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エネルギー業界の今を発信する系統用蓄電池(BESS)ニュース
通称:ベスニュース
(本サイトに掲載している記事は、転載・引用が可能です。)

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作成日:2026.01.06

更新日:2026.03.25

初級

市場・価格

容量市場:制度連絡

#OCCTO

#制度・ルール文書

#市場(総称)

#容量市場

#指標_約定価格(クリアリング)

※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

“長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)

発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。

落札=ゴールではない

供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。

入金は「満額」ではない

支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

要点(3行で先取り)

この制度の「ここだけ」3ポイント

POINT 01

買うのはkW(出せる力)

発電量(kWh)とは別モノ。

POINT 02

入金=契約金額 −
(還付+ペナルティ等)

満額入る前提」は危険。

POINT 03

落札がゴールではない

20年の実行管理(工期・要件・監視対応)が本番。

kW=瞬間的に出せる出力(供給力)
kWh=実際に発電・放電した量(電力量)

背景:なぜ必要?

自由化による「投資の不確実性」

市場価格の変動リスク

電力自由化で市場競争が進み、電力価格が動くようになったため、収益の見通しが立ちにくい。

大型電源への投資停滞

特に巨額の建設費がかかる大型の脱炭素電源は、投資回収の予見性が低く、新規開発に踏み切りにくい状況に。

自由化による「投資の不確実性」

自由化による「投資の不確実性」

容量メカニズムの整備

「供給力(kW)」への価値付け

「電気の量(kWh)」だけでなく、「将来の供給力(kW)」自体に価値を付け、対価を支払う仕組みを整備。

長期脱炭素電源オークション

長期投資向けに位置づけられた制度。20年間の収入予見性を付与し、脱炭素電源への投資を後押しする。

出典:資源エネルギー庁

容量メカニズムの整備

用語解説

・容量市場:将来必要な供給力(kW)を市場で確保する仕組み。電力量(kWh)の市場とは異なる役割を持つ。

基本:kWとkWh(蛇口の例)

[CAPACITY]

kW キロワット = 蛇口の太さ

[CAPACITY]

[意味]

一瞬で出せる電気の力。

[役割]

停電を防ぐには「必要な瞬間に出せる力」が重要になります。

VS

[ENERGY]

kWh キロワットアワー = 水の量

[ENERGY]

[意味]

実際に使った電気の量。

[役割]

電気料金や売電の多くはここで動きます。

ここがポイント!

長期脱炭素電源オークションは、将来の「kW(設備能力)を確保するための予約契約」です。
実際に発電した「kWh」の売上(売電)とは別に、kWを出せる状態を維持する対価(容量収入)が支払われます。

約定:落札が決まり、条件が確定すること

制度の流れ(スケジュールは断定しすぎない)

1

募集要綱公表

募集量・上限価格などの条件提示。

2

参加登録・審査

事業者・電源情報・期待容量などを登録・審査。

3

応札(入札)

価格・容量等の情報を登録して入札。

4

落札決定(約定)

募集要綱で定める方法に従い、応札価格等をもとに決定。

5

容量確保契約締結

OCCTOと契約締結。
原則20年間の長期契約へ。

6

建設・運用→精算

供給開始後、制度適用期間に支払・控除(還付)等の精算へ。

タイムラインのイメージ

タイムラインのイメージ

重要:監視・公表・用語

[監視]

応札受付終了後、監視等委による応札価格の監視が行われる。

[公表]

約定結果:

募集要綱・業務マニュアルに従うスケジュール(例:受付終了から約3か月後を目途に公表(年度をまたぐ場合あり))。

ロードマップ:

応募時に様式として提出し、落札後は遵守が求められる(公表の扱いは年度・公表資料で確認)。

[期間]

制度適用期間=供給力提供開始年度の翌年度から原則20年(例外あり)。

参照:

容量市場業務マニュアル(長期脱炭素:参加登録・応札・容量確保契約書の締結編)、長期脱炭素電源オークション募集要綱、長期脱炭素電源オークションの制度詳細について(応札年度:2025年度)

