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作成日:2026.06.04

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容量市場(制度)

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※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

要点まとめ(まずここだけ3行)

・EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

・東京電力PGが締結した揚水随契の契約容量は約120万kW、契約期間は2026年5月22日から2027年3月31日までである。

・蓄電池事業者や金融機関は、0.47円/ΔkW・hを単純に「揚水の総収入」や「蓄電池の競合価格」と見ず、市場募集量、ΔkW単価、発動時kWh精算、劣化コスト、DSCRへの影響を分けて確認する必要がある。

今回何が決まったのか

今回何が決まったのか

1.EPRXは東京エリアの複合市場商品の募集量見直しを告知

EPRXは2026年5月22日、東京エリアにおいて、揚水発電機を用いた随意契約の締結に伴い、需給調整市場の複合市場商品の募集量を見直すと告知した。
EPRXの告知では、東京電力PGから、2026年5月26日実需給分から募集量を見直す申し出があったとされている。
需給調整市場とは、電気の需要と供給のバランスを保つために必要な「調整力」を取引する市場である。
複合市場商品とは、一次調整力から三次調整力①までの複数商品を組み合わせて扱う市場メニューと考えると分かりやすい。
需給調整市場ガイドラインでも、一次調整力から三次調整力①の取引を行う市場を「複合市場」として整理している。

2.東京電力PGは約120万kWの揚水随契を締結

東京電力PGは、需給調整市場で応札不足が継続していることなどを理由に、調整力提供事業者との間で、揚水発電機による調整力提供に関する随意契約を締結した。
契約容量は約120万kW、契約期間は2026年5月22日から2027年3月31日までである。随意契約とは、広く入札で競争させるのではなく、特定の相手と直接契約する方法を指す。
今回の文脈では、東京電力PGが調整力を安定的に確保するため、揚水発電機の調整力を市場外で予約した、と理解するとよい。

3.増えたのは「揚水発電所」ではなく「随契で確保する調整力容量」

今回のニュースで最も誤解しやすいのは、「揚水が増えた」という表現だ。
増えたのは揚水発電所の設備容量そのものではなく、東京電力PGが随意契約で確保する揚水発電機の調整力容量である。
東京電力PG資料では、2025年度の東京エリアの揚水随契について、契約容量は最大60万kW、揚水発電機2台とされている。
2026年度契約は約120万kWなので、随契で押さえる量が約2倍になったという整理が正確だ。

揚水発電は元々何に使われてきたのか

揚水発電は元々何に使われてきたのか

1.揚水発電はピーク対応と余剰電力の吸収に使われてきた

揚水発電は、もともと需給調整に向いた電源である。
電気が余りやすい時間帯や需要が少ない夜間に水を高い場所へくみ上げ、電気が必要な時間帯に水を落として発電する。
大きな水のバッテリーのような役割を持つ。東京電力リニューアブルパワーも、昼間のピーク時間帯には素早く発電できる揚水発電が加わること、また近年は再エネの増加を背景に、 余剰電力が多い時間帯や需要が少ない夜間の電気で水をくみ上げ、需給調整の機能も担っていると説明している。
つまり、揚水発電は今回初めて調整力に使われるわけではない。以前から、ピーク対応、余剰電力の吸収、需給調整に使われてきたリソースである。

2.今回は市場取引にも使えるリソースをTSOが一部予約する構造

今回の揚水随契は、揚水発電機の使い道をすべて需給調整市場に移すという話ではない。
東京電力PGの2025年度資料では、契約額について、TSOへの揚水機貸与に伴い発生するJEPX・EPRX市場取引を基準としたBGの逸失利益相当額を事後精算するとされている。
また、揚水機の運用主体はTSO運用としつつ、池容量はBGとTSOで分割して計画・管理すると整理されている。
TSOとは、一般送配電事業者のことだ。BG(バランシンググループ)は、発電計画や需要計画をまとめて管理する事業者側の単位と考えると分かりやすい。
この構造から見ると、揚水発電はもともと発電事業者側がJEPXやEPRXでの市場取引にも使えるリソースであり、今回の随契は、その一部をTSOが調整力として予約確保するものと読める。

3.「今後ずっと需給調整市場向け」とは断定できない

今回の120万kWは、今後ずっと揚水発電が需給調整市場だけに使われる、という意味ではない。 今回公表されている契約期間は、2026年5月22日から2027年3月31日までである。
制度資料では、一般送配電事業者側から、2026年度以降も揚水随契の継続により調整力の最適なポートフォリオ調達を目指したいという意向が示されている。
一方で、蓄電池事業者からは、市場の透明性や投資予見性を損なう懸念も示されている。 したがって記事では、「今後ずっと揚水が需給調整市場を担う」とは書かない方がよい。
正確には、「少なくとも今回公表された契約期間中は、東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保し、その分を市場募集量から控除する」と整理すべきである。

