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エネルギー業界の今を発信する系統用蓄電池(BESS)ニュース
通称:ベスニュース
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作成日:2026.08.28

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※本記事は、作成日または最終更新日時点で公表されている制度情報・数値・資料に基づいて作成しています。

発電側課金が11月1日から+15〜25%
——一般送配電8社が算出単価を公表

発電側課金が11月1日から+15〜25%——一般送配電8社が算出単価を公表 サムネイル

2026年8月24日、一般送配電事業者8社が、2026年11月1日から適用予定の託送料金の算出単価をいっせいに公表しました。発電側課金(発電設備が系統に電気を流すときに払う託送料金)の基本料金は、いちばん低い東京電力パワーグリッドで+15.1%、いちばん高い北海道電力ネットワークで+25.0%です。

この記事を読む価値(系統用蓄電池の収益モデルを持っている方へ)

先に釘を刺しておきます。これは確定単価ではありません。8月28日時点で、経済産業大臣の正式承認も、各社の託送供給等約款の変更届出も済んでいません。公表されているのは「審査結果を前提とした算出値」です。社内資料に「決定」と書くと誤報になります。

それでも、いま動く理由があります。適用予定日まで2か月しかなく、既存契約も自動的に新単価へ切り替わるからです。

結論3行
  1. 8社が11月1日適用予定(対象期間 2026年11月〜2028年3月)の算出単価を公表。発電側課金 基本料金は+15.1〜25.0%。
  2. 確定ではない。大臣承認・約款変更届出は未実施で、公表値は審査結果を前提とした算出値。
  3. 値上げはkW側に偏る。契約電力が大きく稼働率の低い蓄電所ほど不利になるため、9〜10月に収益モデルを引き直す。
適用予定日
2026年11月1日
対象期間 2026年11月〜2028年3月
発電側課金 基本料金
+15.1〜25.0%
東京PG 〜 北海道NW(本土)
充電側 高圧 基本料金
最大 +33.8%
九州送配 553.28→740.52円/kW
申請増額(8社合計)
+8,844億円
規制期間5か年の総額・申請額ベース

1. 何が起きたか

やさしい説明

送配電会社が電気を運ぶ対価としてもらう料金を「託送料金」といいます。その料金水準は、あらかじめ決めた収入の見通しをもとに単価へ割り戻して決まります。今回はその収入の見通しを引き上げる申請が出され、それにともなう単価が公表されました。

図1:公表から適用までの流れ(2026年8月28日時点) 8/24 8社が 算出単価を公表 8/24 監視委 第77回 料金制度専門会合 8/26 第616回委員会 8/27 「問題なし」と 経産大臣へ回答 11/1 適用予定 この間にまだ済んでいないこと 大臣の正式承認/約款の変更届出
図1:監視委は8/27に「問題なし」と回答済み。ただし大臣承認と託送供給等約款の変更届出は8/28時点で未実施(出所:一般送配電8社プレス別紙、監視委 第77回 料金制度専門会合)。

公表したのは北海道・東北・東京・中部・関西・四国・九州・沖縄の8社です。適用予定日は2026年11月1日、対象期間は2026年11月から2028年3月まで

同じ8月24日、電力・ガス取引監視等委員会が第77回 料金制度専門会合でこの申請を審査しました。8月26日の第616回委員会を経て、8月27日に「問題なし」と経済産業大臣へ回答しています。

「決定」と書かないこと。2026年8月28日時点で、経済産業大臣による正式承認と各社の託送供給等約款の変更届出は、いずれも未実施です。公表値は審査結果を前提とした算出値であって、確定単価ではありません。

2. 発電側課金はどれだけ上がるか

要点まとめ 放電側の基本料金は+15.1〜25.0%

8社の発電側課金 基本料金の現行値・算出値・増減率と電力量料金を並べた図
適用予定は2026年11月1日から2028年3月まで。ただし確定単価ではない。
やさしい説明

発電側課金は正式には「系統連系受電サービス」といいます。基本料金(契約電力1kWあたり)と電力量料金(系統へ流した1kWhあたり)の2本立てで、蓄電所にとっては放電したときに払う託送料金にあたります。

図2:発電側課金 基本料金(税込・円/kW)現行 → 算出値 現行 11/1 算出値 北海道NW(本土) 110.00 137.50(+25.0%) 中部PG 80.42 95.61(+18.9%) 四国送配 92.73 110.04(+18.7%) 関西送配 97.98 116.23(+18.6%) 東北NW(本土) 93.04 109.37(+17.6%) 沖縄電力(本島) 69.95 81.61(+16.7%) 九州送配(本土) 85.10 98.56(+15.8%) 東京PG 87.01 100.12(+15.1%) 増減率がいちばん小さい東京PGでも+15.1%。8社すべてが二桁の上昇
図2:発電側課金 基本料金の現行値と算出値(出所:一般送配電8社 プレス別紙、2026年8月24日)。
表1:発電側課金 基本料金(税込・円/kW)。出所は各社プレス別紙。
エリア現行算出値(11/1予定)増減率
北海道NW(本土)110.00137.50+25.0%
中部PG80.4295.61+18.9%
四国送配92.73110.04+18.7%
関西送配97.98116.23+18.6%
東北NW(本土)93.04109.37+17.6%
沖縄電力(本島)69.9581.61+16.7%
九州送配(本土)85.1098.56+15.8%
東京PG87.01100.12+15.1%

電力量料金(逆潮kWh・税込・円/kWh)も全8社で上がります。東京PG 0.28→0.32、関西 0.32→0.37、北海道 0.35→0.43、中部 0.26→0.31、四国 0.25→0.30、東北 0.29→0.33、沖縄 0.24→0.28、九州 0.23→0.26。

