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作成日:2026.09.01

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※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

セルの出どころで当落が決まる——長期脱炭素第4回、認定メーカー優先約定の読み方

セルの出どころで当落が決まる——長期脱炭素第4回、認定メーカー優先約定の読み方 サムネイル

長期脱炭素電源オークション第4回で、蓄電池の入札に技術要件でも価格要件でもない新しい関門が加わった。どのメーカーのセルを積むか、である。

資源エネルギー庁は2026年8月31日に確定した第4回の制度見直しで、経済安全保障推進法に基づく供給確保計画の認定を受けたメーカーが製造するセルを使用する蓄電池の案件を、優先的に約定することとした。同時に、第3回入札で導入したセル製造国30%制限ルールは、リチウムイオン蓄電池については適用しないこととされた。

締めるところと緩めるところが同時に動いている。前回の対応をそのまま踏襲すると、第4回ではかえって不利になりうる。

公開:2026-09-01 更新:2026-09-01 読了:約8分 重要度:★★★★ 要対応 対象読者:中級 上級
目次
  1. 要点まとめ
  2. 「優先約定」とは何か
  3. 優先約定の順序
  4. なぜ製造国30%制限をやめたのか
  5. 自社セルが対象かを判定する3ステップ
  6. セル変更が波及する範囲
  7. 募集上限40万kWと重なると何が起きるか
  8. よくある質問
  9. 編集部の見立て
  10. 30秒リキャップ
  11. 出典

要点まとめ

要旨 ― ひと言でいえば

第4回の落札順は、まず認定メーカー製セルの案件を価格順に並べて枠を埋め、それでも余ったら非認定案件を価格順に落とす、という二段構えになる。

  • 対象は経済安全保障推進法に基づき特定重要物資に指定されている蓄電池について、供給確保計画の認定を受けているメーカーが製造するセル。当該メーカーが株式・持分50%超の支配力を持つ国内外の子会社・孫会社を含む。
  • 優先約定の対象はリチウムイオン蓄電池のみ。経産省が策定した「蓄電池に係る安定供給確保を図るための取組方針」がリチウムイオン蓄電池のみを対象としているためである。
  • これに伴い、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは、リチウムイオン蓄電池については適用しない。

第4回で新しく入った「優先約定」とは何か

要点まとめ 判定されるのは資本系列、製造地ではない

供給確保計画の認定・50%超支配の子会社孫会社・対象はリチウムイオンのみを示す図
認定メーカーの海外工場で製造されたセルも、資本関係が50%超であれば対象になりうる。出典:参考資料2 2.1(2)⑤(d)蓄電池の要件の強化(p36〜37)。
第3回の措置から第4回の優先約定への切り替え 第3回はサイバーセキュリティの強化とセル製造国30%制限ルールを措置していた。第4回は経済安全保障推進法に基づく供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルの案件を優先的に約定する仕組みに切り替わり、リチウムイオン蓄電池については30%制限を適用しない。 第3回で措置していたこと サイバーセキュリティの強化 セルの供給源の多角化 (セル製造国30%制限ルール) 評価:製造国は分散したが 特定国メーカーのセルが大宗を占めた → 途絶リスクは下がっていない 第4回で入ること 認定メーカー製セルの案件を 優先的に約定する 対象=リチウムイオン蓄電池のみ セル製造国30%制限は リチウムイオン蓄電池に適用しない 判定の軸が「製造地」から 「メーカーの資本系列」へ移った
図1:第3回の措置から第4回の優先約定への切り替え。締める箇所と緩める箇所が同時に動いている。出典:参考資料2 2.1(2)⑤(d)蓄電池の要件の強化(p36〜37)

第3回入札で蓄電池に措置されていたのは、サイバーセキュリティの強化と、セルの供給源の多角化(セル製造国30%制限ルール)の2つだった。第4回では、これに代わる形で事業規律を強化する仕組みが入る。

資料の記載(参考資料2 2.1(2)⑤(d)蓄電池の要件の強化・p36〜37の主旨)