参加資格・対象電源(正確な入口と全体像)

参加主体(入口の要件)

・国内法人等

日本法に基づき日本国内に本店等を持つ法人であること。

・コンソーシアム

落札後に国内法人を設立する前提のコンソーシアムも含まれ得ます(詳細は募集要綱で定義)。

・対象エリア

日本全国(※沖縄地域およびその他地域の離島を除く)。

対象電源の全体像(俯瞰)

・脱炭素電源(新設・改修)

太陽光、風力、水力(揚水含む)、地熱、バイオマス、原子力(安全対策等含む)

・火力の脱炭素化

水素・アンモニア(専焼/混焼)、CCS付き火力など

・蓄電池・貯蔵系

蓄電池(系統用等)、揚水式水力、長期エネルギー貯蔵システム等 ※要件あり

・特例:LNG専焼

特例としてLNG専焼火力(新設・リプレース)は条件付きで対象となり得る
(※脱炭素化ロードマップ遵守等のリクワイアメントあり)

 FIT/FIPに関わる電源は、募集要綱のルールに従い“参加可能設備容量(送電端)”の算定で控除対象となる容量があり得ます。

→“設備まるごと不可”と決めつけず、どの容量が参加可能かを募集要綱で確認。

LNG専焼の扱い

一定期間に限って対象となる整理があります。
供給力提供開始日から10年後までの間に、脱炭素化に向けた対応(混焼等)を開始する計画(ロードマップ)の提出等が求められます。

二重支援の回避

・補助金との併用

重要:補助金を受けている電源は、二重支援回避のため還付(控除)等の整理があります。詳細は当該年度の募集要綱・約款で条件を確認してください。

・FIT/FIP

再エネ等を支援する制度(重複支援回避のため容量の扱いに注意)。

詳細確認

詳細な要件や最新の整理については、必ず最新の「募集要綱」をご確認ください。

一次情報(募集要綱)を参照

収益の基本形(契約の骨格)

1. 契約期間と入金期限日

制度適用期間

原則 20年間  例外・選択肢あり

原則、「供給力提供開始年度の翌年度」から開始

例外:供給開始が2025年度の場合→2027年度から開始

選択:希望により20年超を選択可能(1年単位で延長設定など)

例:供給開始2030年度 → 2031/4/1〜2051/3/31

制度適用期間

対象実需給年度  4月1日〜翌3月31日

支払月(入金期限日が属する月):対象実需給年度の9月 〜 翌年8月

※約款準拠:対象実需給年度の途中から支払月(請求月)が設定されています

入金期限日:原則、各月の最終営業日(容量精算日)

2. 支払金額の計算式(約款準拠)

[容量確保契約金額(各月)] ー [控除額(経済的ペナルティ)(還付額)(契約解除ペナルティ(該当時))] = [支払金額(実際に振り込まれる額)

 投資家が落としやすい点

契約単価は固定ではなく、物価・金利変動等で毎年度補正されます。
(実質価値を維持するための仕組み)

制度適用期間:容量収入の対象となる期間(原則20年)

支払金額:契約金額から控除額(ペナルティ・還付等)を差し引いた、実際に入金される額

他市場収益の還付

支払金額(受取額)の考え方

[受取(支払金額)] ≒ [契約金額] ー [還付] ー [ペナルティ]

他市場収益(約款で定義:他市場収入から可変費等を控除した値を基礎)を得た場合、その一部は事後的な還付額として算定され、支払金額から控除されます。

【補足】他市場収入·可変費の「対象範囲」(一次情報:EGC 2026-01-30更新)
他市場収益を計算するときの「他市場収入」と「可変費」は、基本的には “電源全体” から生じるものが対象です。(既設火力の改修案件は「新たに生じる脱炭素kW」から生じるものが対象)
また、契約容量より設備容量が大きい場合でも、応札価格に設備全体の建設費を算入できるため、他市場収入·可変費の範囲も原則として “電源全体” になります。
ただし「自家消費等(自家消費·自己託送·特定供給·特定送配電への供出·FIT/FIP供出·熱供給で減少する容量など)」がある場合は、その分を控除した範囲で、他市場収入·可変費を整理します(詳細はEGC資料を参照)。