3. 充電側と予備送電はもっと上がる

要点まとめ 見落としやすいのは充電側のほう

充電側高圧の基本料金の上げ幅、九州の非対称、北陸・中国の別扱いを示す図
蓄電所が系統から電気を受け取るときの料金。上げ幅は発電側より大きい。
やさしい説明

蓄電所は電気を流すだけでなく、系統から受け取ってもいます。受け取る側で払うのが「接続送電サービス」の料金です。発電側課金だけ見ていると、影響を半分しか捉えられません。

図3:充電側(接続送電サービス)高圧 基本料金(税込・円/kW) 現行 11/1 算出値 九州送配 553.28 740.52(+33.8%) 北海道NW 842.60 1,108.80(+31.6%) 中部PG 467.50 605.56(+29.5%) 増減率の記載を原典で確認できていない3社 沖縄 713.93→906.48/四国 712.80→849.20/東北 728.20→874.50 電力量料金はほぼ据置。九州は引き下げ 高圧 2.61→2.57/特別高圧 1.27→1.24(円/kWh) 予備送電サービス(特別高圧の二回線受電)九州送配 高圧A 84.66→142.92円/kW(+68.8%)/高圧B 109.00→178.46円/kW(+63.7%)
図3:充電側は発電側より上げ幅が大きいエリアがある。九州は基本料金を上げつつ電力量料金を下げる(出所:各社プレス別紙)。

高圧の基本料金(税込・円/kW)は、九州送配 553.28→740.52(+33.8%)、北海道NW 842.60→1,108.80(+31.6%)、中部PG 467.50→605.56(+29.5%)。沖縄電力 713.93→906.48、四国送配 712.80→849.20、東北NW 728.20→874.50は、増減率の記載を原典で確認できていないため金額のみを示します。

いっぽう電力量料金はほぼ据え置きで、九州にいたっては引き下げられます(高圧 2.61→2.57円/kWh、特別高圧 1.27→1.24円/kWh)。

特別高圧の蓄電所が二回線受電で使う予備送電サービスは、九州でとくに大きく動きます。高圧A 84.66→142.92円/kW(+68.8%)、高圧B 109.00→178.46円/kW(+63.7%)。系統設備効率化割引も同率で拡大し、北海道A-1が59.40→73.70円/kW、四国A-1が46.92→55.54円/kWになります。

4. 北陸と中国は別扱いになる

やさしい説明

10社そろっての改定ではありません。エリア比較をしている案件には、ここがいちばん効きます。

図4:11月1日改定の扱いは3通りに分かれる 一般送配電8社 北海道・東北・東京・中部 関西・四国・九州・沖縄 収入見通し変更の承認申請 発電側 基本料金 +15.1〜25.0% 大臣承認・約款変更届出は未実施 中国電力ネットワーク 電気事業法18条5項の 託送供給等約款 変更届出(8/24) 収入見通し 3,152→3,399億円/年 発電側 平均単価 0.48→0.49円/kWh 電力量料金 0.28円は据置 北陸電力送配電 申請自体を行っていない 11月1日の改定なし 収入見通し 7,406億円のまま 11月1日以降の放電コストの相対優位 北陸 > 中国 > その他8エリア
図4:北陸は申請なし、中国は別ルートで小幅改定(出所:中国電力ネットワーク 変更届出プレス、各社プレス別紙)。

北陸電力送配電は、そもそも申請自体を行っていません。したがって11月1日の改定はなく、収入見通しは7,406億円のまま据え置かれます。

中国電力ネットワークは別ルートです。電気事業法18条5項にもとづく託送供給等約款の変更届出(2026年8月24日)で、同じく11月1日から改定します。収入の見通しは年3,152→3,399億円。平均単価(税抜・円/kWh)は低圧 9.34→10.46、高圧 4.62→4.96、特別高圧 1.75→2.11と上がりますが、発電側は0.48→0.49と+0.01円にとどまります。発電側の電力量料金は0.28円で据え置き、基本料金は89.00円/kW(+3.98円)です。

結果として、11月1日以降の放電コストの相対優位は「北陸 > 中国 > その他8エリア」という並びになります。

5. なぜ上がるのか

やさしい説明

単価が上がるのは、収入の見通しそのものを引き上げる申請が出ているからです。何にいくら足したのかは公表されています。

図5:増額+8,844億円の内訳(規制期間5か年の総額・申請額ベース) 物価等変動 6,478 事業報酬 2,265 予備電源確保費用 93 制御不能費用乖離額 15 追加供給力公募 3 (東京PGのみ) 減額項目 容量拠出金 ▲2 / ブラックスタート公募費用 ▲8 8社合計の増額 +8,844 億円(単位:億円)
図5:物価等変動と事業報酬の2項目で増額のほぼ全部を占める(出所:一般送配電8社 収入見通し変更承認申請)。
表2:託送収入見通し変更承認申請額(規制期間5か年の総額)。出所は各社プレス別紙。
事業者現行申請額増額
東京PG7兆3,546億円7兆6,062億円+2,516億円
関西送配3兆6,130億円3兆7,626億円+1,496億円
中部PG3兆1,605億円3兆2,979億円+1,374億円
九州送配2兆5,084億円2兆6,360億円+1,276億円
東北NW2兆3,993億円2兆5,097億円+1,104億円
北海道NW1兆59億円1兆603億円+544億円
四国送配7,838億円8,216億円+378億円
沖縄電力3,463億円3,621億円+157億円
8社合計+8,844億円