経済安全保障推進法に基づき特定重要物資に指定されている蓄電池について、供給確保計画の認定を受けているメーカー(当該メーカーが株式・持分50%超の支配力を持つ国内外の子会社・孫会社を含む)が製造するセルを使用する蓄電池の案件を優先的に約定する。

解説:判定の対象は「製造された場所」ではなく「製造したメーカーの資本系列」である。認定メーカーの海外工場で製造されたセルも、資本関係が50%超であれば対象になりうる。

「経済安全保障推進法」の正式名称は、経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保の推進に関する法律(令和4年法律第43号)。同法に基づく特定重要物資として蓄電池が指定されており、経産省が策定した「蓄電池に係る安定供給確保を図るための取組方針」のもとで供給確保計画の認定制度が運用されている。

第4回のオークションは、この既存の認定制度を入札の約定順序に接続した、という構造になる。

優先約定の順序:認定案件→非認定案件、それぞれ価格順

優先約定の消化順序 募集上限の範囲内で、まずリチウムイオン蓄電池の認定案件を上限価格以下の範囲で価格が低い順に落札する。それだけで募集上限が埋まらない場合に、リチウムイオン蓄電池の非認定案件を価格が低い順に落札する。 価格順の列が2本に分かれる 1 リチウムイオン蓄電池の認定案件 上限価格以下の範囲で、価格が低い順に募集上限まで落札 ← 安い順に並ぶ 募集上限が埋まらなかった場合のみ ↓ 2 リチウムイオン蓄電池の非認定案件 残った枠を、価格が低い順に落札 ← 安い順に並ぶ(残枠しだいで打ち止め) 認定は価格競争の免除ではなく、価格競争に参加する順番を前に出すもの。
図2:認定案件の列を先に消化し、残枠があれば非認定案件の列へ移る。出典:参考資料2 2.1(2)⑤(d)蓄電池の要件の強化

誤解されやすいのは「認定さえ取れば高値でも通る」という読み方である。資料が定めているのは、そういう仕組みではない。

資料の記載(参考資料2 2.1(2)⑤(d)の主旨)

①募集上限の範囲内で「リチウムイオン蓄電池の認定案件」を、価格が低い順に(上限価格以下の範囲で)落札していく。②それだけで募集上限が埋まらない場合に、「リチウムイオン蓄電池の非認定案件」を価格が低い順に落札していく。

解説:価格順の列が2本に分かれ、認定案件の列を先に消化する構造である。認定案件のなかでは価格が低い順に落札されるため、認定は「価格競争を免除するもの」ではなく「価格競争に参加する順番を前に出すもの」にあたる。

表1:優先約定の消化順序
ステップ対象並べ方条件
リチウムイオン蓄電池の認定案件価格が低い順上限価格以下・募集上限の範囲内
リチウムイオン蓄電池の非認定案件価格が低い順①で募集上限が埋まらなかった場合のみ

したがって非認定案件にとっての勝負どころは「①でどれだけ枠が残るか」であり、これは自社では制御できない変数になる。

なぜ製造国30%制限をやめたのか——「分散したのに特定国メーカーが大宗」

製造国の分散と資本系列の集中 製造国を分散させても、それぞれの工場を同じ特定国メーカーが保有していれば、資本系列としては集中したままであり、サプライチェーン途絶リスクは分散しない。 第3回で起きたこと 工場の所在地(国) 国 A 国 B 国 C ✓ 製造国は分散した 同一の特定国メーカー ▲ 資本系列は集中したまま 結論:リスクの単位は国境ではなく企業だった。だから第4回は資本関係で判定する。
図3:製造国を分けても、工場の持ち主が同じなら途絶リスクは分散しない。出典:参考資料2 2.1(2)⑤(d)蓄電池の要件の強化

第3回のセル製造国30%制限は、セルの調達先を国単位で分散させる狙いのルールだった。事務局は、その結果をこう評価している。

資料の記載(参考資料2 2.1(2)⑤(d)の主旨)

第3回ではセルの製造国は分散化したと見られる一方、特定国のメーカーが様々な国でセル製造工場を保有していることから、特定国メーカーのセルを採用する蓄電池が大宗を占めたと見られ、引き続きサプライチェーン途絶リスクが高い状況にある。

