能・需給バランス・厳気象対応)の4区分で入札募集を開始

沖縄電力は2026年9月1日、2026年度調整力(2027年度向け)の募集要綱を確定し、電源Ⅰの入札募集を始めた。締切は11月2日16時必着。対象は同社が一般送配電事業者としてあら

2026.09.01

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GX-ETSの排出枠取引市場は2027年度秋に開設——板寄せ・約定は1日1回15:00・呼値1円 サムネイル

GX-ETSの排出枠取引市場は2027年度秋に開設
——板寄せ・約定は1日1回15:00・呼値1円

2026年8月26日の第8回 排出量取引制度小委員会(資料3・事務局案)で、GX-ETSの排出枠取引市場を2027年度秋頃に開設する方針と基本設計が示されました。GX推進機構が設置・運営します。

2026.08.28

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発電側課金が11月1日から+15〜25%——一般送配電8社が算出単価を公表 サムネイル

発電側課金が11月1日から+15〜25%
——一般送配電8社が算出単価を公表

2026年8月24日、一般送配電事業者8社が、2026年11月1日から適用予定の託送料金の算出単価をいっせいに公表しました。発電側課金(発電設備が系統に電気を流すときに払う託送料金)の基本料金は、いちばん低い東京電力パワーグリッドで+15.1%、いちばん高い北海道電力ネットワークで+25.0%です。

2026.08.28

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北海道エリアのインバランス料金単価に誤りの可能性——対象は8月24日、影響量は調査中 サムネイル

北海道エリアのインバランス料金単価に誤りの可能性
——対象は8月24日、影響量は調査中

2026年8月24日17時、北海道電力ネットワークが「インバランス料金単価の算定根拠となるデータの誤りの可能性について」を公表しました。要点は一つです。公表済みのインバランス料金単価そのものに、誤りの可能性がある。誤りの可能性がある期間として示されているのは、2026年8月24日——つまり本日ぶんです。

2026.08.24

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中国電力ネットワークが託送料金を届出——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh サムネイル

中国電力ネットワークが託送料金を届出
——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh

託送料金の改定は、この夏ずっと「審査中」の話でした。一般送配電8社が7月10日に収入の見通しの変更承認申請を出し、料金制度専門会合で審査が進んでいる——そこまでは制度の話です。

2026.08.24

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託送料金の値上げは2026年11月1日から——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め サムネイル

託送料金の値上げは2026年11月1日から
——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め

一般送配電8社が出した託送料金の値上げ申請そのものは、7月に本サイトでも基礎を整理しました。本記事はその続報です。申請から1か月半が経ち、審査が最終段階に入りました。

2026.08.24

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【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」
〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年8月6日、2027年度を対象とする容量市場の追加オークション結果を公表しました。約定総容量は4,578,545kW、全9エリアの約定価格は10,361円/kWです。安定電源として登録された蓄電池約13.8万kWも応札し、全量落札したと整理できます。

2026.08.18

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容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から サムネイル

容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から

OCCTOが2026年7月30日に公表したメインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)で、参加登録から約定までの日程が確定した。最初の関門は事業者情報の登録受付で、8月3日から8月7日までの5日間しかない。

2026.07.30

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容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW サムネイル

容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW

OCCTOは2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の需要曲線を決定・公表した。指標価格・上限価格はいずれも前回から+107.6%。倍増の起点はモデルプラントの基準年更新にあり、2030年度の容量収入の前提を組み替える必要がある。

2026.07.30

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EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用 サムネイル

EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用

電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年7月30日、「需給調整市場のΔkW上限価格の更新について」を公表した。第4回電力安定供給ワーキンググループ 資料6の審議結果を受けた一部商品区分の単価更新で、適用は9月1日実需給分からである。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

「容量市場に間に合わない?」〜コード取得済みでも要注意〜 蓄電池事業者が確認すべき【法人名義・参加区分・電源リスト】
〜事業者コードは最大3週間、系統コードは3〜4週間〜OCCTO資料から“参加登録の本当の落とし穴”を整理

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月7日、容量オークションへの参加を予定する事業者に対し、事業者コード、系統コード、クライアント証明書を早めに準備するよう注意を呼びかけました。

2026.07.30

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容量市場2030年度の上限価格は31,366.5円/kW、前回のほぼ倍に。需要曲線の決定と、倍になった理由 サムネイル

容量市場2030年度の上限価格は31,366.5円/kW、前回のほぼ倍に。需要曲線の決定と、倍になった理由

容量市場で2030年度の供給力を買うオークションの、価格の天井がほぼ倍になった。電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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三次調整力②の必要量、東京は取引単位30分化で約25.3%減。一般送配電9社が2025年度の事後検証を公表 サムネイル

三次調整力②の必要量、東京は取引単位30分化で約25.3%減。一般送配電9社が2025年度の事後検証を公表

三次調整力②(三次②)は、再エネの前日予測が当日までに外れる分に備える調整力で、系統用蓄電池がΔkWを応札する主な商品の一つだ。その「必要量」が2025年度にどれだけ妥当だったかを