内訳は、物価等変動 6,478億円、事業報酬 2,265億円、予備電源確保費用 93億円、制御不能費用乖離額 15億円、追加供給力公募 3億円(東京PGのみ)、容量拠出金 ▲2億円、ブラックスタート公募費用 ▲8億円。物価等変動と事業報酬の2つで増額のほぼ全部を占めます。

6. 蓄電池事業にどう効くか

要点まとめ 契約電力が大きく稼働率が低いほど不利

kW課金への偏り・九州の非対称・増額の内訳という3つの効き方を示す図
基本料金は稼働してもしなくても契約電力に応じて発生する。
やさしい説明

効き方は3つあります。どれも「単価が何%上がったか」だけを見ていると取り逃がすものです。

図6:kW側に偏った値上げが蓄電所に当たる仕組み 基本料金(円/kW) 契約電力に応じて発生。稼働してもしなくても払う 今回の上げ幅:大きい 発電側 +15.1〜25.0%/充電側 高圧 最大 +33.8% 電力量料金(円/kWh) 流した量・受けた量に応じて発生 今回の上げ幅:小さい 充電側はほぼ据置。九州は引き下げ 帰結①:kW偏重 契約電力が大きく稼働率が低いほど不利 帰結②:九州の非対称 高稼働は相対的に有利/低稼働は不利 帰結③:託送料金は約款にもとづくため、契約を巻き直さなくても適用日から新単価に切り替わる 稼働中の蓄電所も、これから着工する案件も、等しく影響を受ける
図6:数値は本文に示した原典値のみ。稼働率別の試算は前提が案件ごとに異なるため本記事では行っていない。

① kW課金への偏り

発電側も充電側も、上げ幅が大きいのは基本料金(kW)側で、電力量料金(kWh)側は相対的に小さい。基本料金は稼働してもしなくても契約電力に応じて発生するので、契約電力が大きく稼働率が低い蓄電所ほど、1kWhあたりの託送コストが重くなります。系統用蓄電池は構造的にこの当たり方をします。

② 九州の非対称

九州は充電側の基本料金を+33.8%上げるいっぽうで、電力量料金を下げます(高圧 2.61→2.57円/kWh)。同じ契約電力なら、充放電を多く回す高稼働の運用ほど相対的に有利になり、待機時間の長い運用ほど不利になる。同じエリアの同じ設備でも、運用の仕方で損得が逆に出ます。

③ 既存契約も自動的に新単価になる

託送料金は託送供給等約款にもとづくので、契約を巻き直さなくても適用日から新しい単価が適用されます。稼働中の蓄電所も、これから着工する案件も、等しく影響を受けます。

7. いつまでに何をするか

やさしい説明

適用予定日は11月1日。残り2か月ほどです。順番を決めておきます。

図7:適用予定日まで2か月の段取り 9月中 全サイトの契約電力(kW)と 年間充放電量(kWh)を洗い出し 発電側+充電側で再計算 特別高圧は予備送電の 維持コストを点検 10月中 PF案件はDSCRの 感度分析をやり直す 新規開発のエリア比較に 北陸・中国の別扱いを反映 随時 経産大臣の承認と 託送供給等約款 変更届出の 公表を待つ 確定単価に置き換える
図7:算出値のままモデルを凍結せず、確定単価が出た時点で差し替える前提で進める。
  1. 9月中:自社の全サイトについて契約電力(kW)と年間の充放電量(kWh)を洗い出し、本記事の算出値で託送コストを再計算する。発電側と充電側の両方を入れる。
  2. 9月中:予備送電サービスを契約している特別高圧サイトは、九州の+68.8%を見て、二回線受電の維持コストが引き合うかを点検する。
  3. 10月中:プロジェクトファイナンスを組んでいる案件は、DSCRの感度分析をやり直す。託送コストは運転費のうち固定側に入るため、下限シナリオでの効き方が大きい。
  4. 10月中:新規開発でエリアを比較しているなら、北陸・中国が別扱いである点を前提条件に入れ直す。
  5. 随時:経産大臣の承認と各社の託送供給等約款 変更届出の公表を待ち、確定単価に置き換える。

8. 未確定・注意点

確定単価ではありません。2026年8月28日時点で大臣承認も約款変更届出も未実施であり、公表値は審査結果を前提とした算出値です。「決定」と書くと誤報になります。
査定後の承認額は未確認です。監視委 第77回の資料5(4,753KB)は取得できず、申請額に対して査定でどれだけ削られたのか、その差分を本記事では確認できていません。表2の増額は申請額ベースです。

沖縄・四国・東北の充電側 高圧 基本料金の増減率は、原典に記載を確認できていないため金額のみを示しています。また、北陸電力送配電は今回申請していないだけで、将来にわたって改定しないという意味ではありません。

9. よくある質問

11月1日から発電側課金はいくらになりますか。

基本料金(税込・円/kW)の算出値は、北海道NW(本土)137.50、中部PG 95.61、四国送配 110.04、関西送配 116.23、東北NW(本土)109.37、沖縄電力(本島)81.61、九州送配(本土)98.56、東京PG 100.12です。ただしこれは確定単価ではなく、審査結果を前提とした算出値です。

もう決まったことなのですか。

決まっていません。2026年8月28日時点で、経済産業大臣による正式承認と各社の託送供給等約款の変更届出は、いずれも未実施です。監視委は8月27日に「問題なし」と大臣へ回答した段階です。

全国10エリアが上がるのですか。

上がるのは8社です。北陸電力送配電は申請自体を行っておらず11月1日の改定はありません。中国電力ネットワークは電気事業法18条5項の変更届出という別ルートで11月1日に改定しますが、発電側の平均単価は0.48→0.49円/kWhと+0.01円にとどまります。