2025年度60万kWから2026年度120万kWへ

2025年度60万kWから2026年度120万kWへ

1.2025年度は最大60万kW、2026年度は約120万kW

東京電力PGの資料では、2025年度の東京エリアにおける揚水随契は、契約期間が2025年10月11日から2026年3月31日まで、契約容量が最大60万kWとされている。
2026年度契約は約120万kWである。規模だけ見ると、2025年度の最大60万kWから約2倍になった。
ただし、これは揚水発電設備が新設・増設されたという意味ではなく、東京電力PGが随意契約で確保する調整力容量が増えたという意味である。

2.0.47円/ΔkW・hは売電単価ではなく容量確保の単価

東京電力PG資料では、2025年度の揚水随契について、2025年10月11日から2026年1月分までの実績として、揚水随契単価0.47円/ΔkW・hが示されている。
同じ資料では、需給調整市場の割合34.2%、揚水随契・余力活用・自然体余力を含む市場外側65.8%、総合単価2.75円/ΔkW・hも示されている。
ここで重要なのは、0.47円/ΔkW・hは売電単価ではないという点だ。ΔkWは、必要なときに出力を増減できる「調整力の容量」を示す単位であり、kWh、つまり実際に発電・放電された電力量とは別の概念である。
したがって、0.47円/ΔkW・hは、調整力容量を確保したことに対応する単価であり、いわば待機・確保報酬に近い性格を持つ。これを「揚水発電事業者の総収入」や「発電電力量の売電単価」と読むのは正確ではない。

3.発動時のkWh精算はあり得るが、実績額は公表資料だけでは分からない

需給調整市場には、調整力として電源等を事前に予約する調整力ΔkW市場と、実需給断面で予約電源等を運用する調整力kWh市場がある。
需給調整市場ガイドラインでは、調整力kWh市場について、予約した電源等に加え、スポット市場等で約定しなかった余力活用電源も含め、一般送配電事業者がkWh価格の安い順に稼働指令を行う市場と説明している。
そのため、複合商品に含まれる二次・三次相当の調整力が実際に発動した場合には、制度上、kWh側の精算が発生し得る。ただし、今回確認できる公表資料だけでは、2025年度の揚水随契について、実際にどれだけ発動し、kWh精算・売電相当収入がいくら発生したかまでは確認できない。
つまり、0.47円/ΔkW・hだけで揚水事業者の利益を判断することはできない。同時に、この0.47円をそのまま蓄電池の競合価格や将来市場価格として置くのも危険である。

蓄電池事業者・金融機関への影響

蓄電池事業者・金融機関への影響

1.影響は調整力需要ではなく市場で取りに行ける枠に出る

BESS事業者にとって、今回のニュースは「調整力市場の需要が消える」という話ではない。
東京電力PG資料では、2026年度は随契量を120万kWとしても、2025年度に比べて募集量は増加すると説明されている。
複合市場では、2025年度と同様に概ね約定率100%以上が維持されるとの見方も示されている。
影響が出るのは、市場で募集される枠である。揚水随契で確保された調整力分が募集量から控除されるため、蓄電池が需給調整市場で約定を狙う場合、東京エリアでどの商品にどれだけ募集量が残るのかを確認する必要がある。

2.一次と複合、二次・三次相当の機会を分けて見る

今回の揚水随契は、一次調整力単独の話ではなく、EPRX上は複合市場商品の募集量見直しとして扱われている。
したがって、蓄電池事業者は「一次調整力の市場機会」と「複合商品における二次・三次相当の市場機会」を分けて見る必要がある。
東京電力PG資料では、随契量を120万kWとしても、一次は大半のコマで未達が継続する見込みである一方、複合では概ね約定率100%以上が維持されると説明されている。
つまり、「揚水随契で市場が全部潰れる」と見るのも、「市場は残るから影響はない」と見るのも極端である。商品ごとに募集量、約定率、ΔkW単価、発動時kWh精算を分けて見る必要がある。

3.DSCRを見る金融機関は6項目で感応度分析する

金融機関が蓄電池案件を評価する際は、揚水随契単価0.47円/ΔkW・hをそのまま競合価格・市場価格として置くのではなく、次の6項目を分けて感応度分析すべきである。