※メイン/追加オークションとの重複は原則制限があります(詳細はP9参照、募集要綱・業務マニュアルで確認)。

他市場収益還付の仕組み(3段階の帯)  [約款に基づく定義]

還付は約款で定義された「他市場収益の帯(帯①〜③)」ごとに、以下の還付率が適用されます。

※帯の境界(しきい値:A・B・C)は約款の定義に従います(具体の数値・しきい値は応札年度の約款を参照)

他市場収益還付の仕組み(3段階の帯)

簡単例 [容量収入:年10億][他市場:年4億] → 帯ごとに還付率適用     約1分で理解

CF(キャッシュフロー)での鉄則

事業計画の収益は「満額の容量収入」ではなく、還付(控除)を見込んだ“実際の入金”基準で置く必要があります。

確認ポイント

・還付(控除)後の入金ベースでCFを作成

・自社電源の還付区分を正確に把握

「売電収入の○割が一律で引かれる」ではなく「定義された他市場収益に対して、帯に応じて計算」されます。

用語説明

還付:他市場収益の一部を差し引く仕組みのこと(“返金”と決めつけず、控除として理解する)。

容量市場(メイン/追加)との関係

結論:同じkWの二重確保は不可(原則と例外あり)

制度適用期間中は、同一の供給力(kW)でメイン/追加オークションへ参加することは原則として制限されます。
ただし、増設分・非脱炭素部分・初年度など、例外的に参加可能なケースがあります。詳細は募集要綱・業務マニュアルで判断してください。

原則(制度適用期間中) [メイン/追加への参加は一次情報で要確認]

長期脱炭素で落札した電源の対象容量部分について

制度適用期間中は、原則としてメインオークションおよび追加オークションとの重複参加が制限されます。二重取り防止の観点から、別制度側との調整(参加可否の整理等)が必要になる場合があります。

「※長期脱炭素の容量確保契約は、約款上、契約期間中の市場退出は原則認められません。」

イメージ

[長期脱炭素][ 要調整]
※同一容量の重複確保回避

詳細確認先:[業務マニュアル][該当章募集要綱 該当条]

例外(参加可能なケース・前提) ※募集要綱の整理に基づく例外

例外 1

増設などで容量が増える場合

既設設備に対して増設を行い、全体の供給力が増加する場合。

[増えた部分(増設分)は参加可能]

例外 2

既設火力の改修案件

既存の火力発電を改修し、一部のみ脱炭素化する場合。

[脱炭素化されない容量も参加可能]

例外 3

供給力提供開始年度

制度適用期間は「供給力提供開始年度の翌年度」から開始のため、初年度は対象外。

[初年度は参加可能となり得る]

メインオークション

容量市場の中心となるオークション。将来の供給力を確保する主要な仕組み。

追加オークション

メインオークション後に、追加で供給力を確保する必要が生じた場合に行われる仕組み。

リスクと回避策(4つの落とし穴)

制度は「落札=ゴール」ではなく「20年の実行」が本番です

工期遅延/要件未達

工期遅延/要件未達

還付(控除)/見落とし

還付(控除)/見落とし

書類不備/ルール違反

書類不備/ルール違反

監視による応札価格修正

監視による応札価格修正

蓄電池(BESS)チェック

BESSは対象になり得ますが、要件は年度ごとに定義されます。
以下は「応札年度2025の募集要綱・ガイドライン」に示された具体的要件です。
※例示ではなく、2025年度の一次情報に基づく必須要件となります。

規模要件(入口)

・参加可能設備容量(送電端)が3万kW以上。

・送電端とは、所内消費を差し引いた「系統へ供給できる正味の容量」を指します。

運転継続

・1日1回以上・連続6時間以上の安定供給が可能であること。

・短時間(2-3時間)のピークシフト用ではなく、長時間供給力が要件となります。

同時落札条件

・同一場所・同一接続点の複数電源を束ねる場合は、条件付き同時落札ルールの対象。

・原則として各電源ごとに技術要件を満たす前提で考える必要があります。

セル製造国・地域(サプライチェーン)