充電側(系統から電気を受け取る側)も上がりますか。

上がります。高圧の基本料金(税込・円/kW)は九州送配 553.28→740.52(+33.8%)、北海道NW 842.60→1,108.80(+31.6%)、中部PG 467.50→605.56(+29.5%)などで、発電側より上げ幅が大きいエリアがあります。電力量料金はほぼ据え置きで、九州は高圧 2.61→2.57円/kWhと引き下げです。

既存の蓄電所も新しい単価になりますか。

なります。託送料金は託送供給等約款にもとづくため、契約を結び直さなくても適用日から新単価に切り替わります。

なぜ値上げになるのですか。

8社合計で+8,844億円(規制期間5か年の総額・申請額ベース)の増額申請で、内訳は物価等変動 6,478億円、事業報酬 2,265億円、予備電源確保費用 93億円、制御不能費用乖離額 15億円、追加供給力公募 3億円(東京PGのみ)、容量拠出金 ▲2億円、ブラックスタート公募費用 ▲8億円です。

どのエリアが有利になりますか。

放電コストの相対優位は、11月1日以降は北陸>中国>その他8エリアという並びになります。ただし収益は市場価格差や系統制約にも左右されるため、託送単価だけでエリアを決める判断にはなりません。

まとめ

  • 一般送配電8社が2026年8月24日、11月1日適用予定(対象期間 2026年11月〜2028年3月)の算出単価を公表した。
  • 発電側課金 基本料金は+15.1%(東京PG)〜+25.0%(北海道NW 本土)。電力量料金も全8社で上昇。
  • 充電側の高圧 基本料金はさらに大きく、九州+33.8%・北海道+31.6%・中部+29.5%。九州は電力量料金を下げる非対称。
  • 北陸は申請なしで改定なし。中国は別ルートで改定するが発電側は+0.01円/kWhにとどまる。
  • 増額の申請額は8社合計+8,844億円。物価等変動6,478億円と事業報酬2,265億円でほぼ全部。
  • 大臣承認・約款変更届出は未実施で確定単価ではない。監視委 第77回 資料5が未取得のため、査定後の承認額も未確認。

発行・監修

系統用蓄電池(BESS)に関する国内外の一次情報を毎日モニタリングし、制度・市場・安全の3領域で解説しています。
一次情報主義
官公庁・送配電事業者・市場運営機関が公表した原典のみを根拠とし、業界紙・ブログ等の二次情報は本文に採録しません。
数値は原典から
単価・金額はすべて公表資料から直接取得しています。原典で確認できない数値は推計せず、「未確認」と明示します。
訂正方針
誤りが判明した場合は本文を修正のうえ、ページ下部の更新ログに訂正内容と日付を残します。記述の差し替えを黙って行いません。

出典(一次情報)

  1. 東京電力パワーグリッド プレス別紙(2026-08-24)https://www.tepco.co.jp/pg/company/press-information/information/2026/pdf/26x3402.pdf
  2. 九州電力送配電 プレス別紙(2026-08-24)https://www.kyuden.co.jp/var/rev0/0905/7888/td_YBwP6qgn.pdf
  3. 北海道電力ネットワーク お知らせ(2026-08-24)https://www.hepco.co.jp/network/info/info2026/1253168_2078.html
  4. 東北電力ネットワーク お知らせ(2026-08-24)https://nw.tohoku-epco.co.jp/information/1248954_2390.html
  5. 中部電力パワーグリッド お知らせ(2026-08-24)https://powergrid.chuden.co.jp/news/topics/1218220_3288.html
  6. 関西電力送配電 プレスリリース(2026-08-24)https://www.kansai-td.co.jp/corporate/press-release/2026/pdf/0824_1j_01.pdf
  7. 四国電力送配電 お知らせ(2026-08-24)https://www.yonden.co.jp/nw/notice/__icsFiles/afieldfile/2026/08/24/20260824.pdf
  8. 沖縄電力 お知らせ(2026-08-24)https://www.okiden.co.jp/shared/pdf/whats_new/2026/260824.pdf
  9. 中国電力ネットワーク 託送供給等約款の変更届出(電気事業法18条5項・2026-08-24)https://www.energia.co.jp/nw/press/2026/16638.html
  10. 電力・ガス取引監視等委員会 第77回 料金制度専門会合(2026-08-24)https://www.egc.meti.go.jp/activity/emsc_electricity/0077_haifu.html
更新ログ:2026-08-28 初版公開(算出単価ベース。経産大臣の承認および託送供給等約款 変更届出の公表後に確定単価へ差し替える。監視委 第77回 資料5が未取得のため、査定後の承認額は未反映)

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GX-ETSの排出枠取引市場は2027年度秋に開設——板寄せ・約定は1日1回15:00・呼値1円 サムネイル

GX-ETSの排出枠取引市場は2027年度秋に開設
——板寄せ・約定は1日1回15:00・呼値1円

2026年8月26日の第8回 排出量取引制度小委員会(資料3・事務局案)で、GX-ETSの排出枠取引市場を2027年度秋頃に開設する方針と基本設計が示されました。GX推進機構が設置・運営します。

2026.08.28

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発電側課金が11月1日から+15〜25%——一般送配電8社が算出単価を公表 サムネイル

発電側課金が11月1日から+15〜25%
——一般送配電8社が算出単価を公表

2026年8月24日、一般送配電事業者8社が、2026年11月1日から適用予定の託送料金の算出単価をいっせいに公表しました。発電側課金(発電設備が系統に電気を流すときに払う託送料金)の基本料金は、いちばん低い東京電力パワーグリッドで+15.1%、いちばん高い北海道電力ネットワークで+25.0%です。