解説:製造国を分散させても、それらの工場を同じメーカーが持っていれば途絶リスクは分散しない。ルールが意図した効果が出なかった、という自己評価である。

この認識に立って、制度の狙いは製造地の分散からメーカーの資本系列の分散へ移った。そのため国単位の30%制限はリチウムイオン蓄電池について適用をやめ、代わりに資本関係で判定する優先約定を置いた、という流れになる。

実務上、ここが第3回との最大の断絶である。第3回に合わせて「複数国のセルを混載して30%制限をクリアする」設計を組んだ案件は、第4回ではその設計が加点要素にならない。むしろ単一の認定メーカーでセルを統一するほうが有利になる。前回の正解が今回の不正解になっている点は、社内での引き継ぎで最も抜けやすい。

自社セルが対象かを判定する3ステップ(資本関係で見る)

判定は次の順で行う。製造工場の所在地から入ると誤判定するので、資本関係から入る。

  1. セルを製造した法人を特定する。
    調達契約の相手方(商社・パッケージャー)ではなく、セルそのものを製造した法人まで遡る。
  2. その法人の親会社を辿る。
    株式または持分の50%超を保有して支配力を持つ親会社が、蓄電池の供給確保計画の認定を受けているかを確認する。子会社だけでなく孫会社も対象に含まれる。
  3. 認定の対象物資が蓄電池であることを確認する。
    供給確保計画の認定は物資ごとに行われるため、他の特定重要物資での認定では該当しない。

判定に必要なのは、セルメーカーの資本構成を示す書面と、親会社側の認定の事実を示す書面である。どちらも自社では作成できないため、セルメーカーおよび商社への確認依頼が実務の起点になる。

9月17日の制度詳細説明会では、子会社・孫会社経由の認定について「どの書類を」「いつまでに」提出するのかを確認しておきたい。

用語解説
特定重要物資
経済安全保障推進法に基づき、国民の生存や国民生活・経済活動に不可欠な物資として指定されるもの。蓄電池が指定されている。
供給確保計画の認定
特定重要物資について、事業者が作成した安定供給確保のための計画を所管大臣が認定する制度。蓄電池については経産省の「蓄電池に係る安定供給確保を図るための取組方針」に基づいて運用される。
セル製造国30%制限ルール
第3回入札で導入された、セルの供給源を国単位で多角化させるための取扱い。第4回ではリチウムイオン蓄電池について適用されない。

セル変更が波及する範囲:BMS・消防設備・UL9540A

セル変更が波及する4つの領域 セルを変更すると、BMSの保護しきい値と充放電制御の再設定、消防設備に関する手続の再確認、UL9540Aの試験結果の再取得または適用範囲の再確認、EPC契約の見積と工期の見直しに波及する。 セルを変更する (認定メーカー製へ) BMS 保護しきい値・制御の再設定 消防設備 セル仕様前提の手続を再確認 UL9540A 試験結果の再取得・再確認 EPC契約 見積・工期の見直し
図4:「認定メーカーに変えればよい」という一行の判断が、設計・安全・契約の3方向に波及する。出典:参考資料2 2.1(2)⑤(d)蓄電池の要件の強化にもとづく編集部整理

自社セルが非認定と判明した場合、選択肢は「そのまま非認定案件として応札する」か「認定メーカー製セルへ変更する」かのいずれかになる。後者を選ぶなら、変更の影響がセル単体にとどまらない点を織り込む必要がある。

セルが変われば、まずBMS(バッテリーマネジメントシステム)の設定が変わる。セルの電圧・温度特性が違えば保護しきい値も充放電の制御も変わるためである。

次に消防設備である。蓄電池を設置する際の消防関係の手続は、採用するセルの仕様を前提に組まれている。セル変更は、この前提の再確認を要求する。

さらにUL9540A(熱暴走の伝播特性に関する試験)の結果も、セル・モジュール・ラック単位で取得されている。セルが変われば当該試験結果はそのまま使えない。

表2:セル変更の波及範囲
変更対象波及先想定される作業
セルBMS保護しきい値・充放電制御の再設定
セル消防設備セル仕様を前提とした手続の再確認
セルUL9540A試験結果の再取得または適用範囲の再確認
セルEPC契約機器仕様変更に伴う見積・工期の見直し