・見積書等に「セルを製造する国・地域」を記載(複数国なら最大比率の国・地域)。

・国別上限など、特定国・地域への依存を抑えるルールがある(例:1国・地域あたり30%未満)。

・セル種別が変わるような変更など、内容によっては認められない取扱いがある(募集要綱・FAQ確認)。

まとめ:誤解対策・チェックリスト・出典

よくある誤解 (Q&A)

Q

落札したら、売電収入も全部手元に残る?

原則20年の「kW収入」を見込む制度です。ただし、①他市場収益の還付(控除)、②未達によるペナルティ、③契約条件未充足による契約解除などで、実際の入金は変動します。

Q

還付率は一律9割?

一律ではなく、約款で定義された“帯(帯①〜③)”に応じて段階的に決まります。具体の数値・しきい値は応札年度の約款を確認してください。

Q

監視で価格が直されたら落札は無効?

「無効」と決めつけないのが安全です。監視で価格の減額修正が起こり得るため、修正後単価も想定して計画します。

Q

支払はいつ入る?(対象実需給年度との関係)

対象実需給年度(4/1〜翌3/31)の「9月〜翌年8月」が支払月です。入金期限日(容量精算日)は原則、各月の最終営業日です。

公開前チェックリスト

□ 募集要綱・約款が最新か(応札年度が合っているか)

□ 用語(制度適用期間/実需給年度/支払月)を正確に使っているか

□ CFは「支払金額(控除後入金)」で組んでいるか

□ BESS要件は当年要綱の値で確認したか

一次情報出典  [参照日:2026-03-01]

[エネ庁]2025-08-27

長期脱炭素電源オークションガイドライン

https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/summary/regulations/choukigl_20250827.pdf

[OCCTO]2025-09-03

2025-09-03

https://www.occto.or.jp/assets/marketboard/market/jitsujukyukanren/files/250903_boshuyoukou_long_2025.pdf

[OCCTO]2025-09-03

容量確保契約約款

https://www.occto.or.jp/assets/marketboard/market/jitsujukyukanren/files/250903_kakuhokeiyaku_long.pdf

[OCCTO]2025-10-01

容量市場業務マニュアル(参加登録・応札・契約締結編)

https://www.occto.or.jp/assets/marketboard/market/jitsujukyukanren/files/251001_longax_gyoumumanual_ousatsu2025.pdf

[EGC(電力・ガス取引監視等委員会)]

長期脱炭素電源オークションに関するよくあるご質問(問3-3-2 他市場収入·可変費の適用範囲)

https://www.occto.or.jp/assets/marketboard/market/jitsujukyukanren/files/251001_longax_gyoumumanual_ousatsu2025.pdf

[EGC(電力・ガス取引監視等委員会)]

2026-01-30更新 他市場収入·可変費の適用範囲(PDF)

https://www.egc.meti.go.jp/info/business/decarbonization/pdf/tashizyokahenhihani.pdf

監修者

監修者 青栁 福雄

青栁 福雄
Aoyagi fukuo

Energy Link 取締役 COO

系統運用・需要側制御・スマートグリッド分野の実務家。東京電力にて変電所の建設・運用・保守および大口顧客向けエネルギーソリューションに従事。マイエナジー出向時には2002年日韓ワールドカップの複数会場および国際放送センターの電源責任を担当。東光高岳では執行役員としてスマートグリッド事業を統括し、NEDO事業等に参画。2019年にEnergy Linkを創業し、分散型電源の導入・利活用を推進。

安心して選ぶためのJC-STAR★1
            〜BESS関連製品53件を登録番号付きで公開〜BMS/PCS/EMS/ESS関連の★1適合ラベル取得製品(当社再照合:2026-04-17、IPA製品リスト最終更新:2026-04-15)