2026.08.28

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北海道エリアのインバランス料金単価に誤りの可能性——対象は8月24日、影響量は調査中 サムネイル

北海道エリアのインバランス料金単価に誤りの可能性
——対象は8月24日、影響量は調査中

2026年8月24日17時、北海道電力ネットワークが「インバランス料金単価の算定根拠となるデータの誤りの可能性について」を公表しました。要点は一つです。公表済みのインバランス料金単価そのものに、誤りの可能性がある。誤りの可能性がある期間として示されているのは、2026年8月24日——つまり本日ぶんです。

2026.08.24

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中国電力ネットワークが託送料金を届出——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh サムネイル

中国電力ネットワークが託送料金を届出
——2026年11月1日から、蓄電所は充電+0.34円・放電+0.01円/kWh

託送料金の改定は、この夏ずっと「審査中」の話でした。一般送配電8社が7月10日に収入の見通しの変更承認申請を出し、料金制度専門会合で審査が進んでいる——そこまでは制度の話です。

2026.08.24

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託送料金の値上げは2026年11月1日から——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め サムネイル

託送料金の値上げは2026年11月1日から
——第77回 料金制度専門会合で審査が大詰め

一般送配電8社が出した託送料金の値上げ申請そのものは、7月に本サイトでも基礎を整理しました。本記事はその続報です。申請から1か月半が経ち、審査が最終段階に入りました。

2026.08.24

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【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

【蓄電池約13.8万kWが全量落札】容量市場で「落選ゼロ」
〜なぜ応札した全電源が選ばれた?〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年8月6日、2027年度を対象とする容量市場の追加オークション結果を公表しました。約定総容量は4,578,545kW、全9エリアの約定価格は10,361円/kWです。安定電源として登録された蓄電池約13.8万kWも応札し、全量落札したと整理できます。

2026.08.18

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容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から サムネイル

容量市場2030年度の参加登録は8月3日開始 ― 事業者情報の受付は8月7日まで、応札は10月13日から

OCCTOが2026年7月30日に公表したメインオークション募集要綱(対象実需給年度2030年度)で、参加登録から約定までの日程が確定した。最初の関門は事業者情報の登録受付で、8月3日から8月7日までの5日間しかない。

2026.07.30

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容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW サムネイル

容量市場の上限価格が倍増 ― 2030年度は31,366.5円/kW、指標価格(Net CONE)は20,911円/kW

OCCTOは2026年7月30日、2026年度メインオークション(対象実需給年度2030年度)の需要曲線を決定・公表した。指標価格・上限価格はいずれも前回から+107.6%。倍増の起点はモデルプラントの基準年更新にあり、2030年度の容量収入の前提を組み替える必要がある。

2026.07.30

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EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用 サムネイル

EPRXが需給調整市場のΔkW上限価格10円への更新を告知 ― 2026年9月1日実需給分から適用

電力需給調整力取引所(EPRX)は2026年7月30日、「需給調整市場のΔkW上限価格の更新について」を公表した。第4回電力安定供給ワーキンググループ 資料6の審議結果を受けた一部商品区分の単価更新で、適用は9月1日実需給分からである。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

「容量市場に間に合わない?」〜コード取得済みでも要注意〜 蓄電池事業者が確認すべき【法人名義・参加区分・電源リスト】
〜事業者コードは最大3週間、系統コードは3〜4週間〜OCCTO資料から“参加登録の本当の落とし穴”を整理

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年7月7日、容量オークションへの参加を予定する事業者に対し、事業者コード、系統コード、クライアント証明書を早めに準備するよう注意を呼びかけました。

2026.07.30

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需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

需給調整市場の価格改定、上限価格が15円→10円で蓄電池の収益はどうなる?【2026年9月1日適用案】
〜正式公表前でも、蓄電池ビジネスの収支を「10円前提」で見直すべき理由〜

資源エネルギー庁は、2026年7月14日の「第4回 電力安定供給ワーキンググループ」で、需給調整市場の一次調整力・二次調整力①・複合商品の上限価格を、15円から10円へ引き下げる案を示しました。適用時期は、2026年9月1日実需給分からとされています。

2026.07.24

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需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける サムネイル

需給調整市場の上限価格を15円から10円へ―2026年9月1日実需給分から適用、蓄電池は値を下げても応札を続ける

電力安定供給ワーキンググループ第4回の資料6で、事務局は一次・二次①・複合商品の上限価格を現行15円/ΔkW・30分から10円へ引き下げ、2026年9月1日実需給分から適用する案を示した。前日取引化から約3か月たっても応札未達が続いていることが根拠である。

2026.07.14

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需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向 サムネイル

需給調整市場の2025年度「成績表」 ― 複合商品の総約定量は前年度比約9%減、単価は低下傾向

EPRX(電力需給調整力取引所)は2025年度の取引実績と取引監視レポートを公表した(2026年6月18日)。複合商品の総約定量は前年度比約9%減、北海道を除く平均約定単価はおおむね4円/ΔkW・30分以下で推移。明確な禁止行為は確認されなかったが、高値応札は継続監視の対象とされた。

2026.07.07

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【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!〜申請忘れでペナルティ1

【2026年7月1日改定】知らないと損する蓄電池の新ルール!
〜申請忘れでペナルティ1.5倍も…!事業者必見の7つの注意点〜

2026年6月18日、EPRX(一般社団法人 電力需給調整力取引所)は、需給調整市場の取引規程類を2026年7月1日付で改定すると発表しました。

2026.06.30

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容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW サムネイル