9月中に着手しなければ、第4回の応札スケジュールには間に合わない可能性が高い。

募集上限40万kWと重なると何が起きるか

要点まとめ 枠・順序・帰結の3段で見る

募集上限40万kWと優先約定が重なり非認定案件の落札可否が決まる構造を示す図
図5:募集上限が認定案件で埋まれば、非認定案件は価格が最安でも落札されない。出典:参考資料2 2.1(2)⑤(d)蓄電池の要件の強化にもとづく編集部整理。

この優先約定は、単独で見ると「順番が前になるだけ」の話に見える。しかし第4回では同時に、リチウムイオン蓄電池の募集上限が単独枠40万kWとされ、募集上限を超えた追加の落札がなくなった(この点は別記事で扱う)。

2つを重ねると、優先約定は事実上の当落判定になる。認定メーカー製セルの案件だけで40万kWが埋まれば、非認定案件は価格が最安であっても落札されない。順番の話が、そのまま可否の話に変わる。

つまり第4回では、「応札価格」と「セルの調達元が経済安保推進法の認定メーカーか」が同格の入札要件になったと理解すべきである。価格を1円下げる努力より、セルの供給元を確認する電話1本のほうが当落への影響が大きい局面がありうる。

非リチウムイオン案件の位置づけ

優先約定はリチウムイオン蓄電池のみが対象である。ナトリウムイオン電池等の非リチウムイオン案件は別区分の募集上限のもとで争うことになり、優先約定の適用外となる。取組方針の対象範囲がリチウムイオン蓄電池に限られているためで、非リチウムイオン技術にとっては「優先されない」と同時に「後回しにもされない」という位置づけになる。

よくある質問

優先約定の対象になるのはどのようなセルですか。

経済安全保障推進法に基づき特定重要物資に指定されている蓄電池について、供給確保計画の認定を受けているメーカーが製造するセルです。当該メーカーが株式・持分の50%超の支配力を持つ国内外の子会社・孫会社が製造するセルも含まれます。

認定を受けたメーカーであれば高い価格でも落札されますか。

されません。優先約定は、まず募集上限の範囲内で認定案件を価格が低い順に(上限価格以下の範囲で)落札し、それだけで募集上限が埋まらない場合に非認定案件を価格が低い順に落札する仕組みです。認定案件のなかでは価格競争が働くため、認定は価格競争を免除するものではありません。

海外の工場で製造されたセルは対象外になりますか。

製造された場所ではなく資本関係で判定されます。供給確保計画の認定を受けたメーカーが株式・持分の50%超の支配力を持つ国内外の子会社・孫会社が製造したセルは対象に含まれるため、海外工場製であっても対象になり得ます。

第3回のセル製造国30%制限はどうなりましたか。

リチウムイオン蓄電池については適用しないこととされました。第3回ではセルの製造国は分散化したと見られる一方、特定国のメーカーが様々な国でセル製造工場を保有していることから特定国メーカーのセルを採用する蓄電池が大宗を占めたと見られ、引き続きサプライチェーン途絶リスクが高い状況にあると評価されたためです。

ナトリウムイオン電池など非リチウムイオンの案件も優先約定の対象ですか。

対象外です。優先約定するのはリチウムイオン蓄電池のみで、これは経産省が策定した「蓄電池に係る安定供給確保を図るための取組方針」がリチウムイオン蓄電池のみを対象としているためです。

セルを変更する場合、どこまで影響しますか。

セルの変更はBMSの設定、消防設備に関する手続、UL9540Aの試験結果の再確認に波及します。機器仕様の変更としてEPC契約の見積や工期にも影響するため、応札スケジュールから逆算して早期に着手する必要があります。

