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エネルギー業界の今を発信する系統用蓄電池(BESS)ニュース
通称:ベスニュース
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作成日:2026.06.16

更新日:

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市場・価格

需給調整:複合・その他

#電力広域的運営推進機関

#市場(総称)

#需給調整:複合・その他

#30分間隔

#指標_量

※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。
議題は、①需給調整市場の取引状況、②調整力指令と出力制御指令が重なった場合の取り扱い、の2本です。
今回の資料で最も目を引く数字は、複合商品における**30分化の効果試算として、応札量が+1,160MW、+30.3%**と示された点です。
蓄電池の落札量も増加傾向とされており、蓄電池事業者にとっては市場参加のチャンスが広がる可能性があります。
ただし、「応札量が増えた=応札不足が解消した」と読むのは早計です。資料2では、2026年度当初の取引状況について、抜本的な応札不足の改善には至っていないと整理されています。
この記事では、30分化で何が変わったのか、蓄電池にどんな追い風があるのか、そして実務で何を確認すべきかを整理します。

要点まとめ(まずここだけ3行)

・複合商品では、30分化の効果試算として応札量が**+1,160MW、+30.3%**と示されました。ただし、これは実績の単純な増加率ではなく、一定の前提を置いた参考試算です。

・蓄電池の落札量は増加傾向とされていますが、落札増の中心は火力、次いで水力・揚水発電です。蓄電池が「主役になった」とまでは読まない方が正確です。

・市場参加者は、30分単位の応札戦略に加えて、出力制御と調整力指令が重なった場合の証跡管理まで確認する必要があります。

今回、何が決まっていて何を見たのか

今回、何が決まっていて何を見たのか

1.会合の議題は「取引状況」と「指令重複」の2本

今回の合同会議の議題は、資料1-1にある通り、「需給調整市場の取引状況等について」と「調整力指令と出力制御指令が重複した場合の取り扱いについて」の2点です。需給調整市場とは、電気の「使う量」と「作る量」のズレを調整する力を取引する市場です。ここで重要になるのが、

ΔkW(デルタキロワット:必要なときに出力を調整できるよう、あらかじめ確保しておく能力)

です。用語集では、ΔkWは実需給時点で必要な能力を持つ電源等を、出力調整できる状態であらかじめ確保することと整理されています。

2.複合市場の前日取引化・30分化

資料2では、2026年度から複合市場(一次調整力〜三次調整力①・複合商品を扱う市場)の取引タイミングを週間断面から前日取引へ前倒しし、入札時間単位を3時間から30分へ変更したと説明されています。
前日取引とは、実際に電気を使う日の前日に調整力を調達する方式です。
用語集でも、2026年度以降は一次調整力〜三次調整力①・複合商品が前日調達の対象になると整理されています。
ここは「これから決める予定」ではなく、資料上はすでに実施された変更として扱われています。一方で、その効果の見方や、応札不足への追加対応は、今後も市場状況を見ながら検討される論点です。

「応札量30.3%増」の正しい読み方

「応札量30.3%増」の正しい読み方

1.30.3%増は実績の単純比較ではなく参考試算

資料2では、2026年3月の取引実績を使い、3月前半の3時間ブロック実績、3月後半の30分コマ実績、さらに「もし3月後半も3時間ブロックが続いていた場合」の試算を比較しています。
複合商品の応札量は、3月前半実績が4,292MW、3月後半実績が4,984MW、3月後半の試算応札量が3,824MWでた。
30分化の効果試算量は、3月後半実績4,984MWと試算応札量3,824MWの差である**+1,160MW、+30.3%**と示されています。
重要なのは、この30.3%が「3月前半から3月後半に単純に30.3%増えた」という意味ではないことです。
資料2も、試算には前日取引化後のデータを使っているため、30分化だけの純粋な効果ではなく、事業者の行動変化も含む点に留意が必要としています。

2.応札量増加と、残る応札不足

30分化で応札量が増えたことは、前向きな材料です。しかし、資料2のまとめでは、2026年度当初の取引状況について、抜本的な応札不足の改善には至っていないと整理されています。
特に、一次調整力と二次調整力①では、引き続き一定量の不足が生じているとされています。
つまり今回のポイントは、「制度変更で改善の兆しが出た」ことであって、「市場課題が解決した」ことではありません。

3.三次調整力②の応札量減少

複合市場の前日取引化と同じタイミングで、三次調整力②では応札量の減少も確認されています。
資料2では、応札不足となる頻度の上昇や、平均落札単価の乱高下も続いているとされています。
ただし、現段階で複合市場との間に明確な応札偏りが確認されたとはされていません。
恒久的な対策については、今後の市場取引状況や募集量削減係数の動向を踏まえ、必要に応じて検討する位置づけです。