容量市場の外側で休止火力を維持する「予備電源」― 募集量は東100万・西68万kW、目安単価14,860円/kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年6月17日、「予備電源募集に係る基本要件(2027年度・2028年度制度適用開始向け)」を公表した。募集量は50Hz東エリア100万kW・60Hz西エリア68万kW、応札単価の目安は直近3回の容量市場メインオークション上限価格の平均14,860円/kWで、2026年8月頃に募集要綱公表・応札が始まる。対象は送電端10万kW以上の安定電源(火力)に限定され、蓄電池は対象外である。

2026.06.17

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蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

蓄電池にも追い風?需給調整市場「30分化」で複合商品の応札量30.3%増でも“足りない”理由
〜市場参加の広がるチャンスと応札不足と出力制御対応の課題〜

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月9日に第61回「需給調整市場検討小委員会」と第78回「調整力の細分化及び広域調達の技術的検討に関する作業会」の合同会議を開きました。

2026.06.16

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120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し

120万kWが蓄電池の“稼ぎ場”を変える? EPRX、東京エリアの調整力募集量を見直し
〜東京電力PGが揚水発電機の調整力を随意契約で確保、市場募集量から控除へ〜

EPRXは、東京エリアで揚水発電機を用いた随意契約が締結されたことに伴い、2026年5月26日実需給分から複合市場商品の募集量を見直すと告知した。

2026.06.04

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)落札電源一覧 ― 系統用蓄電池19件の事業者・案件・容量

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)約定結果の別紙として「落札電源一覧」を公表した。脱炭素電源28件・LNG専焼火力4件の応札事業者名・案件名・電源種・落札容量が一覧化され、脱炭素電源28件のうち19件を系統用蓄電池が占めた。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限 サムネイル

長期脱炭素電源オークション(応札年度2025年度)約定結果の詳細 ― 蓄電池落札率46%・年度別分布・セル30%制限

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は2026年5月13日、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を公表した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)、蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%。実需給年度別・発電方式別の落札容量と容量拠出金試算まで収録する公式結果資料である。

2026.05.13

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長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準 サムネイル

長期脱炭素電源オークションの応札価格監視(2025年度応札) ― 減額約4億円・取下げ約80億円と査定基準

電力・ガス取引監視等委員会は、2026年1月に広域機関が実施した長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度)について、落札候補全件(23者34電源)の応札価格を監視した結果を公表した。18者26電源に不認容項目を通知し、監視対象の当初約定総額約6,276億円/年に対し減額は約4億円/年、応札取下げ1件に伴う減額は約80億円/年である。

2026.05.13

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(二次調整力①・一次調整力・複合約定)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く サムネイル

EPRX需給調整市場 取引規程 2026年7月1日改定案 ― 本則+別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場の取引規程本則および別冊(三次調整力②・三次調整力①・二次調整力②)について、2026年7月1日改定・同日実施とする改定案(全62ページ)を公表した。取引会員資格・リソース要件・事前審査(実働試験)・入札・約定処理・アセスメント・売買手数料等、蓄電池の市場参加ルールの根幹を定める制度文書である。

2026.05.11

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容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響 サムネイル

容量市場のNet CONE見直しと「2段階シングルプライス(案A-2)」 ― ペナルティレート90時間化と蓄電池への影響

制度検討作業部会の第114回会合に『第二十五次中間とりまとめ(案)』(全50ページ)が提出された。容量市場のNet CONE(指標価格)を最新の発電コスト検証WG値(約2.05万円/kW・上限約3.1万円/kW)へ見直す方向を整理し、2026年度メインオークションでは影響緩和措置として「2段階シングルプライス(案A-2)」を採用。ペナルティレートZは30時間から90時間へ見直される。

2026.05.08

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EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

EPRX、需給調整市場の売買手数料が倍増へ
〜2026年度は0.06円/ΔkW・30分、4月1日実需給分から適用〜

ePRXは、2026年度の需給調整市場の売買手数料単価を0.06円/ΔkW・30分(税抜)に決定しました。2025年度の0.03円/ΔkW・30分(税抜)から、単価は2倍です。

2026.05.05

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長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ サムネイル

長期脱炭素電源オークション(2025年度応札)約定結果 ― 蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%、次回検討へ

資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(OCCTO)の共同事務局は、第73回容量市場の在り方等に関する検討会の資料3で、長期脱炭素電源オークション(応札年度:2025年度・第3回)の約定結果を報告した。脱炭素電源は約定総容量426.1万kW・約定総額4,748億円/年(過去3年平均)。蓄電池は応札125.1万kW・落札率46%だった。

2026.05.02

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IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性 サムネイル

IRENA『24/7 Renewables』を読む ― 太陽光・風力+蓄電池の「firm LCOE」が測るファーム化の経済性

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、変動性の太陽光・風力を蓄電池(BESS)等と組み合わせて「ファーム化」(一定の信頼度で24時間365日供給可能にする)した電力の経済性を、新指標「firm LCOE(ファーム化均等化発電原価)」で評価する報告書を公表した。95%信頼度でのコスト推移(2020〜2035年)と火力との競争力を提示する。

2026.05.01

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電取委がJEPX規程変更に異存なし 2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

電取委がJEPX規程変更に異存なし
2026年4月のスポット市場新システムで取引ルールはどう変わるか

2026-03-23、電取委(電力・ガス取引監視等委員会。電力市場を監視する国の委員会)は、JEPX(日本卸電力取引所)の業務規程変更について、経済産業大臣に「異存なし」と回答しました。JEPX側では、その後の2026-03-30改定版規程が公表されています。

2026.04.28

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世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ サムネイル