編集部の見立て

制度の設計思想が「地理の分散」から「資本の分散」へ移った点が本質である。第3回の30%制限は、地図の上では分散を実現した。それでも事務局が途絶リスクが高いと判断したのは、リスクの単位が国境ではなく企業だったからである。

事業者側にとって難しいのは、この判定基準が自社の努力で動かしにくいことである。価格は設計と調達で下げられるし、デュレーションは設備で作れる。しかし「セルメーカーの親会社が認定を受けているか」は、自社の外側で決まっている事実にすぎない。第4回では、この外部条件が当落を左右する。

裏を返せば、認定メーカーのセルを確保できる調達力そのものが競争優位になる。第4回以降、セル供給契約の交渉は価格と納期だけの話ではなくなる。契約書に「供給確保計画の認定を維持すること」に類する条項を置けるかどうか、といった論点が現実に出てくるだろう。

30秒リキャップ

長期脱炭素電源オークション第4回で、経済安全保障推進法に基づく供給確保計画の認定を受けたメーカー(株式・持分50%超の支配力を持つ国内外の子会社・孫会社を含む)が製造するセルを使う蓄電池案件を優先的に約定することが決まった。順序は、募集上限の範囲内で認定案件を価格が低い順に落札し、埋まらなければ非認定案件を価格が低い順に落札する二段構えである。あわせて第3回のセル製造国30%制限はリチウムイオン蓄電池には適用しないこととされた。事務局の評価は「製造国は分散したが特定国メーカーのセルが大宗を占めた」であり、制度の狙いは製造地の分散から資本系列の分散へ移った。優先約定の対象はリチウムイオン蓄電池のみ。まず自社セルの製造法人と親会社の認定状況を確認し、非認定ならBMS・消防設備・UL9540Aへの波及を含めて変更可否を判断したい。

出典(一次情報)

  1. 総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会 電力安定供給ワーキンググループ(第6回・2026年8月31日)参考資料2「長期脱炭素電源オークションの第4回募集に向けて」2.1(2)⑤(d)蓄電池の要件の強化(p36〜37)
    https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/jisedai_kiban/stable_power_supply_wg/pdf/006_s02_00.pdf
  2. e-Gov パブリック・コメント 結果公示(案件番号620226020)
    https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=620226020&Mode=1 結果の公示日2026年8月31日/所管:資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課

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編集体制

編集方針
一次情報主義。官公庁・市場運営機関が公表した原典資料のみを出典とし、業界紙・ニュース記事等の二次情報は本文に採録しません。
更新履歴
2026-09-01 初版公開。

安心して選ぶためのJC-STAR★1
            〜BESS関連製品53件を登録番号付きで公開〜BMS/PCS/EMS/ESS関連の★1適合ラベル取得製品(当社再照合:2026-04-17、IPA製品リスト最終更新:2026-04-15)

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2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

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起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

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精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

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ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

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需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

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容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

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容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(日本卸電力取引所)の基礎を、スポットと時間前の違いから価格の決まり方、BESSの使いどころまで一気に解説。最小単位・手数料・リスクにも触れ、初導入でも判断できます。

2025.10.19

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容量市場(OCCTO)とは?BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場(OCCTO)とは?
BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

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初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

初心者投資家向け・商品別に"実務でわかる"解説
2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

このスライドでは、需給調整市場(EPRX)の基本から、各商品の詳細仕様、実務参入のポイントまで、段階的に解説します。

2025.09.21

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脱炭素社会のキーテクノロジーである「系統用蓄電池(BESS)」のビジネスに特化した専門情報メディアです。

再生可能エネルギーの導入が加速する一方、その制度や技術は複雑で、変化のスピードも速まっています。
当メディアでは、系統用蓄電池の基礎知識はもちろん、FIT・FIP制度それぞれに対応した併設モデルの解説、需給調整市場や容量市場といったビジネスの現場、さらには関連法規や実務上の注意点まで、専門的かつ分かりやすく解説します。

これから事業を始める方の最初の羅針盤として、そして既に事業に取り組む方の情報収集の拠点として、皆様のビジネスを力強く後押しする情報をお届けしてまいります。