・市場募集量の控除
・商品別の約定率
・ΔkW単価 発動時kWh精算
・蓄電池側の劣化コスト
・2027年度以降の随契継続リスク

DSCR(Debt Service Coverage Ratio、借入返済余裕率)は、事業から生まれるキャッシュフローで借入返済をどれだけカバーできるかを見る指標である。

DSCR = 返済原資となるキャッシュフロー ÷ 元利返済額

今回の揚水随契は、蓄電池案件のDSCRに対して、主に売上側の前提を揺らす。
具体的には、需給調整市場での約定量、ΔkW収入、発動時kWh収入、劣化コスト控除後の粗利に影響し得る。
金融機関は、募集量が減るケース、約定価格が下がるケース、発動量が増えてkWh収入は増えるが劣化コストも増えるケース、2027年度以降も揚水随契が継続するケースを分けて見るべきである。

A種電源で入札する話なのか

A種電源で入札する話なのか

1.今回の120万kWは入札ではなく随意契約

今回の約120万kWについては、「A種電源で入札する」とは書かない方がよい。
理由は、今回の120万kWが需給調整市場への入札ではなく、東京電力PGが市場外で締結した随意契約だからである。
東京電力PGの発表も、調整力提供事業者との間で揚水発電機による調整力提供に関する随意契約を締結した、と説明している。
したがって、記事本文では「揚水発電機による調整力を随意契約で確保した」「その分を市場募集量から控除する」と書くのが正確である。

2.A種・B種は設備種別ではなくΔkW価格規律の区分

A種電源・B種電源は、「揚水か、蓄電池か、火力か」という設備種別ではない。
需給調整市場におけるΔkW価格の考え方、つまり価格規律上の区分である。需給調整市場ガイドラインでは、調整力ΔkW市場におけるΔkW価格について、「当該電源等の逸失利益(機会費用)+一定額等」という考え方が示されている。
この「一定額」について、0.33円/ΔkW・30分をA種電源、固定費回収のための合理的な額に基づくものをB種電源とし、当年度分の固定費回収後の一定額はA種電源とすると整理されている。
つまり、A種・B種の話は、需給調整市場に入札する場合の価格の作り方に関する話であり、今回の随意契約そのものを「A種電源で入札」と表現するのは適切ではない。

3.通常の市場参加では揚水・蓄電池の入札方式が別にある

別の論点として、揚水発電や蓄電池が通常の需給調整市場に参加する場合の扱いはある。
EPRXの揚水・蓄電池向けガイドでは、電源等種別「揚水・蓄電池」とした場合の入札方式として、1入札方式と2入札方式が示されている。
ただし、これは通常の市場参加・約定・アセスメントに関する説明であり、今回の東京電力PGの120万kW随契とは別の話である。
記事では、「通常の市場参加では揚水・蓄電池の入札方式があるが、今回の120万kWは市場入札ではなく随意契約」と明確に切り分ける必要がある。

まだ未定、または断定しないこと

まだ未定、または断定しないこと

1.2026年度の契約単価と契約相手は今回資料では確認できない

今回のEPRX告知と東京電力PG発表で確認できるのは、募集量見直し、契約容量約120万kW、契約期間2026年5月22日から2027年3月31日まで、といった内容である。
一方、2026年度契約の単価や契約相手の具体名は、今回確認した公表資料では確認できない。
2025年度実績の0.47円/ΔkW・hを2026年度契約の価格として扱わないこと、契約相手を推測で書かないことが重要である。

2.公募調達や対象リソース拡大は今後の検討論点

東京電力PG資料では、取引状況に応じて随契量や対象リソースの見直し、随意契約の問い合わせ窓口開設、公募調達の検討にも触れられている。
ただし、これは具体制度が決定したという意味ではない。BESSやDRなどが今後どのように随契や公募の対象になり得るかは、追加の一次情報を待って確認すべき論点である。

よくある誤解(Q&A)

Q

今回、揚水発電所が120万kW増えたのですか?

A: いいえ。増えたのは揚水発電所そのものではなく、東京電力PGが随意契約で確保する揚水発電機の調整力容量です。2025年度は最大60万kW、2026年度契約は約120万kWという整理です。

Q

2025年度の揚水随契単価0.47円/ΔkW・hは、揚水発電事業者の総収入ですか?

A: いいえ。0.47円/ΔkW・hは、発電した電力量の売電単価ではなく、調整力として容量を確保したことに対応するΔkW単価です。一方で、実際に発動した場合には制度上、kWh精算が発生し得ます。ただし、今回確認できる公表資料だけでは、2025年度の揚水随契について、発動量やkWh精算額までは確認できません。

Q

今回の揚水はA種電源で入札されるのですか?