世界の蓄電池導入は108GW・前年比40%増 ― IEAが“最速成長の電源技術”と位置づけ

国際エネルギー機関(IEA)は年次報告『Global Energy Review 2026』(2026年4月公表)で、2025年に世界で108GWの蓄電池が新規導入され、前年比40%増・2021年比11倍に達したと報告した。LFPが導入の約90%、約80%が系統用(ユーティリティスケール)、中国が約60%を占める。日本の系統用蓄電池の技術選定・放電時間設計・調達戦略の前提となる一次データを読み解く。

2026.04.24

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容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に サムネイル

容量市場のNet CONE・上限価格見直し ― 影響緩和は「二段階シングルプライス」案3が有力に

資源エネルギー庁は第113回制度検討作業部会(2026年4月3日)の資料5『容量市場について』で、指標価格Net CONEと上限価格の見直しに伴う影響緩和策として案2(Net CONE超はマルチプライス併用)と案3(二段階シングルプライス)を比較し、確実な供給力確保の観点から案3が望ましいと整理した。2027年度実需給向け追加オークションの開催判断、非効率石炭火力の稼働抑制誘導措置もあわせて議論された。

2026.04.03

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北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く サムネイル

北海道で蓄電池を需給調整市場に出す前に ― 2入札方式不可・専用線受口上限、5つの参入制約を読み解く

北海道電力ネットワークは2026年3月12日付(第1版)で、北海道エリアの需給調整市場参加・余力活用契約締結にあたっての同社システム上の参入制約を公表した。単体ネガポジリソース(揚水・蓄電池)の2入札方式不可、専用線オンラインの受口数上限、20超のリスト・パターン不可、片方向のみの余力活用不可、専用線オンラインでの出力変化量指令不可 ― 蓄電池の市場参入・運用に直接効く制約が整理されている。

2026.04.01

市場・価格

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く サムネイル

起動費は“後から精算”へ ― 需給調整市場の事後精算ルールを説明資料53ページから読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場における起動費等および経済差替時の扱いに関する事後精算の説明資料(全53ページ)を2026年4月1日付で修正した。不落ブロックの起動費・最低出力までの機会費用・停止再起動費用を属地TSOと事後精算する運用ルールは2025年4月1日実需給分から適用されており、今回の修正で経済差替分の精算と精算額の公表(第19項)が新たに加わった。

2026.04.01

市場・価格

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く サムネイル

精算の前提は、この覚書 ― 起動費他事後精算に関する契約書のひな形(全13ページ)を読み解く

需給調整市場で起動費等の事後精算を希望する取引会員が、属地の送配電事業者と締結する『需給調整市場(起動費他事後精算)に関する契約書の覚書』のひな形(2026年4月1日以降版・全13ページ)をEPRXが公開している。不落ブロック・約定間不落・起動費未回収分相当額・経済差替え・等分メリット単価分など30の用語を定義し、精算対象と提出様式を規定する契約実務の一次資料である。

2026.04.01

市場・価格

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く サムネイル

ルールブック改定、402ページ ― 取引規程(需給調整市場)Ver17の新旧対照表を読み解く

電力需給調整力取引所(EPRX)は、取引規程(需給調整市場)の2026年4月1日改定(Ver17)の新旧対照表(全402ページ・本則+全6商品別冊)を公表した。第2条(定義)に起動供出機・持ち下げ供出機・起動費単価分・返還区分等を追加し、第36条(差替え)・第44条(返還情報の登録)を改定。起動費等の事後精算ルールと一体で機能する規程整備であり、需給調整市場入札の根幹規程の改定である。

2026.04.01

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米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化 サムネイル

米国で4時間電池の容量価値が下がる理由 ― FERC 2025 State of the Marketsに見る蓄電池の中心化

米国連邦エネルギー規制委員会(FERC)のスタッフ報告『2025 State of the Markets』(2026年3月公表)は、2025年に発電容量が56GW増え、系統連系キュー2,130GWの74%を太陽光・蓄電池が占める実態を示した。一方で4時間電池の容量寄与率は95%から85%へ逓減する見通しで、より長い持続時間を求める構造変化が見える。

2026.03.24

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需給調整市場×低圧系統連系蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

需給調整市場×低圧系統連系
蓄電池:2026年度の低圧リソース活用・機器個別計測と注意点

低圧小規模リソースの活用と機器個別計測の制度動向をやさしく解説・低圧の蓄電池で需給調整市場を狙うなら、まず計測の場所(受電点/機器点)が論点。

2026.03.16

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需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行) サムネイル

需給調整市場への参入手続き全図解 ― 機器個別・低圧リソース導入と機器点計量フローの新設(2026年3月14日施行)

電力需給調整力取引所(EPRX)は、需給調整市場への参入から入札・運用・精算までの全業務フローを定めた取引ガイド別紙『業務フロー』(全70ページ)を2026年3月14日に改定・施行した。機器個別・低圧リソースの導入、機器単位の計量(機器点計量)、派生パターン変更のフローが新たに整理され、より小規模・分散的な蓄電池リソースの参入の道が広がる。

2026.03.14

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需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版) サムネイル

需給調整市場5商品のスペックと時刻表 ― 全商品前日取引化・入札開始30分前倒しへ(第6版)

電力需給調整力取引所(EPRX)が2026年3月13日に公表した『需給調整市場の商品要件と取引スケジュール』第6版を解説する。一次〜三次調整力②の応動時間・継続時間・回線・最低入札量などの技術要件と、全商品前日取引化・入札開始30分前倒しに伴う取引スケジュールの改定点を、系統用蓄電池の応札商品選定の観点で整理した。