2026.06.26

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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中国電力ネットワーク、揚水発電機の随意契約で約15万kWを確保。複合市場商品の募集量を6月10日実需給分から見直し サムネイル

中国電力ネットワーク、揚水発電機の随意契約で約15万kWを確保。複合市場商品の募集量を6月10日実需給分から見直し

中国エリアの需給調整市場で、市場から募集する調整力の量が変わる。電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年6月8日、中国電力ネットワークから、6月10日実需給分以降の複合市場商品

2026.06.08

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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5月20日の北海道「広域予備率0.26%」は誤った値だった。融通指示と自動演算のずれが原因、200円/kWhの料金は修正後の単価で精算へ サムネイル

5月20日の北海道「広域予備率0.26%」は誤った値だった。融通指示と自動演算のずれが原因、200円/kWhの料金は修正後の単価で精算へ

2026年5月20日の午後、北海道エリアの15:30〜16:00のコマで、広域予備率が0.26%と公表された。同じコマのインバランス料金単価は200円/kWhになった。ところが0.

2026.06.02

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JEPX、間接送電権の清算書を2026年6月13日受渡分から変更。CSVを廃止し、新スポットシステムから取得する形に サムネイル

JEPX、間接送電権の清算書を2026年6月13日受渡分から変更。CSVを廃止し、新スポットシステムから取得する形に

日本卸電力取引所(JEPX)は2026年5月28日、間接送電権の日々の清算書を変えると知らせた。間接送電権取引が新システムへ移るのに合わせたもので、2026年6月13日(土)受渡分

2026.05.28

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東京電力PG、揚水発電機の随意契約で約120万kWを確保。需給調整市場の募集量を5月26日実需給分から見直し サムネイル

東京電力PG、揚水発電機の随意契約で約120万kWを確保。需給調整市場の募集量を5月26日実需給分から見直し

東京エリアで需給調整市場の募集量が動く。電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年5月22日、東京電力パワーグリッドから、5月26日実需給分以降の複合市場商品の募集量を見直すとの

2026.05.22

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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三次調整力②の募集量削減係数、5月分は東北・中部で「0.000」が15〜16コマ。EPRXが4月28日に公表 サムネイル

三次調整力②の募集量削減係数、5月分は東北・中部で「0.000」が15〜16コマ。EPRXが4月28日に公表

三次調整力②の募集量は、送配電側が算定した必要量をそのまま市場に出しているわけではない。30分ごとに「募集量削減係数」を掛け、削った後の量が実際の募集量になる。電力需給調整力取引所

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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インバランス料金の公表CSV、2026年10月と2027年3月の2段階で仕様変更。累積価格閾値制度の導入と余剰・不足単価の一本化に対応 サムネイル

インバランス料金の公表CSV、2026年10月と2027年3月の2段階で仕様変更。累積価格閾値制度の導入と余剰・不足単価の一本化に対応

インバランス料金情報公表ウェブサイトのCSVを毎日取り込んでいるなら、押さえておく日付が2つある。四国電力送配電は2026年4月24日、沖縄を除く一般送配電事業者9社が運用するこの

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

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起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

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精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

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ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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東北電力NW、需給調整市場の募集量予定を見直し。揚水随契の分を複合商品から控除(2026年4〜9月) サムネイル

東北電力NW、需給調整市場の募集量予定を見直し。揚水随契の分を複合商品から控除(2026年4〜9月)

東北電力ネットワークが、需給調整市場で2026年4月から9月に募集する量の予定を出し直した。揚水発電機で調整力を出す随意契約(契約容量 最大23万kW)を結んだためで、2026年4

2026.04.01

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関西送配電、揚水発電機の随意契約で約47万kWを確保。需給調整市場の複合市場商品の募集量を4月3日取引分から見直し サムネイル

関西送配電、揚水発電機の随意契約で約47万kWを確保。需給調整市場の複合市場商品の募集量を4月3日取引分から見直し

関西電力送配電は2026年4月1日、調整力提供事業者と揚水発電機の運用権貸与に関する随意契約を結んだと公表した。契約容量は約47万kW、適用期間は2026年4月4日から2027年3

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

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需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

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容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

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容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(日本卸電力取引所)の基礎を、スポットと時間前の違いから価格の決まり方、BESSの使いどころまで一気に解説。最小単位・手数料・リスクにも触れ、初導入でも判断できます。

2025.10.19

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容量市場(OCCTO)とは?BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場(OCCTO)とは?
BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

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初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

初心者投資家向け・商品別に"実務でわかる"解説
2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

このスライドでは、需給調整市場(EPRX)の基本から、各商品の詳細仕様、実務参入のポイントまで、段階的に解説します。

2025.09.21

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脱炭素社会のキーテクノロジーである「系統用蓄電池(BESS)」のビジネスに特化した専門情報メディアです。

再生可能エネルギーの導入が加速する一方、その制度や技術は複雑で、変化のスピードも速まっています。
当メディアでは、系統用蓄電池の基礎知識はもちろん、FIT・FIP制度それぞれに対応した併設モデルの解説、需給調整市場や容量市場といったビジネスの現場、さらには関連法規や実務上の注意点まで、専門的かつ分かりやすく解説します。

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