A: 今回の120万kWについては、A種電源で入札されるとは書かない方がよいです。今回の契約は需給調整市場への入札ではなく、市場外の随意契約です。A種・B種は、需給調整市場に入札する場合のΔkW価格規律の区分です。

Q

蓄電池は東京エリアの需給調整市場に参加できなくなるのですか?

A: いいえ。東京電力PG資料では、随契量120万kWとしても2025年度より募集量は増加し、複合では概ね約定率100%以上が維持されるとの見方が示されています。ただし、揚水随契分は募集量から控除されるため、商品別の募集量や価格を確認する必要があります。

Q

2026年度中は必ず0.06円のままですか?

A: 断定はできません。 ePRX資料では、一定の条件に該当すると市場運営者が判断した場合、年度途中に売買手数料を改定することがあると説明されています。

Q

銀行はこのニュースをどう見ればよいですか?

A: 0.47円/ΔkW・hをそのまま蓄電池の将来市場価格として置くのではなく、市場募集量の控除、商品別約定率、ΔkW単価、発動時kWh精算、蓄電池の劣化コスト、2027年度以降の随契継続リスクを分けて、DSCRへの感応度を確認するべきです。

出典(一次情報のみ)

一般社団法人 電力需給調整力取引所(EPRX)「東京エリアにおける揚水発電機を用いた随意契約の締結に伴う複合市場商品の募集量の見直しのお知らせ」

発行日: 2026-05-22 参照日: 2026-05-28

東京電力パワーグリッド株式会社「揚水発電機を用いた随意契約の締結に伴う需給調整市場の週間市場商品における募集量の見直しについて」

発行日: 2026-05-22 参照日: 2026-05-28

電力・ガス取引監視等委員会 第19回制度設計・監視専門会合資料4「2026年度における揚水随契について」

発行日: 2026-03-30 参照日: 2026-05-28

電力・ガス取引監視等委員会 第19回制度設計・監視専門会合 資料5-4「東京エリアにおける2026年度の揚水随意契約について」

発行日: 2026-03-30 参照日: 2026-05-28

資源エネルギー庁 第94回 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス基本政策小委員会 制度検討作業部会 資料3「需給調整市場について」

発行日: 2024-06-28 参照日: 2026-05-28

監修者

監修者 青栁 福雄

青栁 福雄
Aoyagi fukuo

Energy Link 取締役 COO

系統運用・需要側制御・スマートグリッド分野の実務家。東京電力にて変電所の建設・運用・保守および大口顧客向けエネルギーソリューションに従事。マイエナジー出向時には2002年日韓ワールドカップの複数会場および国際放送センターの電源責任を担当。東光高岳では執行役員としてスマートグリッド事業を統括し、NEDO事業等に参画。2019年にEnergy Linkを創業し、分散型電源の導入・利活用を推進。

安心して選ぶためのJC-STAR★1
            〜BESS関連製品53件を登録番号付きで公開〜BMS/PCS/EMS/ESS関連の★1適合ラベル取得製品(当社再照合:2026-04-17、IPA製品リスト最終更新:2026-04-15)

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2026.04.23

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2026.08.18

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容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から サムネイル

容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から

OCCTOが2026年7月30日に公表したメインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)で、参加登録から約定までの日程が確定した。最初の関門は事業者情報の登録受付で、8月3日から8月7日までの5日間しかない。

2026.07.30

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容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW サムネイル

容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW

OCCTOは2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の需要曲線を決定・公表した。指標価格・上限価格はいずれも前回から+107.6%。倍増の起点はモデルプラントの基準年更新にあり、2030年度の容量収入の前提を組み替える必要がある。

2026.07.30

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EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用 サムネイル

EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用

電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年7月30日、「需給調整市場のΔkW上限価格の更新について」を公表した。第4回電力安定供給ワーキンググループ 資料6の審議結果を受けた一部商品区分の単価更新で、適用は9月1日実需給分からである。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

「容量市場に間に合わない?」〜コード取得済みでも要注意〜 蓄電池事業者が確認すべき【法人名義・参加区分・電源リスト】
〜事業者コードは最大3週間、系統コードは3〜4週間〜OCCTO資料から“参加登録の本当の落とし穴”を整理

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月7日、容量オークションへの参加を予定する事業者に対し、事業者コード、系統コード、クライアント証明書を早めに準備するよう注意を呼びかけました。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

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起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

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精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

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ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

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需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

市場・価格

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

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容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

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2025.10.19

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容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

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初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

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2025.09.21

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