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北海道エリアのインバランス料金単価に誤りの可能性
——対象は8月24日、影響量は調査中

2026年8月24日17時、北海道電力ネットワークが「インバランス料金単価の算定根拠となるデータの誤りの可能性について」を公表しました。要点は一つです。公表済みのインバランス料金単価そのものに、誤りの可能性がある。誤りの可能性がある期間として示されているのは、2026年8月24日——つまり本日ぶんです。

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中国電力ネットワークが託送料金を届出——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh サムネイル

中国電力ネットワークが託送料金を届出
——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh

託送料金の改定は、この夏ずっと「審査中」の話でした。一般送配電8社が7月10日に収入の見通しの変更承認申請を出し、料金制度専門会合で審査が進んでいる——そこまでは制度の話です。

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託送料金の値上げは2026年11月1日から——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め サムネイル

託送料金の値上げは2026年11月1日から
——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め

一般送配電8社が出した託送料金の値上げ申請そのものは、7月に本サイトでも基礎を整理しました。本記事はその続報です。申請から1か月半が経ち、審査が最終段階に入りました。

2026.08.24

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【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」
〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年8月6日、2027年度を対象とする容量市場の追加オークション結果を公表しました。約定総容量は4,578,545kW、全9エリアの約定価格は10,361円/kWです。安定電源として登録された蓄電池約13.8万kWも応札し、全量落札したと整理できます。

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容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から サムネイル

容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から

OCCTOが2026年7月30日に公表したメインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)で、参加登録から約定までの日程が確定した。最初の関門は事業者情報の登録受付で、8月3日から8月7日までの5日間しかない。

2026.07.30

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容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW サムネイル

容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW

OCCTOは2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の需要曲線を決定・公表した。指標価格・上限価格はいずれも前回から+107.6%。倍増の起点はモデルプラントの基準年更新にあり、2030年度の容量収入の前提を組み替える必要がある。

2026.07.30

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EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用 サムネイル

EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用

電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年7月30日、「需給調整市場のΔkW上限価格の更新について」を公表した。第4回電力安定供給ワーキンググループ 資料6の審議結果を受けた一部商品区分の単価更新で、適用は9月1日実需給分からである。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

「容量市場に間に合わない?」〜コード取得済みでも要注意〜 蓄電池事業者が確認すべき【法人名義・参加区分・電源リスト】
〜事業者コードは最大3週間、系統コードは3〜4週間〜OCCTO資料から“参加登録の本当の落とし穴”を整理

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月7日、容量オークションへの参加を予定する事業者に対し、事業者コード、系統コード、クライアント証明書を早めに準備するよう注意を呼びかけました。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

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起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

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精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

市場・価格

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

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需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

市場・価格

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

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容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(日本卸電力取引所)の基礎を、スポットと時間前の違いから価格の決まり方、BESSの使いどころまで一気に解説。最小単位・手数料・リスクにも触れ、初導入でも判断できます。

2025.10.19

市場・価格

容量市場(OCCTO)とは?BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場(OCCTO)とは?
BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

市場・価格

初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

初心者投資家向け・商品別に"実務でわかる"解説
2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

このスライドでは、需給調整市場(EPRX)の基本から、各商品の詳細仕様、実務参入のポイントまで、段階的に解説します。

2025.09.21

市場・価格

脱炭素社会のキーテクノロジーである「系統用蓄電池(BESS)」のビジネスに特化した専門情報メディアです。

再生可能エネルギーの導入が加速する一方、その制度や技術は複雑で、変化のスピードも速まっています。
当メディアでは、系統用蓄電池の基礎知識はもちろん、FIT・FIP制度それぞれに対応した併設モデルの解説、需給調整市場や容量市場といったビジネスの現場、さらには関連法規や実務上の注意点まで、専門的かつ分かりやすく解説します。

これから事業を始める方の最初の羅針盤として、そして既に事業に取り組む方の情報収集の拠点として、皆様のビジネスを力強く後押しする情報をお届けしてまいります。