蓄電池への追い風と注意点

蓄電池への追い風と注意点

1.蓄電池の落札量は増加傾向

資料2では、複合商品の全国計における電源種別の落札量と価格推移を確認しています。
その中で、蓄電池の落札量は増加傾向にあるとされています。これは、蓄電池事業者にとって前向きな材料です。
蓄電池は短時間で充放電を切り替えやすいため、30分単位の市場とは相性がよい可能性があります。
ただし、「参加しやすくなる可能性がある」ことと「必ず落札される」ことは別です。
市場では、価格、応動性能、エリア、時間帯、他リソースとの競争によって結果が変わります。

2.落札増の中心は火力、次いで水力・揚水

資料2は、前日取引化以降に落札が増加した主なリソースは火力で、次いで水力・揚水発電だと整理しています。
そのうえで、蓄電池の落札量も増加傾向とされています。そのため、「蓄電池が需給調整市場をけん引している」と書くのは強すぎます。
正確には、既存の大型電源が中心にある中で、蓄電池にも参加機会が広がりつつあるという読み方になります。

3.価格競争とスポット市場との使い分け

資料2では、蓄電池の加重平均落札単価が下がっている点について、火力の増加に伴う価格競争、または上限価格の引き下げの影響が考えられると説明されています。
また、3月後半は多くの時間帯で応札量が増えた一方、点灯帯では減少しました。資料2は、複合商品に約定可能なリソースがスポット市場で約定したことが要因と考えられるとしています。
スポット市場とは、翌日分の電気を売買する卸電力市場です。蓄電池事業者にとっては、30分ごとに「スポット市場で売るのか」「需給調整市場に応札するのか」「充電して次の時間に備えるのか」を見極めることが重要になります。

出力制御と調整力指令の重複時対応

出力制御と調整力指令の重複時対応

1.基本順位は「出力制御指令 > 調整力指令 > 計画値」

資料3では、調整力指令と出力制御指令が重なった場合の基本順位として、出力制御指令 > 調整力指令> 計画値が示されています。
出力制御指令とは、「その値で出力しなさい」という意味ではなく、守るべき出力上限値を通知するものです。
つまり、調整力として出力を上げる指令があっても、出力制御の上限を超えてはいけません。
蓄電池で考えると、「放電してほしい」という調整力指令があっても、系統制約や需給制約による出力制御上限がある場合は、その上限を守る必要があります。

2.方法A・オフライン・方法Bの違い

資料3では、出力制御時の通信・指令方法として、方法A、オフライン、方法Bが整理されています。
方法Aは調整力指令と出力制御指令を別々に送るため、両指令の重複が起こり得ます。
オフラインは電話・メール等による指令で、ファーム型接続に限る扱いです。
方法Bは調整力指令の中に出力制御指令を含むため、実質的な重複は発生しないとされています。
一次調整力以外では、出力制御上限を超えない範囲で調整力指令に従う整理が示されています。
一方で、出力制御上限を超える調整力指令などは、ΔkWの要件を超える指令として、アセスメントⅡの対象外とする扱いが示されています。
アセスメントⅡとは、一般送配電事業者からの指令に対して、実際の応動が商品の要件を満たしていたかを確認・評価する仕組みです。

3.アグリゲーターに必要な再アセスメント対応

蓄電池や需要設備を束ねるアグリゲーター(複数の設備をまとめて制御し、市場に参加する事業者)にとって重要なのは、各リスト・パターンの扱いです。
リスト・パターンとは、応札や発動の際に選ぶリソースの組み合わせです。
資料3では、各リスト・パターンの場合、約定ΔkWの対象地点を混雑系統・非混雑系統に区分できないこと、リソースの種類や規模によって出力制御対象外のものがあることなどから、TSOだけでアセスメントⅡ対象判定を行うのは難しいとされています。
例として、10kW未満の蓄電池は需給バランス制約による出力制御の対象外と記載されています。
そのため資料3では、まず通常どおりアセスメントⅡを行い、不適合通知後に事業者が申し出た場合、出力制御がなかったものとして許容範囲を拡大した再アセスメントⅡを行う整理が示されています。
実務では、発電計画、出力制御上限値、出力制御地点のΔkW約定量を後から説明できる状態にしておくことが重要です。

実務で確認すべきこと

実務で確認すべきこと

1.商品・エリア・時間帯ごとの応札余地

今回の30.3%という数字は、全国・複合商品ベースの参考試算です。
実務では、自社設備があるエリア、対象商品、時間帯ごとに見なければ判断を誤ります。
資料2では、複合商品について、北海道・東京・中部・四国エリアでは応札量が増加した一方、北陸・関西・中国エリアでは減少が確認されています。
不足率は北陸・関西で増加し、四国・九州では一定の改善が確認されています。
蓄電池事業者は、「需給調整市場全体が良さそう」と大きく見るだけでは不十分です。
どの商品で、どのエリアで、どの時間帯なら勝てるのかを確認する必要があります。