2026.03.13

市場・価格

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む サムネイル

需給調整市場への参入準備 ― 契約締結まで工事不要で約6ヶ月、専用線なら約15ヶ月の工程を読む

電力需給調整力取引所(EPRX)が公表する『(参考)事前準備が必要な内容』第10版(2026年3月13日以降適用・全15ページ)を解説する。需給調整市場への参入に必要な標準スケジュール、簡易指令システム/専用線オンラインの工事要否・工期・通信仕様・セキュリティ要件を、系統用蓄電池の参入計画の観点で整理した。

2026.03.13

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長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止 サムネイル

長期脱炭素オークション第4回 ― 蓄電池は「認定セル優先約定」へ、製造国30%制限は廃止

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料3で、長期脱炭素電源オークション第4回入札に向けた蓄電池の約定方法を提示した。経済安全保障推進法の供給確保計画の認定を受けたメーカー製セルを使うリチウムイオン蓄電池案件を優先的に約定し、第3回で導入したセル製造国30%制限ルールは適用しない方針である。

2026.03.04

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容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く サムネイル

容量市場のNet CONE見直し ― 上限価格が約3.0万円/kWへ、蓄電池の容量収入の天井が動く

資源エネルギー庁は制度検討作業部会 第112回(2026年3月4日)の資料5で、容量市場の指標価格(Net CONE)を最新の発電コスト検証WG値(2.05万円/kW、上限価格約3.0万円/kW)に見直す案と、容量拠出金負担の影響緩和措置(シングルプライス領域に上限を設定する案A-2を推奨)を議論した。目標調達量も諸元見直しで+584万kW増加する。

2026.03.04

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東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風 サムネイル

東京電力PG管内で初の再エネ出力制御を指示 ― 揚水619万kWでも余る昼、蓄電池に追い風

東京電力パワーグリッドは2026年3月1日、優先給電ルール(送配電等業務指針第174条)に基づき、管内で初めてとなる再生可能エネルギーの出力制御を指示した。好天で太陽光が高出力・需要が低い見通しとなり、火力抑制・揚水運転・域外送電でも供給過剰と判断。出力制御は同日11時から16時に実施された。

2026.03.01

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東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼 サムネイル

東京電力PG管内初の再エネ出力制御 実績速報 ― 制御量184万kW、揚水617万kW動員後もなお余った昼

東京電力パワーグリッドは、管内初となる再エネ出力制御を実施した2026年3月1日の実績速報値を公表した。再エネ出力制御量は184万kW、出力制御期間は11時から16時。揚水617万kWを動員してもなお余った昼の電気の規模を、実数で示すレポートである。

2026.03.01

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IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh サムネイル

IEA『Electricity 2026』の系統用バッテリー特集 ― 2024年63GW増設・累計124GW・コスト約150ドル/kWh

国際エネルギー機関(IEA)の年次電力市場報告『Electricity 2026 – Analysis and forecast to 2030』(全225ページ)は、予測期間を従来の3年から2026年〜2030年の5年に拡張し、グリッドとフレキシビリティを特集章に据えた。系統用バッテリーは2024年に63GWを増設して累計124GWに到達し、プロジェクトコストは約40%低下して約150ドル/kWhに。コスト低下と裏腹に、系統接続・許認可の多年度遅延と収益変動という課題も明示されている。

2026.02.19

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長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

長期脱炭素電源オークション(脱炭素オークション)とは?
“20年kW収入”の仕組みと、還付・リスクをやさしく整理

買うのはkW(出せる力)発電量(kWh)とは別モノ。将来の供給力を確保する制度。 落札=ゴールではない供給開始・要件遵守・監視対応までが事業の本番。入金は「満額」ではない支払金額 = 容量確保契約金額− (還付/控除 + ペナルティ等)

2026.01.06

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容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW サムネイル

容量市場メインオークション約定結果(2029年度)― 約定総額2兆2,094億円・全エリア指標価格超・蓄電池169万kW

電力広域的運営推進機関(OCCTO)が公表した対象実需給年度2029年度のメインオークション約定結果は、約定総容量1億6,608万kW、経過措置を踏まえた約定総額2兆2,094億円となった。市場分断により約定価格は4ブロックに分かれ、いずれも指標価格(Net CONE 10,075円/kW)を上回った。蓄電池は放電可能時間3時間以上で安定電源として参加でき、応札容量は169万kW(全方式の1.0%)である。

2026.01.02

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JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(卸電力市場)入門 スポット/時間前のしくみと系統用蓄電池(BESS)の使い方まで一気に理解

JEPX(日本卸電力取引所)の基礎を、スポットと時間前の違いから価格の決まり方、BESSの使いどころまで一気に解説。最小単位・手数料・リスクにも触れ、初導入でも判断できます。

2025.10.19

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容量市場(OCCTO)とは?BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場(OCCTO)とは?
BESSの参加条件と収益の見方を、図解でやさしく解説

容量市場は将来の供給力(kW)をオークションで前倒し確保し、約定価格は需要曲線と供給曲線の交点で決まります(エリア分断時は1.5倍上限あり)。 BESSは期待容量1,000kW以上・放電3時間以上で安定電源として参加でき、落札対価は月割(12分割)で支払われます。

2025.10.19

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初心者投資家向け・商品別に実務でわかる解説2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

初心者投資家向け・商品別に"実務でわかる"解説
2026年版 需給調整市場(EPRX)入門 【BESS向け】

このスライドでは、需給調整市場(EPRX)の基本から、各商品の詳細仕様、実務参入のポイントまで、段階的に解説します。

2025.09.21

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脱炭素社会のキーテクノロジーである「系統用蓄電池(BESS)」のビジネスに特化した専門情報メディアです。

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