2.最低入札量1MWと商品要件

参考資料1では、2026年度以降の商品区分・要件として、一次調整力から三次調整力②まで、入札時間単位はいずれも30分、最低入札量はいずれも1MW、刻み幅は1kWと整理されています。
一方で、応動時間は商品ごとに異なります。一次調整力は10秒以内、二次調整力①と二次調整力②は5分以内、三次調整力①は15分以内、三次調整力②は60分以内とされています。
蓄電池は応答速度に強みを持ちますが、通信、監視、継続時間、アセスメント対応まで含めて商品要件を満たせるかを確認する必要があります。

3.ROIは落札確率と追加費用込みで確認

ROI(投資利益率:投資に対してどれだけ利益が出るかを見る考え方)は、今回の資料だけでは個別案件として計算できません。蓄電池価格、設置費、運用費、劣化コスト、落札確率、将来価格などが資料に書かれていないためです。考え方としては、次の式になります。

ROI =(需給調整市場からの追加収益 − 追加費用)÷ 追加投資額

追加費用には、蓄電池の劣化、PCS(蓄電池と系統の電気を変換する装置)、EMS(充放電を管理するシステム)、通信設備、保守、運用人員、アセスメント対応などが含まれます。落とし穴は、応札した量が必ず落札されるわけではないことです。
30分化で参加しやすくなっても、価格競争に負ければ収益にはつながりません。

まだ未定・継続検討の論点

まだ未定・継続検討の論点

1.市場状況を見ながら続く応札不足対策

資料2のまとめでは、2026年度当初の取引状況について、抜本的な応札不足の改善には至っていないとされています。
ただし、現時点で新たな問題が生じているものではないとも整理されています。
今後は、季節性要因による変動も見ながら、市場動向の注視を継続し、必要に応じて事業者アンケートや国との連携を通じて施策を講じるとされています。

2.制度的供出義務化は2026年4月導入を見送り方向

参考資料1では、応札不足対策の一つとして制度的供出義務化が整理されています。
技術的な検討は概ね完了しているものの、2026年4月からの導入は見送る方向とされています。
ただし、これは「今後も導入されない」という意味ではありません。資料では、今後の市場状況等によっては検討を再開する方向性が示されています。

3.2027年度以降の広域調達・再エネ活用

参考資料1では、2027年度に向けた二次調整力①の広域調達、三次調整力②の必要量低減、2028年度以降に向けた一次調整力の広域調達、複合商品の一次アセスメント、専用線の低コスト方式拡大、変動性再エネの調整機能活用などが課題として挙げられています。
蓄電池事業者にとって、今回の30分化はゴールではありません。需給調整市場は、広域調達、同時市場、再エネ活用、通信方式の見直しとあわせて変わり続ける市場として見ておく必要があります。

よくある誤解(Q&A)

Q

応札量が30.3%増えたなら、応札不足は解消したのですか?

A: いいえ。30.3%は複合商品の30分化効果に関する参考試算です。資料2は、2026年度当初の取引状況について、抜本的な応札不足の改善には至っていないと整理しています。

Q

2025年度の揚水随契単価0.47円/ΔkW・hは、揚水発電事業者の総収入ですか?

A: いいえ。0.47円/ΔkW・hは、発電した電力量の売電単価ではなく、調整力として容量を確保したことに対応するΔkW単価です。一方で、実際に発動した場合には制度上、kWh精算が発生し得ます。ただし、今回確認できる公表資料だけでは、2025年度の揚水随契について、発動量やkWh精算額までは確認できません。

Q

蓄電池が一番伸びたと考えてよいですか?

A: いいえ。資料2では、前日取引化以降に落札が増加した主なリソースは火力、次いで水力・揚水発電です。蓄電池は「落札量も増加傾向」とされています。

Q

30分化は蓄電池に必ず有利ですか?

A: 条件次第です。短時間で動ける蓄電池には追い風になり得ますが、価格競争、落札確率、劣化コスト、通信・監視要件、出力制御時の対応まで含めて判断する必要があります。

Q

出力制御指令は「その出力で動け」という意味ですか?

A: いいえ。資料3では、出力制御指令は守るべき出力上限値を通知するものであり、その値で出力させる指令ではないとされています。

Q

アグリゲーターの再アセスメントは自動的に行われますか?

A: 0.47円/自動的とは読めません。資料3では、不適合通知後の事業者の申し出に基づき、許容範囲を拡大した再アセスメントⅡを行う整理が示されています。

出典(一次情報のみ)

本稿は、OCCTOの第61回需給調整市場検討小委員会および第78回調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会の合同会議資料を参照しています。
会合日は2026-06-09、参照日は2026-06-11です。主に参照した資料は、資料1-1「議事次第」、資料1-2「需給調整市場検討小委員会 用語集」、資料2「需給調整市場の取引状況等について」、 資料3「調整力指令と出力制御指令が重複した場合の取り扱いについて」、参考資料1「需給調整市場検討小委員会における議論の方向性と整理」です。

電力広域的運営推進機関(OCCTO)「第61回需給調整市場検討小委員会(第78回 調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会と合同開催)」

https://www.occto.or.jp/iinkai/jukyuchousei/61.html

会合日: 2026-06-09 参照日: 2026-06-11

電力広域的運営推進機関(OCCTO)「資料1-1 議事次第」

https://www.occto.or.jp/assets/iinkai/jukyuchousei/61/jukyu_shijyo_61_01_01.pdf

発行日: 2026-06-09 参照日: 2026-06-11

電力広域的運営推進機関(OCCTO)「資料1-2 需給調整市場検討小委員会 用語集」

https://www.occto.or.jp/assets/iinkai/jukyuchousei/61/jukyu_shijyo_61_01_02.pdf

発行日: 2026-06-09 参照日: 2026-06-11

電力広域的運営推進機関(OCCTO)「資料2 需給調整市場の取引状況等について」

URL: https://www.occto.or.jp/assets/iinkai/jukyuchousei/61/jukyu_shijyo_61_02.pdf

発行日: 2026-06-09 参照日: 2026-06-11

電力広域的運営推進機関(OCCTO)「資料3 調整力指令と出力制御指令が重複した場合の取り扱いについて」

https://www.occto.or.jp/iinkai/jukyuchousei/61.html

発行日: 2026-06-09 参照日: 2026-06-11

電力広域的運営推進機関(OCCTO)「参考資料1 需給調整市場検討小委員会における議論の方向性と整理」

https://www.occto.or.jp/assets/iinkai/jukyuchousei/61/jukyu_shijyo_61_sankou_01.pdf

発行日: 2026-06-09 参照日: 2026-06-11

監修者

監修者 青栁 福雄

青栁 福雄
Aoyagi fukuo

Energy Link 取締役 COO

系統運用・需要側制御・スマートグリッド分野の実務家。東京電力にて変電所の建設・運用・保守および大口顧客向けエネルギーソリューションに従事。マイエナジー出向時には2002年日韓ワールドカップの複数会場および国際放送センターの電源責任を担当。東光高岳では執行役員としてスマートグリッド事業を統括し、NEDO事業等に参画。2019年にEnergy Linkを創業し、分散型電源の導入・利活用を推進。

安心して選ぶためのJC-STAR★1
            〜BESS関連製品53件を登録番号付きで公開〜BMS/PCS/EMS/ESS関連の★1適合ラベル取得製品(当社再照合:2026-04-17、IPA製品リスト最終更新:2026-04-15)

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【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」
〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年8月6日、2027年度を対象とする容量市場の追加オークション結果を公表しました。約定総容量は4,578,545kW、全9エリアの約定価格は10,361円/kWです。安定電源として登録された蓄電池約13.8万kWも応札し、全量落札したと整理できます。

2026.08.18

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容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から サムネイル

容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から

OCCTOが2026年7月30日に公表したメインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)で、参加登録から約定までの日程が確定した。最初の関門は事業者情報の登録受付で、8月3日から8月7日までの5日間しかない。

2026.07.30

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容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW サムネイル

容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW

OCCTOは2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の需要曲線を決定・公表した。指標価格・上限価格はいずれも前回から+107.6%。倍増の起点はモデルプラントの基準年更新にあり、2030年度の容量収入の前提を組み替える必要がある。

2026.07.30

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EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用 サムネイル

EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用

電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年7月30日、「需給調整市場のΔkW上限価格の更新について」を公表した。第4回電力安定供給ワーキンググループ 資料6の審議結果を受けた一部商品区分の単価更新で、適用は9月1日実需給分からである。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

「容量市場に間に合わない?」〜コード取得済みでも要注意〜 蓄電池事業者が確認すべき【法人名義・参加区分・電源リスト】
〜事業者コードは最大3週間、系統コードは3〜4週間〜OCCTO資料から“参加登録の本当の落とし穴”を整理

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月7日、容量オークションへの参加を予定する事業者に対し、事業者コード、系統コード、クライアント証明書を早めに準備するよう注意を呼びかけました。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

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起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

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精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

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ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

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需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

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容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

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容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

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JEPX(日本卸電力取引所)の基礎を、スポットと時間前の違いから価格の決まり方、BESSの使いどころまで一気に解説。最小単位・手数料・リスクにも触れ、初導入でも判断できます。

2025.10.19

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容量市場(OCCTO)とは?BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

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容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

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初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

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このスライドでは、需給調整市場(EPRX)の基本から、各商品の詳細仕様、実務参入のポイントまで、段階的に解説します。

2025.09.21

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